NHKの朝ドラちゅらさん。その第11話は「ゴーヤマンが売れた?」です。ちゅらさんの第10話では、ゴーヤマンのヘルメットで古波蔵家でひと悶着ありましたが、おばあ(平良とみ)の黄色で決定しました。ついにゴーヤマンが店頭に並びます。第11話は、その続きからスタートです。
恵里(国仲涼子)「なんかドキドキするねえ。」
恵文(堺正章)「ああ。」
ゴーヤマンが売れているかどうか確認しているのです。
恵里「わたし、見てられん」
恵尚(ゴリ)「恵里。」
恵里「あっ何これ?きゃあ。あっかわいい。どうしよう。ゴーヤマンだって。かわいすぎるう。買っちゃおうかな。」
そういって、近くにいた高校生にゴーヤマンをアピールしますが、逆効果です。気持ち悪いと言われます。
恵里「私、試合だから言ってくるさ。」
次は、恵文。恵文がいうと、なぜか2人買ってくれました。しかし、店の人から邪魔なので帰ってくれと言われます。違う店に行くと、なんとおばあが、宣伝しています。
おばあ「なんと言ってもこの黄色いヘルメットがいいさ。これを赤とか黒とかいう人の気がしれんさ。」
そして、勝子(田中好子)も親戚にゴーヤマンをお願いします。甲子園の方はといいますと、なんと準決勝にも勝って、あと1勝で甲子園というところまできました。
まこと(宮良忍)「とぼけるなよ約束。あと勝ち一つでいただきさ。待っとけよ。」
恵里「ハハハハ・・・。あっそうだ。るみこ。」
るみこ(前原絵理)「ん?」
恵里「今日さ。ゴーヤマンの発売日なんだ。」
まこと「なんだそれ?新しいヒーローものか?」
恵里「まあそんなとこかな。じゃあ・・・ごめんね。」
るみこ「あと一つだね。」
まこと「おう。」
るみこ「まことさ。恵里の事、好きでしょ?」
まこと「うん。好きだよ。」
るみこ「うん・・・そうだよね。どこが?」
まこと「どこが?あいつ、ばかさ。考えてみ。甲子園なんていけるわけないとみんな思ってたよ。俺もるみこだってそうさ。でもよ、あいつ最初っから本気だったさ。あいつみたいなやつがいなかったら絶対ここまできてないさ。」
るみこ「そう・・・キスだきたらいいね。」
まこと「おう。ぶちゅっとな。フレンチキスさ。」
そして、恵里が学校の帰り、ゴーヤマンを買って帰ります。
恵里「なんで私が買ってるわけ?」
家に帰ると・・・恵達(山田孝之)も慌てて机をしめます。
恵達「なんで、俺が買ってしまうわけ。」
そう言ってゴーヤマンをしまいます。
恵尚「恵里おかえり。」
恵文「おめでとう。決勝進出。」
勝子「おめでとう。」
恵達「ここまできたらもう一回勝てばいいさ。」
勝子「すごいさ恵里。」
恵里「私がやってるわけじゃないけどね。選手たちはすごいさ。頑張ってるよ。」
恵文「そうかあ。」
山積みの段ボールを見て恵里がいいます。
恵里「これ、みんなゴーヤマン?」
恵尚「うん。そう。」
恵里「どうしてここに?」
恵尚「工場に置いとけないっていうからさ。」
恵里「そうなんだ。あっ私も5個買ってしまったさ。」
恵尚「なんで恵里が買うわけ?」
恵里「よくわからないけどさ、そうなってしまって。で、あれからどうなった?」
恵尚「え~家族全員集合したところで、緊急役員会を開こうと思います。」
恵達「何が役員会だ。」
勝子「恵達、ほら。」
恵尚「発売日初日の営業成績を報告いたします。ゴーヤマンを卸した土産物店すべてに問い合せました。売れ行きは好調でございます。」
恵里「うわあよかったねえ。」
恵尚「ええ、全体をコンピュータで集計しました結果・・・」
恵達「ただの電卓じゃねえか。」
恵尚「本日1日で、ゴーヤマンは58個うれました。」
恵里「すごいねえ。どれくらいもうかった。」
恵尚「もうけでございますか?」
恵達「質問。」
恵尚「どうぞ、恵達くん。」
恵達「こういうのって、大量に生産しないと単価がかかりすぎるっていうけど、いくつ作ったわけ?」
恵尚「お答えします。5000個でございます。」
恵里「何?恵達、どういう意味?」
恵達「いくつ売ったらもうけになるわけ?」
恵尚「お答えします。3000個でございます。」
恵里「は?3000個?じゃあ何?3000個売ってやっともうけが生まれるってこと?」
恵達「そうだよ。1個につき、いくらだっけ?」
恵尚「150円のもうけでございます。」
恵文「そりゃあ大変だねえ。」
恵達「当たり前さ。」
恵里「3000・・・」
恵尚「何?暗くなってる?大丈夫って。人気に火がつけばあっというまさこんなの。」
恵文「そっか。そうだよね。あっという間だよね。」
恵尚「そうさ。軽い軽い」
勝子「そうだね。そうだよね。」
恵里「人気に火がつかなかったら?」
恵尚「うん?」
恵里「火がつかなかったらどうなるの?」
おばあ「ゴーヤマンと借金が残るさ。」
恵里「えっ?」
勝子「そんなの嫌。」
恵達「何で今頃そんなことに気づくわけ?」
恵尚「大丈夫、売れるよ。大丈夫。」
おばあ「おばあね。こういうの作ったのだけど。これ着て営業するさ。」
ゴーヤマンの着ぐるみです。
恵達「俺は嫌だよ。」
そう言って、じゃんけんをした結果、恵達が負けてしまいます。
恵達「嫌だあ~」
勝子と恵文が話しています。
恵文「どうした?」
勝子「58個売れたって言ってたでしょ?私、実は10個買ったんだ。」
恵文「あれえ、実は俺も10個買って会社の連中に配ったさあ。」
おばあ「おばあも20個買って友達に配ったさ。」
勝子「じゃあそれで、40個。恵里が5つ買ったって言ってたし、さっき恵達が5つ買って隠してるのみたさ。」
おばあ「ということは・・・」
恵文「売れたのは8つだけ・・・」
勝子「そうなるね。」
そして、決勝戦は雨で一日順延になります。ちゅらさん第11話のあらすじはここまでです。
ちゅらさん11話の感想
第11話では、古波蔵家の運命をかけたゴーヤマンが発売されます。なぜか、恵里や恵達がゴーヤマンを買ってしまいます。
しかし、ゴーヤマンの現実は8つしかうれていません。今後どうなってしまうのか?恵達のいうように、借金が残るのをなんで今頃きづくわけ?ってところが的をえていますよね。
でも、そこが古波蔵家のいいところでもあるんですけどね。第12話にゴーヤマンが爆発ヒットするのか?注目です。
コメントを残す