ひらり あらすじ,ネタバレ第18週「婚約成立」

このページは、NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「ひらり」第18週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第17週のあらすじでは、みのり(鍵本景子)は竜太(渡辺いっけい)が結婚の話をしてくれないことにいら立ちを感じていました。

 

ひらり第18週のあらすじは、みのりが両国診療所に行くところからはじまります。第18週のタイトルは「婚約成立」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第18週

みのりは、竜太がプロポーズしてくれれば気持ちが決められるのに・・・そう思っていました。意を決して両国診療所にみのりは向かいました。

小さな花をもって、診療所に着くとひらりと竜太は楽しそうに話をしていました。ひらりがパソコン講座を受けるためのパンフレットをもってきていたからです。

 

その様子に腹を立てた、みのりは診察室に入ります。

みのり
竜太先生、話があって伺いました。
ひらり
お姉ちゃん、じゃ私はこれで・・・
みのり
ひらりも聞いて。
みのり
竜太先生、もうお付き合いはやめましょう。お互い自由になって、一番合う人と恋愛してください。

ひらりと竜太は、突然のことに驚き何も言えませんでした。

 

ひらり
お姉ちゃん、なんで?
みのり
その方が竜太先生が幸せだと思ったから。
ひらり
それは、竜太先生が決めることだと思うけど?
みのり
わかるのよ。話をしていると。私、好かれてないって。
竜太
どうしてそう思うの?

これまで黙っていた、竜太が口を開きました。

みのり
好きって態度じゃないから。
竜太
俺は、俺のやり方でやってるけど・・・俺にどうして欲しいの?
ひらり
それ、女に聞いちゃダメだよ。
みのり
私、小林先生といてわかったの。好きならこういうことしてくれるんだろうなって。
竜太
俺とあいつは、やり方が違うって言ってるだろ。
みのり
小林先生は、ストレートに言うから考えがわかって楽なの。
竜太
結論どうして急ぐの?みのりちゃん、まだ25歳だろ?
みのり
大きな会社に勤務してりゃ、まだ25歳じゃなくてもう25歳なの。
竜太
俺は、ゆっくり付き合いたいと思うけどね。結婚、結婚って。そんなの後からついてくるもんだよ。
ひらり
私もそう思う。いいじゃない、結婚なんてゆっくり考えれば。

みのりは、竜太とひらりの意見にムッとしました。

みのり
2人とも意見があって、お似合いだわ。私は、会社で何度も痛い目あってるから、のんびりしてられないんだわ。竜太先生、短い間だけどありがとうございました。楽しかったです。

そういって、みのりは走って診察室からでていきました。その様子を見て、ひらりはみのりを追いかけました。

家に帰ったみのりは、泣き出しました。ひらりは、イラっとしていました。

ひらり
泣くなら、なんで別れるなんて言うのよ。好きなんでしょ。イライラするな。

ずっと泣いていたみのりが言い返します。

みのり
あんたにはわかんなよ。なにやってもうまくいって、面白がってるんだから。世間の厳しさなんて。
ひらり
わかるよ。でも、お姉ちゃんって頭の中、結婚しかないの?
みのり
女なんて、あっという間に年増になるのよ。その時、相手がいなかったらもう取返しつかないのよ。
ひらり
なんで?わたしなら、好きな人とご飯たべたり、おしゃべりするだけで別れるより得だと思うけどな。
みのり
もういい。竜太先生とは二度と会わない。
ひらり
六甲おろしと結婚するの?
みのり
する。
ひらり
じゃあ、竜太先生と前より仲良くするよ。
みのり
いいわよ、どうぞ。私、来週にでも結婚する。
ひらり
それは、六甲おろしが可哀想よ。
みのり
いい奥さんするから大丈夫。

