NHKの朝ドラちゅらさん。その第4話は「死ぬのは怖い?」です。ちゅらさん第3話の終わりに、静子が怒ってやめてというところで終わりました。ちゅらさんの第4話は、その続きからスタートします。
静子「やめて。そういうの。そんな馬鹿なわけないでしょ。そしたら世界中の人がみんなきてるわよ。そしたら治るわけ。そんなバカみたいなこと言わないで。二度と言わないで。」
そう言って、泣きながら席をたつ静子。
伸生「申し訳ありませんでした。」
そういって、父親の伸生も席をたちます。
和也と文也も席をたとうとすると・・・
恵文(堺正章)「お父さんに任せておこうね。」
おばあ(平良とみ)「さあ、もっと食べようね。」
泣いている静子。
伸生「どうした?和也に笑われるぞ」
そう言って静子を抱きしめる伸生。
伸生「でもびっくりしたよ。和也があんなに元気そうになっているなんて。本当にあの恵里ちゃんが言うように治ってくれないかなあ。」
そして、寝れずに落ち込む恵里。
勝子(田中好子)「起きてた?あのね。恵里。あなたや恵達には言わないでくれって言われてたのだけど。」
恵里「なに?」
勝子「和也君がなんで小浜に来たかっていうこと。」
恵里「うそでしょ?うそ。」
勝子「うそじゃないよ。恵里」
恵里「だって、だって。」
恵里は和也君が死んだりするはずがないと思っていました。翌朝。
静子「おはようございます。夕べはどうもすいませんでした。」
勝子「さあ、こちらへどうぞ。」
そう言って、食卓を囲みます。そして、和也と文也のお父さんは仕事があるので東京に戻っていきました。
子どもたちと、おばあでお墓参りに行きます。
和也「大きいねえ。」
おばあ「そうさ。沖縄のお墓はみんな大きいさ。それに、一番いい場所にあるさ。」
文也「東京と違うね。」
そうして、準備をしているおばあに・・・
和也「おばあ、おばあは死ぬの怖い?」
おばあ「おばあは怖くないよ。」
和也「本当に?」
おばあ「本当よ。死んだ人の魂は、生きている人のすぐそばにいるよ。別に遠くにいくわけではないし、だからおばあはちっともこわくないさ。和也君はこわいね?」
和也「僕だってこわくない。」
おばあ「そお。恵里、文也くんとあそこの花つんできて。」
そう言って、和也と2人になるおばあ。
おばあ「嘘はいけないね。お墓の前で。死ぬのを怖くないっていうのは、おじいやおばあだけが言っていいことさ。あんたのとしでそんなこと思ってはいけないよ。わかるね?」
和也「はい。怖い。死ぬのめちゃくちゃ怖い。」
おばあ「それでいいさ。」
和也「死ぬってどういうこと?おばあ?」
おばあ「おばあもわからんね。でも、人間はきっと死んでからの方が長いかもしれないね。」
花を摘んでいる恵里をよそに、どこか遠くを見ている文也。
恵里「文也君」
文也「うん?」
恵里が笑わそうと変な顔をしています。
文也「やめろよ。ばか。ブス。」
恵里「今、なんて言ったね?」
文也「だって、ブスじゃんかよ。」
恵里「小浜で一番のキレイって言われてるんだよ。」
文也「500人もいないし、おばあばっかしじゃねえかよ。」
恵里「言ったねえ。でも確かにそうか。東京にはかわいい子たくさんいるの?」
文也「そうでもないよ。」
恵里「ふ~ん。」
食卓を囲んでいる上村家と古波蔵家で話をしています。
勝子「無人島ってかやま島のことね?」
恵里「うん。ねっ。」
和也「うん。」
恵文「長らくいってないね。あそこも。」
和也「いいでしょ。お母さん。」
静子「う~ん。でもねえ。」
勝子「大丈夫なの?和也君」
和也「大丈夫です。ねえお母さん。」
文也「お母さんも行かなきゃだめだよ。」
恵達「僕も行く。」
恵里「低学年はどうかね?」
恵達「やだ。絶対いく。」
恵文「じゃあ、いくかね。みんなで。」
恵里「やったあ」
そういって、無人島に行く恵里たち。
ちゅらさん第4話のあらすじはここまでです。ちゅらさん第5話のあらすじにつづく。
ちゅらさん第4話の感想
今回は、静子さんが取り乱すところがありましたがその他は、緊迫した感じはありませんでした。でも、この年齢で死ぬことを考えるっていうのは、正直重たいですよね。生きること。死ぬこと。
おばあの言葉にそのすべてが詰まっているかもしれません。私も、少なからず、死について考えさせられました。
第5話では、みんなで無人島に行くことになります。いい思い出になればいいのですが、はたしてどうなるのでしょうか?注目です。
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