このページは、朝ドラ「わろてんか」の月の井団吾(つきのいだんご)役のキャストの波岡一喜(なみおかかずき)さんについて紹介します。
また、朝ドラ「わろてんか」の中で波岡一喜さんが演じる月の井団吾がどんな役どころで見どころがどこにあるのかについても後半お伝えします。
少しだけ解説すると、月の井団吾は売れている落語家になります。藤吉(松坂桃李)がどうしても寄席に出てほしいとお願いするほどの実力がある人物です。
詳しい内容は、後半に詳細にご説明します。その前に、まずは波岡一喜さんがどんな俳優さんなのか。これまでどんな作品に出てきたのか詳細にみていきます。
波岡一喜はどんな俳優なの?
波岡一喜さんは、1978年8月2日生まれの現在39歳(2017年10月現在)で、大阪府大阪市出身の俳優です。波岡一喜さんは早稲田大学政治経済学部を卒業しており、2006年に結婚し、3人の子供に恵まれています。
私生活はもちろん、俳優としての一面も充実しており、2004年に公開された映画「パッチギ!」で注目を集め、俳優としてデビューしました。
このパッチギの撮影で監督の井筒和幸に、後にも先にもないほどにしごかれ、辛い経験をします。あまりにも辛すぎて、今でも井筒和幸さんに少しの恨みが残っているそうです。
ですが、この経験が今の波岡一喜さんの俳優としての器の大きさを作っていると思います。そして、「電車男」、「クローズZERO」、「プライド」などの数々の話題作にも出演し、役者として確実に実力をつけていきました。
最近では、お笑い芸人の又吉直樹さんの話題小説「火花」をNHKでドラマ化した作品に出演し、再び注目を集めています。火花では、ダブル主演の林遣都さんのお笑い芸人としての師匠・神谷を演じました。
波岡一喜さん自身が持つ緊張感のある危うい雰囲気と泥臭くて冷たいようで人間臭い演技がドラマに良いアクセントを加えており、その演技に惹きつけられた視聴者は多かったです。
インターネット上で、火花について調べると絶賛の嵐で、林遣都さんと波岡一喜さんの新たな代表作になったといっても過言ではないと思います。
この火花を通しての波岡一喜さんの演技がどう成長して大きくなったのか気になるところでもあるので、「わろてんか」の演技も楽しみです。
わろてんかの月の井団吾の見どころ
わろてんかで波岡一喜さんが演じる月の井団吾は、売れっ子の落語家になります。藤吉が他の芸人を切り捨ててでも団吾と専属契約をしたいと惚れこんでいる芸人です。
ただ、破天荒で借金をたくさん抱えていることからなかなかてん(葵わかな)と藤吉の運営する寄席には出てくれません。また、兄弟子になる団真(北村有起哉)との関係もあり複雑になっていきます。
初代桂春団治さんをモチーフにして描いていると思われます。借金があって・・・破天荒で吉本興業と専属契約をしようとするというところは、モデルの桂春団治さんと同じですね。
ただ、桂春団治さんに兄弟子がいてみたいな話は、オリジナルストーリーで描かれているでしょう。なので、今回の団吾もかなり破天荒な役になることが予想されます。
団吾は、実は団真の妻のお夕(中村ゆり)のことを昔から好きでいるので、その3人の関係が余計にややこしくなっていきます。見どころとしては、その3人プラス藤吉とてん。
藤吉とてんがどうやって団吾を北村笑店と専属契約を結んでいくのかというところが一番の見どころです。その際に、起きる男女の問題や夫婦仲に芸と多彩な見どころがあります。
破天荒であった桂春団治さんをモデルにしている団吾をキャストの波岡一喜さんがどう演じるのか。そこも個人的には大きな見どころになってくると思います。
関連記事