ひらり あらすじ,ネタバレ第11週「ずっと好きでした」

このページでは、NHK朝ドラ「ひらり」第11週のあらすじ,ネタバレを吹き出し（会話方式）でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第10週のあらすじは、みのり（鍵本景子）は竜太（渡辺いっけい）を好きだということを、ひらり（石田ひかり）に打ち明けました。

ひらり第11週のあらすじは、みのりが竜太のことを好きと言ったつづきからはじまります。第11週のタイトルは「ずっと好きでした」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第11週

ひらり（石田ひかり）は、みのり（鍵本景子）の気持ちを知って呆然としていました。

なんで言ってくれなかったの？

言えるわけないでしょ。あんたがあんなに好き、好き言ってるのに。

お姉ちゃんが言ってくれてたら、私やめてたよ。

へえ～。恋愛下手な姉に同情するんだ。

そうじゃなくて、もっと早い段階だったら私、それほどじゃなかったもん。

恋愛って早い者勝ちよね。ひらりみたいに騒ぎたてるのは、上手なやり方よ。

そんな言い方ないんじゃない？私だって、計算してないわよ。

そうね。アンタ計算してないもんね。生まれ持ってうまいんだもん。失礼しました。

ひらりは、こんなキツク悪意に満ちている姉をみたのは初めてでした。

早い者勝ちっていったら、私の方がずっと早かったんだからね。

お姉ちゃん、そんなに前から好きだったの？

会った瞬間から・・・。

知らなかった。知ってたら、行かなかったのに。

知ってたのに、知らないふりしてたんじゃないの？アンタみたいにカンのいい女が私の気持ちに気づかないわけないもん。

何度も思ったよ。聞いたじゃない。でも、お姉ちゃん否定するんだもん。その時に言ってくれれば、私も協力したのに。

恥ずかしくて言えるわけないじゃない。私、あの頃に会社の山下さんにフラれて何日もたってなかったのよ。もう別の人好きになったって言えないわよ。

ひらりは、みのりの気持ちが理解できませんでした。

あんたも悪いのよ。竜太先生のことボロクソ言ってて、力士みんなに嫌われてる。そんな人のこと好きって言える？自信なくなるわよ。アンタって信じられないわ。あれだけ言ってたのに、コロッと好きになるんだから。

信じられないのは、お姉ちゃんの方よ。それだけ好きなのに、どうしてお見合いなんてするのよ。

竜太先生とお見合いして、フラれたからよ。

えっ？なにそれ？いつ？

女将さんが取り持ってくれて、アンタが秋田行ってる間にお見合いしたの。全然、本気で取り合ってくれなかった。こっちは、本気なのに。

お姉ちゃん、やり方汚い。

言っとくけど、私が頼んだんじゃないからね。女将さんが話をもってきたんだから。

女将さん、お姉ちゃんが竜太先生好きって知ってたの？

そう。私が言ったの。

なんでそんな大事なことを私に言わないのよ。

言ったら譲ってくれた。竜太先生好きだからって言ったらアンタどうした？

ひらりは何も言うことができませんでした。

なんで、私がアンタに言えないかわかる？アンタには勝てないからよ。アンタにどれだけコンプレックスもってるか。

なんでコンプレックス持つのよ？

持つのよ。アンタなんかと姉妹じゃなきゃなければ良かったって、何回思ったことか。私は、男が理想とする可愛さからはほど遠いのよ。何一つもってないのよ。

私、わかった。なんでお姉ちゃんがモテないか。お姉ちゃん、みっともないからよ。必要以上に自分をダメ女って思ってるもん。そういうの最悪。

アンタって幸せよね。何ひとつ嫌なこと経験しないで20歳になったんだもんね。それも生まれつきの性格で得してるんだもん。もうアンタとは話す気はないわ。竜太先生を取り合ったりする気ないから、恋愛でも結婚でも好きにやれば？

そんなに簡単に諦められるんだ。

お相撲でも、同じ部屋の人とは本場所で当たらないでしょ。私とアンタは白星あらそったらダメなの。みっともないの。

ひらりは、そう言われていい気分はしませんでした。

私もやめちゃおうっかな。

そんなこと言わずに付き合いなさいよ。私、協力するから。これ、無理して言ってるんじゃないの。私これまで、竜太先生のことひらりに言えなかったでしょ。だから、自分に酔ってたんだと思う。言いたいこと言ったら、冷めちゃった。