しかし、その数日後にみのりはまた泣いていました。編んでいたセーターの糸をほどいて。

みのり
もうわかんない。私、六甲おろしと結婚できない。私、竜太先生のこと好きなの。竜太先生じゃないとダメなの。でも、結婚したいの。でも、竜太先生はプロポーズしてくれないの。六甲おろしを捨てるにはもったいないの。もう、どうしたらいいのかわかんない。
ひらり
やってらんない。もう、お姉ちゃんいっそのこと二人とも別れれば?
みのり
そしたら、一人になっちゃうじゃない。
ひらり
本当の恋に出会うまで、自分を磨くのよ。これですよ、これ。
みのり
竜太先生のこと取るんでしょ。
ひらり
取るって・・・自分から別れたじゃない。
みのり
竜太先生と結婚したい。

ひらりは、みのりとのやりとりが面倒になっていました。

ひらり
私なら、自分からプロポーズする。
みのり
ダメよ。プロポーズはしてもらうものなの。
ひらり
私、受験勉強するから朝まで悩んでてください。

翌日、竜太(渡辺いっけい)の講義で、ひらりは言いました。

ひらり
私、間とりもつよ。
竜太
ほっときゃいいんだって。そんなに結婚したいなら、見合いすればいいんだ。付き合うってそういうことじゃないだろ?結婚、結婚って騒がねえで、まずはとことんまで付き合おうって言ってるんだ。
ひらり
わかった。でも、いいの?
竜太
俺、女追う趣味はねえんだ。
ひらり
お姉ちゃん、傷ついてると思うよ。
竜太
俺だって傷ついてるよ。小林と二股かけてんだからな。早く結婚出来る方とってならどうぞ。
ひらり
もう一回話をした方がいいと思うけどなあ。
竜太
あんたもおかしな人だね。俺に告白までしといて。
ひらり
私、男追う趣味ないの。
竜太
みのりちゃんに、お幸せにって言っといて。
ひらり
そんなこと言うなら、直接言えっつうの。
竜太
パス

ひらりは、竜太と面白おかしく話しましたが内心は、ほっとしていました。自分にもまだ可能性があると思ったからです。

 

一方、みのりは本気で小林(橋本潤)のことを好きになろうとしていました。しかし、小林の評判はいまいちでした。

芳美
みのり、言いにくいんだけど、あの小林ってなんかにおわない?
恵子
私も匂う。結婚詐欺じゃない?
みのり
まさか?

小林は、木遣りの稽古に来ていました。

金太郎
どうして、急に木遣りを習おうと思ったんだい。
小林
みのりはんと同じ楽しみを持ちたいと思ったのと、金太郎はんと銀次はんの男気に憧れましてん。
金太郎
そうかい。男気を感じてくれたかい。
小林
俺にもっと色々教えてください。一生ついていきます。
芳美
なんか調子よすぎるよ。あいつ。総合病院の次男なんて、結婚相手ごまんといるよ。なんで、みのりなのよ。急に、木遣り習ったりして。
みのり
けど、私のこと騙してどうするのよ。お金だってないし。
恵子
体じゃない?
みのり
胸だってないわよ。
恵子
そうね。でも、なんかくさいわ。

その日、みのりが帰った後に不安になることがありました。小林は、小三郎(島田正吾)とゆき子(伊東ゆかり)に会っていたのです。

ゆき子
お祖父ちゃんシェイクスピアの話で、すっかり小林先生と意気投合しちゃって。みのりと結婚するために、こっちを先に味方につけるみたいよ。みのりが竜太先生より小林先生がいいなら、私はそっちでもいいのよ。

ゆき子も小三郎も、小林に対してまんざらでもない様子です。しかし、シェイクスピアに木遣り。うまくできすぎていると、みのりは感じました。

ひらり
お姉ちゃん、どうしたの?
みのり
え、あうん。この話、お父さんには言わないで。ちょっと調べたいし。
ひらり
何調べるの?

