このページは、朝ドラ「ひよっこ」の106話のあらすじと感想についてお伝えしていきます。ひよっこの第106話のタイトルは「美代子VS世津子」です。
ひよっこの105話のあらすじと感想で、美代子(木村佳乃)がみね子(有村架純)と一緒に川本世津子(菅野美穂)の家に到着しました。
その続きとなるひよっこ第106話のあらすじと感想をお伝えしていきます。まずは、あらすじからみていきながら、その続きとして後半に感想を書いていきたいと思います。
ひよっこ106話のあらすじ
丁重に挨拶する世津子に美代子はお礼を言い、部屋の中に入っていきました。美代子が思い詰めた顔をしていたので大丈夫と声をかけるみね子。
そして、実(沢村一樹)に会ってわかりませんかと美代子は聞きます。しかし、実は申し訳ございません。ごめんなさい。と何度も謝ります。
世津子が4人掛けの席に案内し、話をはじめます。美代子は、座って服の綻びを見つけてそれが気になって仕方ない様子でした。その気持ちがわかるみね子も悲しい気持ちになります。
美代子は、世津子にお礼をまず言います。そして、今日は夫を引き取りに来たといいます。美代子は、どうしてもわからないことは病院や警察にどうして届け出なかったのか。
家族がどんな思いで生きてきたかわかりますか。そういって家族写真を見せて涙ながらに世津子に訴えかけます。みね子は、父のかわりに家族に仕送りするために東京にきました。
みね子がどんな気持ちで仕事をしていたかわかりますか。どうして・・・そういって訴えかけると、世津子が出て行ってほしくなかった。そうしなければいけないと思っていた。
しかし、実と一緒にいるのが楽しかった。実がここに来た日から初めて早く家に帰ろうと思ったのだというのです。でも許されることではない。みね子と偶然出会ったのもそういうことだと思う。
そういって、今日まで本当に申し訳ございませんでした。と頭を下げる世津子。美代子は、わかりました。ありがとうございました。と頭を下げ実に帰るようにいったのです。
実は、世津子にもう少し話をというのですが・・・世津子は涙ながらに実にさようならと別れを告げるのでした。美代子、みね子、実は3人で並んで帰ります。
しかし、微妙な距離があり3人で話をすることはありませんでした。ひよっこ106話のあらすじはここまで。ひよっこ107話のあらすじにつづく。
ひよっこ106話の感想
ひよっこ106話のあらすじは、すごく複雑な気持ちになりました。みね子、美代子と帰るのは正しい選択なのかもしれませんが、そこに実の気持ちはありません。
記憶と取り戻してやがて、うまくいくのかもしれませんが・・・現状では、実はただただ戸惑っているだけの状況です。それを連れて帰っていいのかな?
そんなことを個人的には思いました。もちろん、川本世津子が警察や病院に連れていかなかったことについては、美代子が言うように「どうして?」って気持ちになります。
でも・・・実をいきなり連れて帰るって以外に選択肢はなかったのかな?なんて思ったりしました。もちろん、正しいあるべき姿っていうのはそうなんでしょうけど・・・。
今回の美代子と世津子の話を聞いていて、世津子えらいな。すごいなって思ったことが2つありました。一つは、なぜ警察や病院に言わなかったのかという問いに私が一緒にいたかったから。
そう正直に答えたからです。実がどうしても行きたくないと言ったことを理由にしてもよかったはずです。しかし、世津子はそうしなかった。これはなかなかできそうでできないと思います。
美代子にいくら怒りをかっても、それでも本当のことを言う。ここは人間としてすごいなって思うところでした。そして、もう一つは戸惑う実が世津子と話しをしたがっていたところそれをぴしゃりと断ったところ。
これは、すごいなって思いました。川本世津子は実のことが現在も好き。だけど、実に二度と会うことはない。さようなら。ときっぱり言えるところがすごいなって思いました。
もちろん、警察や病院に連れていかなかったことはどうなの?ってところもありますが、それでも実がいた場所が世津子のところでよかったな。そんなことを私は感じました。
川本世津子は、女優としてではなく人間としてすごく大きな人物だなって思いました。ひよっこ106話の感想はここまで。ひよっこ107話の感想につづく。