ありがとう。私、今まで通り付き合う。恋人にはなれないと思うけど・・・。

翌日、ひらりはみのりとの話を一恵にしました。すると、一恵はお姉ちゃんは引かないと思うと言いました。

一恵の予感は当たっていました。みのりは、ひらりには応援すると言ったものの、竜太を他の女に渡すのはどうしても嫌でした。

9月場所まであと1週間という日に、明子（池内淳子）が大きなバックを持って梅若部屋を出ていこうとしていました。

いってらっしゃい。

大きなバッグをもっているので、梅ノ森が旅行に行くのか聞きました。

ううん。女子大のクラス会。じゃあ、行ってきます。

それから数日後、力士たちは明子が家出したことを知りました。それは、梅若部屋にかかわることが発端でした。

梅若親方（伊東四朗）はこの場所から離れ、梅若部屋を地方に移転するつもりでいました。

しかし、どうしてもここを離れたくなかった明子は実家の「嵐月」を売って、梅若部屋の土地を購入することを考えたのです。

あれだけ「嵐月」には手をつけないって言った俺の気持ちを無視して、コソコソ動くような女房だとは思わなかった。男だらけの部屋で、男の気持ちがわからないかみさんならいらん。

出て行けって意味ですか。

ご自由に。

まさに、売り言葉に買い言葉でした。

そんな梅若部屋に、ひらりがやってきました。

どなたさんもこんにちは。今日から、臨時の女将さんをやらせてもらいます。

明子がひらりにお願いをしていたのです。

場所前で、子どもたちにやってあげたいことがたくさんあるの。何とか女将さん代行してくれない？

やる。私、女将さん夢だったの。やりたい。

その日の夜から、ひらりは梅若部屋の一室に泊まることになりました。翌朝4時から起きて力士たちを起こしていきます。

どなたさんも、おはようさん。

起きない力士を蹴飛ばして、ひらりはでていきました。ひらりの元気さに、力士たちはちゃんこを食べながら明子が早く帰ってくるよう願いました。

その頃、みのりは双陽物産でスキップするようなルンルン気分になっていました。

さっき、竜太先生から電話があって・・・結婚のことで話があるって。私、騙されないと思って聞いたの？どういう話ですかって。そしたら、電話じゃ言えないけど外科医と結婚する気はありますかって。

それは、プロポーズじゃないかと恵子（井上明美）言われて、みのりは気分が良かったのです。そして、みのりは仕事帰りに両国診療所に向かいました。

ごめんね。忙しいところ。

いえ、大事なことですから。

こんな写真しかないけど、一番左の男どう？小林って言うんだけど、本人はみのりちゃんに会いたいって。

お見合い紹介してくれるってことですか。

そんな大げさなもんじゃないけど、ひらりちゃんがお姉ちゃんには強引な男が合うって言っててね。ああ見えて、彼女、姉ちゃん思いだね。心配してたよ。君の結婚。返事は今じゃなくていいけど、一応考えてみて。

せっかくですけど、お断りします。今、仕事が面白いですから。

みのりは、怒って梅若部屋のひらりのところに行きました。そして、ひらりを連れ出してビンタしました。

どこまで私に恥をかかせるつもり。よくも竜太先生に見合いなんて頼んでくれたわね。

なんでそれが恥かかせたことになるの？

だってそうじゃない。私がモテなくて、妹にまで結婚相手探してもらってる情けない女じゃないの

そんなつもりじゃなかった。

みのりの怒りは、だんだんエスカレートしていきました。

私が物欲しげな女だって竜太先生に言いたかったんでしょ。自分は、姉おもいの妹演じれば竜太先生が好きになってくれるって。

私は、お姉ちゃんが竜太先生のことまだ好きだと思ってる。でも、それはちょっとで、お姉ちゃんがもっと好きな人に出会えたらいい結婚できるって思ってる。

おせっかいね。妹に結婚の世話してもらうほど、落ちぶれちゃいないわよ

ごめんね。でも、みんな25歳って言ったら一番結婚したい年頃だっていうから・・・

みんな？

女将さんとか、一子とか一恵とか竜太先生とか・・・

あんた、みんなにそんなこと言ったの。どこまで人のことをバカにすれば、気がすむのよ。

みのりは、自分の顔を覆って泣き出しました。ひらりは、自分のおせっかいを恨みました。

みのりは、そのことで切羽詰まってとんでもない行動にでます。身の回りのものをバッグに詰めて、両国診療所に向かいました。

その頃、竜太は診察を終えてビールを飲んでいました。そこに、荷物をもったみのりがノックをしました。

今夜から竜太先生と暮らさせてください。

えっ？

家にはもう帰りません。ずっと好きでした。

ひらり第11週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第12週のネタバレ,あらすじにつづく。

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