みのりは、小林が結婚詐欺師か調べるとは言えませんでした。そこに、洋一(伊武雅刀)が帰ってきました。手には、プラモデルをもっていました。

洋一は、銀行の支店長を左遷されて本店の部長になっていました。

洋一
これからは、これで大丈夫。いい趣味見つけた。

それから、洋一は毎日のようにプラモデル作りに夢中になりました。時には、会社を休んでまでの熱中ぶりです。

ある日、プラモデルを作っている洋一に小三郎が声をかけました。

小三郎
洋一、店畳もう。俺もゆっくり隠居して、本でも読みたいと思ってたんだ。
ひらり
ウソ。おじいちゃん、150年の歴史は大切だっていつも言ってたじゃん。
小三郎
入院してから、体力が落ちてね。質屋もこの屋敷も好きにして、何かはじめてはどうだ。銀行の経験を活かせるような仕事、あるだろう。
ひらり
本気?
小三郎
本気だよ。
ひらり
ウソ。お父さんが暇でプラモデルなんか作ってるから脱サラした方がいいと思ってるんでしょ。
洋一
お父さん、本当に店畳んでもいいんですか?
小三郎
いい。
洋一
そしたら、何が生きがいになるんですか?
小三郎
本を読んだり、やることはいくらでもある。まずは、俺のことよりも自分のことを考えろ。俺は、先のない人間だ。
ひらり
おじいちゃん。先のない人間なんて言い方したら、家族は傷つくのよ。
小三郎
すまん。本心を言う。親は子どもにとてつもなく可能性を感じるんだ。店を畳むというのは、お前のためじゃなく俺のためだ。

息子が見切りをつけて、模型を一生懸命やってるのを見たくないんだ。人間、息が止まるまでチャンスの連続だ。洋一、模型なんかじゃなく仕事が趣味だと言え。

会社初めていきいきしてるところ見せてくれ。正月のゆずり葉ってあるだろう。あれは、若葉がでてきたら古い葉は落ちて後を譲るからついた名前だそうだ。

世代交代ってのは、嫌でもあるんだ。今が俺にとってゆずり葉のいいチャンスだ。

洋一
お父さんありがとうございます。僕のことをよく考えてくれてるのはわかりました。
ゆき子
私、あなたのいい方でいいわ。銀行でまた次のチャンスが来るのを待つのもいいし、新しく何かをはじめるのもいいと思う。
みのり
言いにくいけど、お父さんに次のチャンスがくるとは思えない。大企業に勤務しているからわかるけど・・・。
洋一
その通りだ。48歳になって、ラインから外れれば戻れる可能性は薄い。
ゆき子
それなら、辞めるのもいいんじゃない?
ひらり
私もそう思う。もう子供も大きいし、野垂れ死にすることもないでしょ。
洋一
いやあ、26年も勤務してる会社だからな。

姉妹の部屋に戻った、みのりとひらりは離しました。

みのり
転職と恋愛って似てるよね?やめた方がいいってわかってるのに、辞められない。
ひらり
お姉ちゃん、竜太先生のこと諦められないの?
みのり
そんなことないけど、小林先生って結婚をエサに私と遊んでるのかなって。一種の詐欺みたい。
ひらり
えっ~
みのり
詐欺でも私決めたの。小林先生にすがるしかないって。すごくいい家庭を詐欺とつくる。私、今日お祖父ちゃんとお父さん見て思ったの。やっぱり愛がないとダメね。竜太先生のことは好きだけど、彼は私を愛してないもん。
ひらり
そんなことないと思うけど。
みのり
ある。あったら、追ってくるもん。
ひらり
じゃあ、お姉ちゃんは詐欺のこと愛してるの?
みのり
女はね、愛されると愛しちゃうもんなのよ。私、小林先生にする。詐欺にひっかかったふりして、つかんで離さない。決めた。
ひらり
お姉ちゃん、気合い入りすぎだよ。
みのり
これから、竜太って名前だしたら罰金ね。それから、ひらりが竜太先生と付き合ってもいいから、私に言わないで。私が詐欺と結婚して1年ぐらいたってから言って。
ひらり
うん。

