ひらり第108話あらすじ「ゆき子が質屋?」感想

このページは、NHK朝ドラ「ひらり」第108話のネタバレ,あらすじを吹き出し(会話形式)でわかりやすくお伝えします。

ひらり第107話のあらすじで、梅響(松田勝)の怪我を共有したひらり(石田ひかり)と竜太(渡辺いっけい)が接近していました。

 

ひらり第108話のあらすじは、ゆき子(伊東ゆかり)が自伝を書こうと洋一(伊武雅刀)に話した後からはじまります。ひらり第108話のタイトルは「ゆき子が質屋?」です。

ひらり第108話あらすじ

ひらり(石田ひかり)が帰ってきたあと、小三郎(島田正吾)とゆき子(伊東ゆかり)の自伝の話をしました。

小三郎
お前、お母さんが自伝を書くって話知ってるか?
ひらり
全然。なんでまた自伝?

ひらりは、それを聞いてあきれました。

小三郎
現在の生活の中に、何か刺激が欲しいんだよ。
ひらり
そんなもん見つかるでしょ。
小三郎
いやあ、焦るけど見つからない。それで毎日がむなしい。
ひらり
自分史、書いておさまるならいいんじゃない?
小三郎
それは、おそらく無理だ。書き終わったら、また何かしたくなる。もっと、根本的に何か解決しないとダメなんだ。そこで、僕に名案があるんだ。
ひらり
名案?

その後、小三郎の申し出にゆき子は喜んで質屋修業をすることになりました。

小三郎
実は、いろいろ考えたんだけど藪沢質店の7代目を継いでくれんか。僕が入院中、ゆき子さんは本当によくやってくれた。僕にはどうしても、ゆき子さんが必要だということがわかった。やる気があるなら、一つ僕に鍛えさせてくれないか。
ゆき子
はい。やらせてください。
小三郎
じゃあ、さっそく明日から特訓だ。
ゆき子
はい。

ゆき子は、必要とされたことがずっとなかった。ゆき子の中に、闘志がわいてきました。ゆき子の目は、輝いていました。

銀次(石倉三郎)がその話を金太郎(花沢徳衛)にします。

銀次
姉ちゃんがよ、帳場に座ってあっちのじいちゃんから色々習ってたよ。
金太郎
なんだって?
銀次
習い方が真剣でな。あれは、俺が思うには姉ちゃんのこと質屋の跡取りにするつもりだな。
金太郎
銀次、ついて来い。

そういって、2人は深川家に行きこっそりのぞきました。

金太郎
銀次、お前の言うとおりだ。この店を継がせる気だ

そして、中に入りました。

ゆき子
お父ちゃん。
金太郎
ゆき子、お前この質屋の後を継ぐ気にでもなったのか。
ゆき子
ええ。お義父さんに習って。
小三郎
金太郎さんに申します。ご挨拶が遅れましたことを深くお詫びいたします。つきましては、ゆき子さんとゆき子さんのお義父さんが話して7代目をゆき子さんが継ぐ方向でやっていくことになりまして、今後ともよろしくお願いいたします。
金太郎
この店つぶすのが惜しくなって、人の娘を丸め込んだって話か。
ゆき子
お父ちゃん、私がやりたいって言ったの。
金太郎
俺は、人の娘に後を継がせるってのが胸くそ悪いんだよ。
小三郎
当然です。
金太郎
銀次、帰るぞ。

深川家に戻った金太郎は言います。

金太郎
銀次、俺は悔しいよ。
銀次
言いってことよ。それだけ姉ちゃんが大事にされてるってことなんだから。
金太郎
銀次、俺はつくづく孤独だ。藪沢みのり、藪沢ひらり2人とも小三郎と同じ苗字だ。銀次、お前も早いとこ芳美ちゃんと深川のガキを作ってくれよ。

一方、芳美(吉宮君子)はみのり(鍵本景子)から金太郎が温泉旅行でいないことを聞きます。

芳美
強硬手段にでるなら今夜しかないわ。

そういって、芳美は会社を早退していきました。

 

みのりが家に帰ると、ひらりがチョコレートを作っていました。

みのり
何してるの?
ひらり
チョコレート。手作りよ手作り。ハート型にして、名前も入れるんだ。
みのり
ふ~ん。竜太先生にあげるんだ。私は関係ありませんけど。
ひらり
違うよ、力士たち全員と親方にもあげるの。
みのり
竜太先生にあげないの?
ひらり
あげるよ。
みのり
しかし、あんたってすごいね。私が婚約したらすぐ付き合うもんね。普通、ちょっとは間をおくもんよ。
ひらり
付き合ってなんかないよ。子どもにしかみられてないもん。
みのり
日頃、台所にたったことがない人が手作りってくるもんね。竜太先生も少しはまいるってところね。
ひらり
そんなんじゃないよ。毎日、朝稽古きてくれるから、そのお礼ってところ。
みのり
毎日朝稽古来てくれるんだ。
ひらり
別に私のこと好きって来てるわけじゃないのよ。
みのり
じゃあなによ。
ひらり
秘密。
みのり
早く作ってくれないかな。私も作りたいから。

ひらり第108話のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第109話のネタバレ,あらすじにつづく



ひらり第108話の感想

ひらり第108話のあらすじでは、小三郎がゆき子に質屋の跡継ぎをお願いするというのがメインストーリーでした。

しかし、小三郎はよく見抜いていますよね。ゆき子が自伝を書いたところで、またむなしい気持ちになるということが。

 

ゆき子とみのりって本当によく似てて、モラトリアムを形成している大学生みたいなところがあると思います。

自分は本当にこれでいいのか。誰かの役に立ってるのか。このままでいいのか。いつも不安な状態といいますか・・・尾崎豊さんのような心の叫びと言えばいいでしょうか。

 

学生や10代でもない、ゆき子やみのりがそんな状態だから驚きです。ただ、小三郎が考えたように何か役割を与えないと根本的解決にならない。

だから、質屋の後継ぐっていうのは、うまくいきそうな予感です。しかし、金太郎は面白かったです。らしいと言えばらしいですが。。。

 

本当は、金太郎もゆき子がやりたいって言うなら、質屋も喜んでいるはずです。あと銀次にたいする気持ちも本気ですね。

芳美が銀次のところに押しかけてどうなるのか。そこは、ちょっと楽しみなところです。ひらり第108話の感想はここまで。ひらり第109話の感想につづく



あなたにおススメのページ

ひらり第109話のネタバレ,あらすじ
ひらり第19週のネタバレ,あらすじ
らんまん公式ブックはコチラ
ひらり あらすじ,ネタバレキャストまとめ