ひらり あらすじ,ネタバレ第24週「ひらりのもう1つの夢」

このページは、NHK朝ドラ「ひらり」第24週のネタバレ,あらすじを会話方式(吹き出し形式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第23週のあらすじで、銀次(石倉三郎)と芳美(吉宮君子)が婚約。ひらり(石田ひかり)が栄養士の専門学校に合格、みのり(鍵本景子)は小林(橋本潤)と結婚を決めました。

 

ひらり第24週のあらすじは、みのり(鍵本景子)が小林(橋本潤)に決めたことを誰も信じてくれないところからはじまります。第24週のタイトルは「ひらりのもう1つの夢」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第24週

みのりが小林と結婚を決めたことに対して、家族は誰も本気にしませんでした。小林のことをのろけるみのりを見て、疑わしい目で見ていました。

ひらり
親の離婚を止めるために、結婚するわけじゃないよね。
小三郎
まあ、あながちないわけでもないかもしれないな。挙式が終わるまでは、親も動けないからな。

金太郎(花沢徳衛)と銀次(石倉三郎)も、みのりの結婚を信じなかった。

銀次
みのり、あんまり小林先生と結婚するって叫ばない方がいいよ。
金太郎
そうだな。揺れがしっかり治まってから、表に飛び出さなねえとな。
みのり
おじいちゃん、私は地震じゃないよ。

みのりは、誰も信じてくれないことに落ち込んで家に帰りました。

みのり
もう、誰も信じてくれないんだから。
ひらり
それも普通じゃないっすか。

ひらりも冷たくあしらいます。

みのり
私って、本当に幸うすよね。普通なら、家族は大喜びしてくれるはずなのに。いいわ。これからは、雅人さんだけ信じて生きていくわ。
ひらり
誰?雅人さんって?
みのり
みんな小林先生の名前さえ知らないのよね。幸うすい彼。
ひらり
けど、お姉ちゃんなんで急に小林先生になったわけ?昨日まで、2人と別れて転職するって言ってたのに。
みのり
うん。竜太先生がね、私のことをどぶ川って言ったの。ゴミやらなにやらが浮かび上がって流れなくなった川。それで、2人でゴミを一緒に取り除こうって。
ひらり
正しい。
みのり
雅人さんは、ゴミは取り除かなくていいから、どぶ川のままでええって。俺も一緒にどぶ川にはまるって。その言葉で、雅人さんがいいってはっきりと思った。
ひらり
その言葉で?
みのり
私、ずっと悩んでた。入社2年目ぐらいから、毎日考えてた。このままでいいのかなって。ずっと悩んでたから、たった一言でパあッと目の前が開けたんだと思う。いい加減に悩んでたら、雅人さんの良さに気づかなかったと思う。
ひらり
そっか。お姉ちゃん、私信じた。

そういって、ひらりはにっこりとしました。今度こそ、みのりは大丈夫。ひらりはそう確信しました。

それからほどなくして、再び梅若夫妻に仲人をお願いして小林家と藪沢家は正式に結納を行いました。あとは6月の結婚式を待つだけでした。

 

そんなある日、小三郎(島田正吾)はロンドン行きの話を家族にします。

小三郎
4月上旬から、後輩の家の世話になろうと思う。飛行機のチケットも手配した。店は、ゆき子さんに任せる。僕が安心してロンドンに住めるように夫婦仲良くしてくれ。

しかし、ゆき子は言いにくそうに切り出します。

ゆき子
私たち、1人で暮らした方がいいと思うの。マンションもそのままだし、私はあっちに住みます。
洋一
どうぞ。お好きなように。

小三郎のロンドン行きでは、2人を止めることはできませんでした。

 

一方、竜太が両国診療所を去る日が近づいていました。

梅響
竜太先生もいなくなるのか・・・

梅響(松田勝)は寂しそうに言います。

梅響
先生、俺、必ず幕内でとりますから。怪我さえなければ、天皇杯を必ず持ち帰れると思っています。
竜太
おお。
ひらり
私だって夢がある。竜太先生と結婚する。
梅響
ええ?
竜太
冗談だよ、冗談。
梅響
ええ。信じてません。
ひらり
これだ。本気だよ。それで、夫婦で医療と栄養のサポートするの。一番の夢は、全階級梅若部屋で制覇すること。序の口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内の全部を梅若部屋の力士が優勝するの。
竜太
いいねえ。
梅響
でかすぎる夢だけど、いつかできないことはないかもしれない。

ひらりは、竜太先生のお嫁さんになれなくても小三郎のようにいつになっても夢をもって生きていきたいと思っていました。

しかし、その夢の一つはあっけなく消えてしまいました。梅響が自転車で買い物に出かけた時に、子どもをよけて自転車でこけたのです。

 

誰もが大したことないと思っていました。梅響自身もどうってことないと感じていました。ただ、念のため両国診療所で見てもらいます。すると、そのまま大学病院で入院になりました。

竜太の診断は、左足首靭帯断裂でした。梅響は、力士として再起は不可能な怪我でした。梅響(松田勝)の大学病院での精密検査の結果を竜太(渡辺いっけい)が梅若親方(伊東四朗)に伝えます。