みのりは、そういったものの決心がついていませんでした。誰かに背中を押してもらいたい。そんな状況でした。

そのため、金太郎(花沢徳衛)に相談をします。みのりの悩みを聞いた金太郎は、小林をここに来るように伝えます。

 

金太郎は、納豆攻めにすることを考えていました。みのりには、小林が納豆好きって伝えていました。実際は、小林は納豆が大嫌い。

みのりに料理させ、小林が納豆を食べれば気持ちは本当だろう。そう考えたのでした。小林はいつになく緊張して金太郎の家にやってきました。

銀次
なにかたくなってるんだよ。ほら、飲め。
みのり
まずは、おつまみに天ぷら。

みのりは可愛いエプロンをして料理します。

小林
いただきます。

小林が食べた瞬間、顔がゆがみます。天ぷらに納豆をはさんでいるはさみ揚げです。

銀次
どうしたい?

銀次(石倉三郎)は、そう言いながらニヤニヤしていました。

銀次
納豆のはさみ揚げって言ってな。みのりの得意料理だ。
小林
うまいです。

そして、次にオムレツが運ばれてきました。ほっとする小林ですが、食べた瞬間再び顔がゆがみます。

銀次
納豆オムレツ。これも、みのりの得意料理だ。

そういって、ニヤニヤわらっています。

みのり
納豆、好きだって聞いたから。
小林
大好きや。死ぬほど好きや。

そして、次に蕎麦をもってきました。小林は、そっちに手をのばしますがそれも納豆が入っています。ちょこちょこ食べる小林に金太郎が言います。

金太郎
おい。うどんみたいな野暮な食い方したらいけねえよ。江戸前の蕎麦は、こういう納豆の入ったたれにしっかりつけて、サッと食う。
小林
はい。
みのり
おじいちゃん。先生泣いてる。
金太郎
サビがききすぎたかい。

うそぶいて言います。

みのり
先生、もしかして納豆嫌いなんじゃ。ねえ、そうなんでしょ。
小林
いえ、大好きです。
みのり
ごめんなさい。私、騙されたの。もうお祖父ちゃんも銀ちゃんもなんてことするのよ。

数日後、みのりは小林のプロポーズを受け入れました。みのりは、こんなに愛してくれる小林と結婚しないで誰とするのか。そう考えたのです。

そして、みのりは竜太のいる診療所に向かいました。小林とのことを伝えるためでした。

竜太
よお、どおした。
みのり
私、小林先生の方が信じられます。竜太先生と付き合うのは、疲れました。私たちの関係って、なんだったの?会ってごはん食べるだけで。女を友達以上恋人未満でつなぎとめておくつもり?ずるいわよそんなの。

みのりは、初めて竜太に本音をぶつけました。

竜太
俺は、君とはベッドに直行したくなかった。古いかもしれないけど。
みのり
そんなのかっこよくないわよ。
竜太
そうかもしれんな。今の時代は・・・
みのり
小林先生はストレートでした。男と付き合ったこともない私に二の足を踏むのはわかります。けど、私も25歳の大人です。もっと、対等に付き合いたかった。さよなら。私、小林先生と結婚します。

そういって竜太に背をむけて、みのりは家に帰りました。

 

藪沢家には、小林が来ていました。小林は竜太のところに行ってたから気持ちが変わるのではないかと思って、両親に挨拶に来ていたのです。

みのり
お父さん、お母さん。私は、小林先生と結婚します。
小林
必ず幸せにします。
洋一
躾の行き届かない娘ですが、よろしくお願いします。
ゆき子
2人でいい家庭を作ってください。

こうして、みのりと小林の婚約が成立したのです。そこに、竜太がやってきます。

竜太
こんばんは。安藤です。

ゆき子(伊東ゆかり)は驚きながら居間に、竜太を招き入れました。ひらり第18週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第19週のネタバレ,あらすじにつづく



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