ひらり あらすじ,ネタバレ第15週「ひらりの告白」

このページは、NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「ひらり」第15週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第14週のあらすじは、梅若部屋のお金の問題は、嵐月を売ったことで解決し、梅若部屋は両国に残ることになりました。

 

ひらり第15週のあらすじは、ひらり(石田ひかり)が勉強を続けているところからはじまります。第15週のタイトルは「ひらりの告白」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第15週

梅若部屋の騒動がある中でも、ひらり(石田ひかり)は竜太(渡辺いっけい)のところで勉強を続けていました。みのり(鍵本景子)に泣きつかれても、通うことをやめませんでした。

そんなある日、竜太はひらりに提案しました。

竜太
なあ、真面目に栄養士の資格をとってみないか?
ひらり
栄養士?
竜太
もちろん、資格とったからって力士にかんする仕事につけるとは限らない。けど、資格もってたら、リーチ商会で働きながらプロとしてアドバイスできるだろ。着るものについてもプロ、栄養についてもプロ・・・そうなれば、新しい展開があるかもしれないぞ。
ひらり
やってみたい。だけど、今から栄養大学に入るの?
竜太
歳だなんて言うなよ。
ひらり
私、としだなんていう女大嫌い。それ言ってたら動けなくなるもん。お姉ちゃんは、すぐに・・・

ひらりは、言いかけてやめました。みのりは今は、竜太の彼女です。そのため口をつぐみました。

竜太
栄養士になるのに、大学じゃなくて専門学校でもいいかもしれない。調べておいてやろうか。俺も受験勉強つきあうから。
ひらり
ホント?
竜太
俺が1回でもウソついたことあるか。
ひらり
ウソは言ってないけど、私のことを悲しませたよ。

竜太は、ひらりがなんのこと言っているのかわからずにいました。

竜太
なあ、あと1ヶ月ちゃんとやろうな。受験勉強。俺、6ヶ月でここの仕事中途半端だけど、お前が栄養士になることだけが置き土産だよ。
ひらり
本当に帰るの?大学病院。
竜太
帰る。
ひらり
中途半端でも?
竜太
正直なところあと半年は残りたい。けど、半年後に大学に帰れるかわからないんだ。
ひらり
そう。
竜太
俺は、大学でやりたい研究があるし、教授になる気でいるし。だから、戻るチャンスを失いたくない。打算的だけど・・・。
ひらり
そんなことない。教授は、相撲で言ったら横綱だもん。誰だって目指すよ。私も服売る栄養士を目指すよ。竜太先生の置き土産になるよ。
ひらり
私、竜太先生に会えてよかった。
竜太
バカヤロー。まだ、1ヶ月はいる。

ひらりは、1ヶ月後に竜太先生がいなくなるので思わず、泣きだしてしまいました。

 

ここ一番に泣けるひらりのことを、みのりは忌々しい気持ちで話を聞きました。

みのり
私は、戻ってほしくないな。もう少しここで仕事をやりきってから、戻った方が気持ちもスッキリするわよ。その方が男らしい。無責任じゃないわよ。
ひらり
無責任だっていいのよ。お医者さんは、またくるんだし。
みのり
本当に、それが本心か。
ひらり
本心、本心、絶対に戻った方がいい。

ひらりは、そういいながら泣きました。

 

みのりは、大学病院に戻ったら自分との仲が切れるかもしれないと思いました。そのため、職場でその話をしたら芳美(吉宮君子)にアドバイスされます。

芳美
おじいちゃんに、引き留めてもらったら?
みのり
どっちの?
芳美
鳶に決まってるでしょ。ハートで生きた男にさ、この町にあんたが必要なんだって頭さげられたら、粋に感じるもんだよ。

みのりは、そのアイデアが名案だと思います。

 

その頃、ひらりは市子(浅井星光)に相談していました。

ひらり
お姉ちゃんが引き止めようとしているの。そこをなんとか大学に戻させたいの
市子
鳶のおじいちゃんじゃハチャメチャになるから、質屋のおじいちゃんのような人生の達人に「大学に戻れ」って言われただけで効果抜群よ。

金太郎も小三郎も孫に頼まれて、両国診療所に向かいました。

 

診療所で鉢合わせした2人は、お互い別のことを竜太先生に言いました。竜太は、台風が通り過ぎたような気分でしたが、金太郎と小三郎に会ったことで、ひらりとみのりを思い出していました。

力士たちもまた、竜太先生に両国診療所に残って欲しいと思っていました。そのため、力士たちは芝居をうってなんとか残ってもらおうとしました。竜太は、心に残るべきか気持ちが揺れていました。

 

そんなある日、ひらりは明子に呼ばれて「どじょう屋」にいきました。ひらりが行くと、明子と竜太が一緒にいました。

梅若明子
ひらりちゃん、竜太先生から聞いていたの。あなた、本気で栄養士になる気あるの?
ひらり
本気です。
梅若明子
資格とれる?
ひらり
取ります。
梅若明子
あなた、本気で力士の役に立ちたい?
ひらり
立ちたい。一生、力士の側で仕事したいもん。
梅若明子
梅若部屋で専属マネージャーやる気ある?リーチ商会やめて、梅若部屋に就職して欲しいの。
ひらり
えっ?
梅若明子
実は、リーチ商会にもいってきて、蛭田さんと話してきた。ひらりちゃんの将来考えて、一番いいようにしてくださいって言ってもらったの。

ひらりは、突然のことで何も返事ができませんでした。

梅若明子
これは、親方がいいだしたことなの。でも、相撲は男社会でしょ。反対意見がでると思うの。だから、栄養士の資格は必ずとって欲しいの。よく考えてみて。
ひらり
女将さんありがとう。よく考えます。リーチ商会の社長にもよくしてもらったので、失礼ないようにきちんと考えます。
梅若明子
そうして。私、女将さんって仕事が好きでたまらないけど、いつだって代わりがいることを認めないとね。そうすれば、本当に渡したくないものが見えてくるの。

明子は、久男(小林健)やひらりに仕事を渡していこうとしていました。

梅若明子
私が手放したくないのは、夫としての親方だったの。

ひらりは、その話を竜太にしました。

竜太
他人に渡したくないものか・・・

ひらりは、梅若部屋でマネージャーとして働く話を迷いました。これ以上いい話はない。蛭田(三遊亭楽太郎)も一番やりたいことをするように言ってくれています。

それでも、リーチ商会のにおいをかいでいると、その匂いがたまらなく好きで、辞めるのに勇気がいりました。

 

竜太は、いつになくビシッとした格好をしていました。

ひらり
どうしたの?そんな恰好して?
竜太
大学、今月いっぱいで戻ることを話してくる。
ひらり
戻るんだ・・・

ひらりは、わかっていたけどショックを受けました。その晩、ひらりは竜太の帰りを待ちました。ひらりは、竜太がいなくなる前にどうしても言いたいことがあったからです。

竜太
あれ?どうしたの?

ひらりは、竜太に抱き着いて言いました。

ひらり
どうせいなくなる人だから言っちゃう。私、竜太先生が好きだった。お姉ちゃんと付き合ってないって思うぐらい、ずっと好きだった。
竜太
俺、戻らないんだ・・・大学病院。

ひらりは、竜太を見上げました。ひらり第15週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第16週のネタバレ,あらすじにつづく



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