竜太
教授の診断の結論を申し上げます。梅響は、第二の人生を考えた方がいいとのことでした。私も、同じ意見です。スタッフは最善の治療を行いましたが、梅響は元々足首に怪我を抱えていました。じん帯を切って再起する力士はたくさんいますが、梅響の場合は致命傷です。

梅若親方は竜太の説明を聞いても、しばらく言葉を発することができませんでした。

梅若親方
力を尽くしていただき、ありがとうございました。本人には、もう
竜太
いえ、誰にも話していません。
梅若親方
わかりました。本人と明子には私から伝えます。

竜太は、両国診療所を小林(橋本潤)と交代して大学病院に向かいました。

 

竜太が大学病院に到着すると、梅響の部屋にひらり(石田ひかり)とすみれ(阿知波悟美)が来ていました。すみれは、娘の藍も連れてきていました。

小川すみれ
いろいろお世話かけてすみませんでした。
ひらり
すみれさん。奥さんみたい。
小川すみれ
なに言ってんの。13も年上なんだから、これぐらいの挨拶できないと。どう?痛む?あ・・・痛みますか?
梅響
うん。心臓と同じでドンドンって。

ひらりは、さっきまで痛いなんて一言も言っていなかった梅響の違い様にあきれます。廊下にでたひらりは、竜太に言います。

ひらり
痛いだって、すみれさんに甘えてる。
竜太
ひらりちゃん、梅響もう力士辞めるんだ。
ひらり
え?
竜太
もともと故障を抱えていた足首のじん帯が切れてた。近く、親方から本人に言い渡す予定だ。どうにも手の施しようがなかったんだ。
ひらり
竜太先生わかってる?梅響、十両にあがって1場所もとってないのよ。何度もケガから立ち上がって、まげ切れっていうの。
竜太
気持ちはわかるけど、無理だ。
ひらり
竜太先生、十両の大きさ全然わかってない。十両ってすごいことなのよ。若い力士に聞けば、みんな目標は十両って言うのよ。引退していく横綱や大関に聞いても、十両にあがった時が一番うれしかったっていうぐらい。なのに、梅響に十両の土俵に1回も上がれずにやめろっていうの?
竜太
俺だって辛いよ。
ひらり
医者だったら、治す方法考えてよ。
竜太
今度という今度は無理だ。出ても相撲にならない。十両に上がったけど、土俵に上がれなかった幻の関取って伝えられた方がずっといい。

ひらりは、膝をくずして号泣します。

 

梅響の廃業は、銀次(石倉三郎)の結婚式の後に伝えられることになりました。結婚式には、梅響も参加できるように外泊の許可をとりました。

梅響
俺、安心しました。ちょっと自転車で転んだだけで入院でしょ。ひどい怪我なのかなって疑っていたんです。
小川すみれ
この人、いつだって悪い方に考えるんです。

すみれは、まるで古女房のように答えました。竜太とひらりは、苦笑いするしかできませんでした。

梅響
こんなに簡単に外泊許可がでるんだから、ほっとしました。

廊下にでたひらりは、竜太に言いました。

ひらり
今日だけは忘れようね。銀ちゃんの日だもんね。
竜太
ああ。

銀次と芳美(吉宮君子)は、牛嶋神社で結婚式を行いました。紋付袴の銀次と白無垢の芳美をみんなでお祝いします。

披露宴は、梅若部屋で行いました。秋田からかけつけた、みつ子(奈美悦子)は号泣します。

ゆき子
いつも銀次と喧嘩ばっかりしているアンタが一番泣いてるわね。
みつ子
あんな馬鹿に、あんないい子が嫁にきてくれることに感動しているのよ。

その日は、めでたく楽しい1日をみんなで過ごしました。

 

梅響(松田勝)の廃業を言い渡す日がやってきました。梅若親方が伝えたことで、梅響は病室で泣きました。同じ梅若部屋の力士たちは稽古場で泣きました。そして、一番泣いたのは梅若親方でした。

あまりの泣き声に明子(池内淳子)とひらりももらい泣きしてしまいます。

 

梅若親方が梅響(に髷を切るように伝えてから数日がたちました。梅響が廃業することを知ってから、すみれ’(阿知波悟美)は病院に顔をださなくなりました。

ひらりは、そのことを心配します。そのため、ひらりはどじょう屋にすみれを呼び出しました。

ひらり
すみれさん。差し出がましいことですが、梅響が寂しがっています。
すみれ
軽蔑してもいいわよ。彼のこと本当に好きだった。けど、廃業するとは思わなかった。
ひらり
有名力士になれると思ったから好きだったの?

すみれのこの言葉に答えませんでした。

ひらり
ごめんなさい。
すみれ
有名力士になんてならなくてよかった。私だって、こんなこと言うの嫌よ。けど、子ども抱えて家賃払うので一杯なのよ。いくら好きでも彼のことまで抱えられないのよ。
ひらり
当然だと思います。
すみれ
仕事が見つかっても、何も経験ないんだもの。給料もいくらにもならないでしょ。こんなに好きなのに・・・でも、暮らせないのよ。

すみれは、そういって涙を拭きました。ひらりは、すみれの涙をみて梅響に何かできないか考えました。梅響が新しい人生に踏み出せるように、なにかしてあげたい。

ひらりは、梅若親方にお願いしに行きました。ひらり第24週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第25週のネタバレ,あらすじにつづく



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