ひらり あらすじ,ネタバレ第25週「涙の断髪式」

このページは、NHK朝ドラ「ひらり」第25週のネタバレ,あらすじを会話方式(吹き出し形式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第24週のあらすじで、梅響(松田勝)は自転車で転倒して、左足首靭帯断裂で廃業を余儀なくされました。

 

ひらり第25週のあらすじは、梅響を元気づけるためにひらり(石田ひかり)が梅若親方(伊東四朗)にお願いするとろからはじまります。第25週のタイトルは「涙の断髪式」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第25週

ひらり(石田ひかり)は、梅若親方(伊東四朗)にお願いしに行きました。

ひらり
大変出過ぎたことを申し上げるのですが、梅響に部屋で断髪式をすることはできないでしょうか。梅響は、十両に上がりながら一回も土俵にあがれず、土俵入りもやらないままです。稽古土俵で、断髪式をする花道を用意してあげることはできませんでしょうか。
梅若親方
わかった。やろう。
ひらり
ありがとうございます。それから、もう一つ。
梅若親方
まだあるのか?
ひらり
断髪式の前に、化粧まわしをつけて土俵入りさせてあげられないでしょうか。
梅若親方
それは無理だ。それは、横綱だけだ。
ひらり
では、化粧まわしをつけてお披露目するだけではどうでしょうか。梅響が1度でも十両の土俵に上がれていたら、私もこんなお願いはしません。10年間頑張ったご褒美として、お披露目することはできないでしょうか。
梅若親方
わかった。やろう。

ひらりのお願いが聞き入れられ、梅響が退院してすぐに化粧まわしの披露して、断髪式を行いました。ひらりと明子は、座敷でその様子を見守りました。

断髪式が行われた日、すみれは最後まで現れませんでした。ひらりは、そのことが気になっていました。

 

梅響の断髪式の翌日、ゆき子(伊東ゆかり)は家を出ていきました。とはいえ、昼間は質屋の従業員として働きます。

みのり
私たちはどうなるのよ。

みのり(鍵本景子)が怒りました。

ゆき子
別に、3度のご飯を作る人がいなくなっただけじゃない。いつでもマンションに遊びにきて。昼は質屋にいるし。
ひらり
お父さんの世話をわたしたちがやるの?
ゆき子
やらなくていいわよ。店に来た時にアイロンぐらいはあてておくから。ごめんね。おじいちゃんやあなたたちには悪いと思ってるの。でも、一人になりたいと思ったら我慢できなくなってしまって。
みのり
どこの奥さんだってきっとそうよ。けど、どこの奥さんだって出ていかないじゃない。腹立つわ。駄々っ子みたい。悪妻、悪母よ。
ひらり
いいよ。お母さん好きにしなって。私わかったのよ。お母さんって、普通の奥さんが我慢していること全部やっちゃうのよ。パワフルな女性なのよ。
みのり
どこがパワフルなのよ。悪妻悪母よ。
ひらり
お父さんも本心では、一人になりたいって思ってるのよ。お互いうんざりしているんだから、別々に住めばいいのよ。
みのり
アンタ、よくしゃあしゃあと言えるわね。
ひらり
また2人がいいと思えば、戻ってくるって。

別居1日目に変化は現れます。

ひらり
お母さん、肌すべすべしてるんじゃない?
ゆき子
一人になって良かったんじゃないかな。経済的には大変だけど、ストレスなくなったもの。
ひらり
おじいちゃん、嫌になっちゃうねえ。
小三郎
まったくだ。洋一も伸び伸びしてるんだよ。

ゆき子は、それを聞いて不快な気持ちになりました。

ゆき子
そんなにお父さん伸び伸びしてるの?
ひらり
お母さんのツヤツヤと同じぐらい。

ゆき子は、自分が想像しているのとは違って面白くありませんでした。自分は活き活きしていても、洋一にはしょんぼりして欲しかったのです。

しかし、洋一(伊武雅刀)のそんな伸び伸びとした生活も日がたつにつれて変化してきました。家に帰ると、ひらりもみのりもいない。夕飯も準備されていなかったのです。

小三郎
お帰り。
洋一
みのりとひらりは?
小三郎
さあ?
洋一
お父さん夕食は?
小三郎
サラダとトーストとベーコンエッグ
洋一
朝食みたいですね。
小三郎
ロンドンに行こうというのに、刺身だの煮物などって言ってられるか。
洋一
ベーコンエッグ、僕の分もありますか。
小三郎
自分で作るんだよ。材料は冷蔵庫にある。
洋一
あの・・・お風呂わいていますか。
小三郎
自分で沸かすんだよ。僕は、風邪ひいてるから入らない。

ゆき子がいないという実感を洋一は初めて感じました。不便だな。

 

一方、ゆき子の方も焦っていました。

ゆき子
新聞、やめちゃおうかな。電話外すべきか・・・

やりくりがなかなか苦しい。洋一の収入がいかに大きいかゆき子は実感します。不便だ。

 

竜太(渡辺いっけい)は大学に帰る日が近づくにつれ、わけもなくイライラしていました。特に、小林(橋本潤)が絡んでいる時は、それが顕著になります。

診療所にある荷物も小林の物が増えてきていました。

小林
安藤、大学に送り返すものあるやろ。この箱に入れて送り返したらええ。
竜太
追い立てるなよ。任期がまだ残ってるんだから。
小林
もうないも同じじゃん。

そのタイミングで、明子(池内淳子)が新弟子を連れて挨拶にやってきました。

小林
女将さん、いつも美人でんな。
明子
もうなにを。新弟子の佐藤と上田。こっちが診療所の名医・安藤先生。
竜太
よろし・・・

竜太が言いかけたところに、小林がかぶせます。

小林
女将さん、来月からここの主はわしでんがな。ドンと任せたりな。なんでも相談してな。

これに竜太が怒りました。

竜太
小林、お前はまだここの人間じゃない。あんまり、なれなれしくしないでくれ。
小林
お前、なんで・・・
竜太
お前がここに来てから、俺は貧乏くじばっかりなんだよ。言っておくが、みのりちゃんのことじゃない。お前がでっせ、まっせって入ってくると吹き飛ぶんだよ。
小林
お前、なんやひがんでるのか。
竜太
そうじゃない。まだ俺の任期中だから、逆撫ですることはやめてくれって言ってるんだよ。
小林
俺は、最初からこの診療所も街も好きやった。せやから、なんの努力もせんでも打ち解けられる。
竜太
打ち解けすぎだよ。相撲しらないくせに、女将さんや新弟子にまで愛想振りまいて。
小林
お前、完璧にひがんでる。肝っ玉の小さな奴や。
竜太
来月から、両国診療所はお前に渡す。しかし、梅若部屋はお前には渡さない。ひらりちゃんと連絡取り合って、あいつらの健康管理は俺がする。
小林
安藤、俺はお前がひがんでくれて嬉しいわ。江戸と浪速の戦いは、浪速が勝ったいうことや。ほな。

小林は「六甲おろし」を歌いながら、上機嫌で帰っていきました。竜太は、椅子にすわったままガックリなっていました。

ひらり
今日の竜太先生、今までの中で一番好きだった。

ひらりは、そういって励ましました。竜太は、ひらりに何も答えませんでした。

 

ただ、最初は嫌いだったこの町を好きになったのに離れなければいけないことにいら立っていたことが自分でもわかっていました。

ひらり第25週のネタバレ,あらすじにはここまで。ひらり第26週/最終週のネタバレ,あらすじにつづく



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