とと姉ちゃん(152話)あらすじ「現役の編集者!」感想

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第152話のあらすじ・感想になります。タイトルは「現役の編集者!」やんね。

とと姉ちゃん152話のあらすじ

とと姉ちゃん151話のあらすじの最後に、花山(花山伊佐次)が取材のために突然、広島に行っていました。とと姉ちゃん152話のあらすじはその続きからです。

花山は4日間留守にしているので、机の上に書類がたまっていく。そこに、常子(高橋充希)に電話が鳴りました。

三枝子
花山が東京駅で倒れた。

慌てて、病院に向かった常子と美子(杉咲花)。花山は倒れていましたが、病棟のベッドで元気そうに仕事をしていました。

三枝子
常子さんすみません。電話をしたときは容体がわからない状態だったので、気が動転してたのです。
花山
倒れたなんておおげさだ。
常子
心配かけないでください。
だから、広島行きを止めたのに。そんなに急ぎの原稿があるのですか。
美子
私たちは、花山さんの取材のことはなにも。
花山
戦争中の人々の暮しを記事にしたい。戦争の中での日々を残しておきたい。「あなたの暮し」の今後の方向性を探していた結果、そこにたどり着いた。

あの戦争は、庶民の暮しをめちゃくちゃにした。戦争の記録は残されているが、あの戦争中にどんな物を食べ、どんな暮らしをしていたのか。それを伝えたい。

一人ひとりが自分の暮しを大切にしていれば、守らなければならない大切な暮しがあればあの戦争は起きなかったのではないか。

それを、戦後生まれの人にもきちんと伝えたい。それで、広島に行ったのだ。しかし、取材は思うようにはいかなかった。

戦争のことを話したくない。思い出したくない。そういった意見が大半だったため、取材はできなかった。

美子
では、取材は失敗ですか。
花山
また来週にはいく。
美子
退院しても治ったわけではないんですよ。
花山
取材に行く。
いい加減にして
三枝子
もっと体を大切にしてほしい。
花山
は死んでもかまわん。私は、死ぬ瞬間まで編集者でありたい。その瞬間まで現役の編集者でありたいんだ。常子くんならわかるだろ。

そう投げかけるねんね。

常子
取材に賛成することはできません。三枝子さんや茜さんが反対しているのに、認めるわけにはいかないです。

三枝子と茜は、常子に礼をいう。

 

常子たちは、家に戻ってその話をします。

鞠子
花山さんは納得したの?
美子
黙っていたので納得していないと思う。
常子
医者にも、安静にしておくことをすすめられているので、広島に行くのは絶対ダメ。

そう言いながらも、常子は、どうにかならないか考えていました。翌日、常子や水田(伊藤淳史)、美子が花山のお見舞いにきていました。

常子
取材をしたいという気持ちにかわりはないか。
花山
もちろんだ。
常子
あれからいろいろ考えたのですが、花山さんがしようとしている企画は続けるべきだと思います。それを「あなたの暮し」で戦争体験を読者に募集する形にしてはどうでしょうか。それなら、取材に出なくても多くの声が集まります。
花山
それで本当にいい記事ができるのか。

そんな疑問を持っている花山。

常子
読者を信じてみてはどうでしょうか。それなら、体の調子を見てから仕事ができます。
花山
わかった。そのかわり、戦争体験の募集文を自分に書かせてほしい。

そして、花山は自分のありったけの想いを載せて戦争体験の募集記事を書きました。それからしばらくたった朝、社員が常子のところに慌ててやってきます。

とと姉ちゃん152話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん153話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん152話の感想

とと姉ちゃん152話のあらすじをまとめると、戦争体験の記事を作りたいという花山の想い、体が心配だという家族の想い、なんとか戦争企画をしたいという常子たちの想いがつまった回でしたね。

家族が体を心配しても、この時代の人ってきっと働いてしまうんでしょうね。昔の人は本当に体が強かった。というか意志が強かったんでしょうね。多くの人がそんな意思をもっててんね。

 

そこには、戦争という経験があったからなのかもしれません。私たちの時代にはないものをどうしても感じてしまいます。しかし、花山が東京駅で倒れたと聞いたら命は大丈夫なの?

とかって心配しますよね。行ってみたら案外元気だったので、逆に常子たちの方が驚いているのはちょっと面白かったですけどね。

 

せやけど、家族の想いからしたら仕事なんかもうやめてくれたらいいのにって思うでしょうね。それでも、花山から編集を奪うことはできひんやんね。

花山にとって雑誌は人生そのもの。死んでも、戦争の記事を書きたいってところはジャーナリストならみんなもっているものなんでしょうか。

 

私たちみたいな一般人の場合は、そこまでやらんでもええやんって思ってしまうけど。それだけ、花山にとって想いを込めた企画だったんでしょうね。

これまで、なかなか戦争のことを書くことはできなかったけどもそれをやってみたい。そういう強い気持ちがあったんでしょうね。

 

それを、自分が亡くなった後にも残るような形にしたい。そう思って、取材に行ったんでしょうね。生涯現役って気持ちは私にもありますが、それが花山にとはスケールが違いすぎますね。

それにしても、常子はよい案を考えましたよね。読者に戦争の暮しの記事を募集するというのには、本当に驚きました。よく考えつきましたよね。

 

おそらく、この時代にそんなことを試みている雑誌なんてなかったでしょうね。でも、それをやってみるところに常子の想いが詰まっているように感じました。

本当に、常子と花山は夫婦みたいなあうんの呼吸がありますよね。とと姉ちゃん152話の感想はここまで。とと姉ちゃん153話の感想につづく

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