NHKの朝ドラちゅらさん。そのちゅらさん第8話のタイトルは「ゴーヤマン」です。ちゅらさん第7話のあらすじの終わりに古波蔵家に戻ってきた恵尚(ゴリ)。ちゅらさん第8話のあらすじは、その続きからスタートです。
恵尚「ハイサイ。古波蔵家の諸君。元気だったかな?」
勝子(田中好子)「恵尚」
行方のわからなかった恵尚が2年ぶりに古波蔵家に帰ってきました。
恵尚「なんね。なんね。どうしたの?お化けでもみるような顔してさ。」
恵文(堺正章)「お帰り。」
恵尚「うん。ただいま。」
勝子「お腹すいてる?」
恵尚「ああ、さっきフランス料理食べたからね。フルコースってやつさ。」
そう言いながら、お腹がなります。
勝子「待ってなさい。」
恵尚「あい。懐かしい。沖縄の庶民料理だね。」
おばあ「庶民で悪かったね。」
そう言って、お皿をとりあげるおばあ。
恵尚「いやいやいいの、いいの気にしない。」
恵里(国仲涼子)「兄ぃ兄ぃ何やってんのいま?」
恵尚「俺か?俺は、コザの方でな手広くビジネスを手掛ける人にな、どうしても君のビジネスセンスが必要だから手伝ってくれって言われて、それで手伝っているわけさ。」
恵達(山田孝之)「全然わかんない。」
勝子「はい。お待ちどうさん。」
恵尚「サンキュー、サンキュー」
恵文「飲むか?恵尚?」
恵尚「はい。いただきます。」
おばあ「恵尚、心入れ替えて戻ってきたか?」
飲んでいるお酒を吹きだす恵尚。
恵尚「おばあ、心入れ替えてって、俺は別に犯罪者じゃないんだよ。」
恵文「そうだよ。おばあ」
恵尚「そう言えば、恵里。しばらく見ないうちに随分色っぽく・・・なってないね。」
恵達「兄ぃ兄ぃグ~。」
恵里「なんねもう。」
恵尚「高校生活は、青春をエンジョイしとるか?」
恵里「うん。野球部のマネージャーしてる。目指せ甲子園さあ。」
恵達「だから、無理だって。」
恵里「うるさいなあ。」
恵尚「わからんさ。やってみなければ。」
恵里「そうだよね。」
恵尚「うん。そうさ。」
恵達「わかるって。やってみなくても。」
恵文「まあまあ。我が家の長男の久々のご帰還をお祝いして歌いますかね。」
恵尚「待ってました。」
恵文「はい。はい。」
三線と口笛♪私があなたに惚れたのは♪と恵文が歌ってます。
恵里「恵達?ずっといるのかな?兄ぃ兄ぃは?」
恵達「どうかね?」
恵里「いればいいのにね。」
恵尚「酒弱くなったね。おやじさんも。」
勝子「でも今日は良く飲んだね。お父さん嬉しかったのよ。酒の相手いないからね。うちにはさ。」
恵尚「そっか。」
勝子「恵尚、なんか困ったことでもあるの?」
恵尚「ないよ。そんなもん。何言ってるの?」
勝子「だったらいいんだけど。お金ならないようちには。」
恵尚「だからそんなの違うって。」
勝子「ならいいんだけど。」
恵尚「久しぶりにみんなの顔見に帰ってきただけさ。」
勝子「そう。」
恵尚「うん。でもうちはいいね。」
おばあ「ずっといればいいさ。お前のうちなんだから。」
勝子「そうよ。」
恵尚「俺は人生の旅人だからね。」
おばあ「ばかたれ。」
そう言って、頭を叩くおばあ。
恵尚「痛いよ。おばあ。ずっと、いようかね。」
市場で働く勝子を手伝う恵尚。
勝子「どうしたの?気持ち悪いさ。」そう言って嬉しそうな勝子。
恵尚「人がせっかく手伝っているのに、気持ち悪いはないんじゃない?」
勝子「でもさ。」
恵尚「この仕事っていくらぐらいになるの?」
勝子「たいしたことないね。ひと月で5万から6万ぐらいかな。家賃払ったら小遣いも残らないさ。」
恵尚「生活していくのって大変だね。おやじさんもあまり稼ぎよくなさそうだし。」
勝子「まあね。」
お土産売り場で、旅行にきている女性たちがゴーヤーを見てかわいいねと言って笑っています。
恵尚「かわいいか?これがわからんね。大和の人間の感覚が・・・」
そう言って何かを思いつきます。
