NHKの朝ドラちゅらさん。その第12話は「夢と散った甲子園」です。ちゅらさん第11話のあらすじで、決勝まで言った恵里(国仲涼子)の学校、那覇北高校です。
ちゅらさん第12話では、決勝戦が行われました。そこからスタートです。決勝戦は、雨で順延になります。をのため、野球部は体育館で練習しています。
るみこ(前原絵理)「恵里、ゴーヤマンさ親戚に5つ頂戴。」
恵里「ありがとう。」
るみこ「甲子園に行ったらさ、応援席にでっかくゴーヤマンって書いて宣伝すればいいさ。テレビにも映るよ」
恵里「それいいかもね。はい。」
るみこ「ん?6つあるよ?」
恵里「1個はおまけ」
るみこ「サンキュー。」
体育館で練習のかけ声が聞こえます。
恵里「みんな気合入ってるねえ。」
るみこ「うん!」
一方、恵達(山田孝之)は今日もライブハウスに行きます。ロックを聴く恵達。その視線の先には、もちろん恵達の好きな金城ゆかり(ベッキー)がいます。
ゆかり「あれ?古波蔵恵達じゃない?どうしたの?」
恵達「どうしたって、あっ偶然だね。」
ゆかり「えっ?よく来るの?」
恵達「よくってほどじゃないけどさ・・・まあたまに」
ゆかり「へえ~そっか。」
恵達「うん。そう。あっ金城は?」
ゆかり「うん。時々ね。好き?」
恵達「えっ?」
自分のことかと思ってびっくりする恵達。
ゆかり「ロック」
恵達「結構好きかな。」
ゆかり「へえ・・・でも意外。恵達がこんなところに一人でいるなんてさ。」
恵達「そうか?」
ゆかり「そんなふうに見えないし学校じゃ。」
恵達「どんな風に見えるんだよ」
ゆかり「なんか現実的でさ、面白味の全然ない男って感じ。でも、ちょっと見直した。」
恵達「そっか。それはどうも」
ゆかり「何その黄色いの?」
ゴーヤマンの黄色いヘルメットのことについて聞かれます。
恵達「えっと、これはあの~、バイトの帰りで・・・」
ゆかり「そうなんだ。ねえ、自分ではやらないの?ギターとか?」
恵達「今のところは聞くほう中心だけどね。でも、前はちょっとやってたことあってさ。でも、また始めようと思ってるわけさ。」
ゆかり「本当に?そしたら聞かせて。」
そう言って恵達の肩をもつゆかり。
恵達「おう。」
さあ、いよいよ野球の決勝戦です。
恵尚(ゴリ)はゴーヤマンの衣装でばっちり決めています。緑色で気持ち悪い。
おばあ(平良とみ)「おばあは他人のふりするよ。」
恵尚「なんでえ。おばあが作ったんでしょ。」
その試合の内容がもう、ボロ負けです。
エースのまこと(宮良忍)がめったうちにあい、5回を終わって11対0で負けています。観客席もため息です。
恵里「るみこみよう。」
るみこ「だって。」
恵里「最後までみるのが私たちの仕事さ。結果じゃないさ。」
るみこ「うん。」
恵里「さあ、1点とろうね。まだまだわからんよ。」
そう言って応援する恵里。結果は、16対0でした。
まこと「いやあ惜しかったね。」
恵里「ばか・・・」
恵里も家にかえります。
恵里「ただいま・・」
勝子(田中好子)「お帰り。」
おばあ「美味しいものでも食べようね。」
恵里「うん。あ~あ。」
恵尚「恵里元気出せ。ゴーヤマンに笑われるよ。」
恵里「うん。」
恵尚「古波蔵家の皆さま。恵里に大きな拍手を」
パチパチパチ・・・
恵尚「野球は残念な結果に終わってしまいましたが、ゴーヤマンの快進撃は続いております。なんとなんとなんと、ゴーヤマンの売上は、本日分だけで200であります。赤丸急上昇。」
恵里「すごいね。」
勝子「200・・・」
恵尚「はい。すごいです。これは実に300%近い伸びを示しておりまして、このまま明日以降が楽しみになってきました。」
まだ、恵尚が話していますが勝子が恵文とおばあを台所の方に呼びます。
恵文(堺正章)「どうした?」
勝子「200売れたって言っていたでしょ?」
恵文「すごいさ。」
勝子「そうじゃないの。私黙っていようと思ったんだけど、実は実家のほうの親戚に集まってもらって買ってもらったの。だからね、その200って全部、親戚なの。ちょうどそのくらいなの。」
恵里「でもなんで急に売れたんだろうね。」
恵尚「商売なんてこんなもんさ。」
恵達「俺がゴーヤマンをやった時は、一つも売れなかったけどねえ。」
恵文「役者がまずかったんでないのか?」
恵達「よくいうよ。」
「こんばんは」の声がきこえます。
恵尚「あ、来た来た。はい。今いくさ。おうご苦労さん」
正一「なんのなんの。2000個ね。」
恵尚「悪いね。」
勝子「恵尚、これ?」
恵尚「俺、絶対に売れると思ってたからさ、品切れになったら困ると思って追加注文ちゃんとしてたの。ね!」
おばあ「いくつ追加した?」
正一「5000です。」
恵文「合計して9500.」
おばあ「悪いけど、持って帰ってくれんね。」
正一「は?」
恵尚「おばあ何言ってる?こんなのあっというまだよ。」
恵達「それはどうかね。」
恵里「よし、明日から売って売って売りまくろうね。」
というわけで古波蔵家が大ピンチに陥っています。
ちゅらさん12話の感想
ちゅらさん第12話のあらすじはここまでです。ちゅらさん第13話につづく。第12話では、恵里の甲子園の夢が破れてしまいました。
また、ゴーヤマンの方も、実は親戚にしか売れていなかったことがわかっていますが、恵尚がそれを知らずに追加注文してしまいます。古波蔵家が大きなピンチに陥っています。そうゴーヤマンが売れずに借金が残ってしまうのか。
ちゅらさん第13話はゴーヤマンのその後と、恵里の進路など盛りだくさんになっています。第13話も楽しみです。
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