そして、高校時代の同級生の正一のところに会いにいきます。ちょっと、正一に教えてもらいたいことがあると言っています。なんとも怪しい感じです。一方、恵里の学校の那覇北では、甲子園に向けた1回戦が始まります。相手は名門校です。そして、その日の恵里の学校は強豪チームに勝ってしまいます。その強豪チームは、合宿でお腹を壊し野球ができる状況じゃなかったのです。そして、家に帰って食事をしています。
恵里「すごかったんだよ。」
恵文「見に行けばよかったねえ」
恵達「まぐれだって。」
おばあ「腹の具合でも悪かったかね。相手は。」
恵里「おばあ」
勝子「でも良かったね。恵里」
恵里「2回戦もこの調子さ。あれ?兄ぃ兄ぃは?」
勝子「さあ・・・」
おばあ「出かけてくるって言ってたさ。帰ってくるさ。ホラはついても嘘はつかない子だからね。」
恵達「一緒だって。」
恵尚「みんないるね。」
恵文「おう。お帰り。」
恵尚「おう。みんないる、みんないる。」
勝子「何?」
恵尚「私、古波蔵恵尚、皆さんにおりいってお話がございます」
恵里「なに?」
おばあ「金ならないよ。」
恵文「おばあ」
勝子「何よ。」
恵尚「私、いろいろ考えました。日本国民が好景気で盛り上がってるというのに、わが古波蔵家の経済状況はあまりよろしくない。その状況をなんとか打破する方法はないものかと」
恵文「ほう。」
恵尚「もちろん、コツコツと地道に働くことは大切なことではありますが、これからの世の中を制するものは何か?」
恵文「何?」
恵尚「それは、アイデアであります。」
恵達「なんね。アイデアって。」
恵尚「それさ、いいね。沖縄は、観光が主な収入源さ。観光客の数もどんどん増えて、今年は、なんと300万人を突破するともいわれてるわけさ。」
恵里「へえ~。」
恵尚「でだ、沖縄にあるものは、本土にあるものとはどこか違っている。だからみな、お土産をたくさん買う。でもだこの土産物にどうもインパクトがない。沖縄を代表するものがない」
恵達「そうか?」
恵尚「でだ、私、よくよく考えました。日本国民みんなに愛されるお土産はなにか?しかも、これからの世のなか、若者に愛させる物でなくてはならい。本土の女子高生がみて可愛い、あれ欲しいと思うような物じゃなきゃダメだ。」
恵里「何それえ~。そんな物あるの?」
恵尚「ある。それは、あれです。」
そう言ってそとのゴーヤーを指さします。
おばあ「あ~ヤシの木な?」
恵尚「おばあ違う。手前。」
おばあ「ゴーヤーな?」
恵尚「うん。」
恵里「なんだ」
恵達「ゴーヤーチップスなら売ってるよ。」
恵尚「弟よ。そんなもんじゃない。私が、この度企画、制作、販売を決意したのはゴーヤマンさ!どうね。」
そう言って、紙に書いたゴーヤマンを見せます。
恵達「おばあ、これうまいね。」
おばあ「そうね。たくさん食べなさい。」
恵尚「は?」
勝子「何を言い出すかと思ったら、早く座ってご飯食べなさい。」
恵尚「あれ?」
恵里「それ、結構かわいいかもしれないね。」
恵尚「だろ?だろ?」
恵達「おいおい。」
恵文「恵尚・・・。」
恵尚「はい。」
恵文「その話・・・乗った。」
恵尚「おやじい。」
恵里「いえい。ゴーヤマンで一儲けさ。」
恵尚「大金モチさ。」
恵里「それもっと近くでみせて。」
恵文「こっち、こっち。」
恵尚「ヒット商品間違いなしだぜ。」
恵里「よかったね。兄ぃ兄ぃ。」
ちゅらさん第8話のあらすじはここまでです。ちゅらさん第9話のあらすじにつづく。第8話は、恵尚が古波蔵家に帰ってくる回でした。そして、お土産売り場の様子を見て考えたゴーヤマンを古波蔵家でアイデアを披露します。
その案に、恵文と恵里はのりのりです。勝子と恵達は明らかに乗り気出ない様子です。おばあはどうなのか?その辺りが、第9話のポイントになりそうです。しかし、お金がないのに、どうやって作るのでしょうか?興味がわくところです。
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