とと姉ちゃん(141話)あらすじ「安ければなんでもいい?」感想

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第141話のあらすじ・感想になります。タイトルは「安ければなんでもいい?」やんね。

とと姉ちゃん141話のあらすじ

とと姉ちゃん140話のあらすじで、常子(高畑充希)たちは洗濯機の公開試験が行われます。その続きから、とと姉ちゃん141話のあらすじがスタート。

国見
あなたの暮しは、洗浄率についてどのように判断しているのか。
常子
目視で確認しおおむねきれいに落ちていたが、生地の痛みには注目点があった。
花山
合成繊維の服は、破れてしまった。

花山(唐沢寿明)が破れた服を見せました。

花山
脱水にはどのメーカーも問題があった。

そういって、花山は実演してみせた。

常子
ボタンつきのシャツではボタンが欠けていました。ボタンのついてない、試験用の布ではこのような結果がでなくてもボタンがついているものについては、誰も使いたくなくなる。

騒音の問題についても、各メーカーがどのような対策をとっているのかプレゼンさせる国実。騒音計だけでなく、各メーカーが工夫していました。

アカバネ電気の社長・赤羽根もアピールするようにいう。せやけど、アカバネ電気は騒音計だけしか使っていません。

 

すると、ほかのメーカーが次々といろんなアピールを始める。

赤羽根
うちは、来年までには乾燥機つきの洗濯機を売り出す。

アカバネ電気の赤羽根社長は、そう公表しました。

国見
来年が楽しみですね。

村山は、いくらなんでも言い過ぎだと社長にいう。

赤羽根
いいんだ。お前じゃ話にならない。

次に耐久性について、各メーカーがプレゼンします。

赤羽根
他のメーカーの倍以上の耐久テストを行っている。
花山
どのメーカーも耐久性については良い結果が得られなかった。耐久テストの場所がどこだったのか。問題が起こるのは、屋外でテストをしているときだ。一般的に洗濯機は、排水の問題があるので屋外で使っている。だから、屋外でテストしなければならない。屋外で洗濯機を使っていると、普段みないような箇所が危ない。

そういって、アカバネ電気の洗濯機の裏を見せます。

常子
雨などの湿気で錆ができ、最悪発火のおそれがある。1年間つかうとこのような結果になる。
国見
1年間来る日も来る日も試験したのか。

そう驚きます。

常子
ホースにも問題がある。アカバネの物はひどくて水があふれ出す。
赤羽根
給水時にきちんと見ていればいい。
常子
主婦はいろんなことをしながら洗濯機を回す。それでは、ダメなのだ。
赤羽根
こんなものは認められない。ただのあらさがしだ。
国見
そんなことはない。使用者の目線にたった公正な試験であることが証明されている気がする。
常子
洗濯機は衣類を洗うもので子供の面倒を見ながら使うものです。洗濯は本当に重労働で、毎日、手や腰を痛めながら洗濯をしている。

確かに洗濯機は、主婦の重労働から解放するものです。ただそれは、洗濯機だけではない。電気釜は巻きで火を起こす時間やかまどに付きっ切りの時間を削減できます。

そういったことを主婦1000人にアンケートを行いました。つまり、電化製品は一日中家事に追われている主婦を解放することができるものです。

だからこそ、メーカーの皆様方には志をもって作っていただきたい。

赤羽根
志をもっていなければこの仕事はできない。1円でも安く電化製品を届けることを目的に・・・
花山
いくら安くても不良品を買わされたらたまったものではない。

すると、赤羽根が切れます。

赤羽根
安いものをつくって何が悪い。欲しいものを安く買いたいというのは誰だって思うところだろ。

そう強く怒りました。とと姉ちゃん141話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん142話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん141話の感想

とと姉ちゃん141話のあらすじをまとめると、アカバネ電気の洗濯機をしっかり商品試験を行った結果として酷評していることが伝わる回でしたね。なんか、常子がかなりかっこよく見えてんな。

確かに安くて安全で、便利であればいいんですけどきちんと試験が出来ていなくて、欠陥品をつかまされるのであれば1円も支払いたくないですよね。だった危険ですもんね。

 

そのことが原因で、子供が怪我するかもしれませんし、使っている自分だって怪我するかもしれない。そんなものを購入する気には誰もなりませんよね。

メーカーの試験って都合のいいところで都合のいいようにやっている。そんな気がしてんねな。自動車の燃費なんか、いまだにあんなんウソやろ?ってみたいな燃費をカタログに書いていますからね。

 

まあ、燃費よりも安全の方が大事なわけですが。結局のところ、メーカーの試験ってのが試験室で行っている限り本当の意味の消費者が使っている環境とは異なるということやねんね。

洗濯機も昔はほとんど屋外にあった。そのことを念頭に、メーカーが試験を行っていなかったから多くのメーカーが予想よりも早く壊れたり。

 

あまり服の汚れが落ちていなかったり、脱水の際にボタンが欠けたりしていたんやんね。こういうのって、消費者は本当のところわからないですからね。

なかなか、そんなに買うようなものでもないので、こんなものなんかなって思って納得してしまう。そんなところがあんねん。

 

だからこそ、こういった商品試験って意義があるんでしょうね。今、どこかの雑誌がやっても売れるような気がするんやけどどうなんやろ?特に高いものでやってほしいなって思うんやんね。

例えば、車とか家とか・・・。でも、それはさすがにできないんでしょうね。出版社の方がまず買うことができませんからね。

 

もちろん、そのための土地なんかもないし。だから、家とか車ってどこかメーカーの発表って怪しいんですね。

そういうのをどこかで、各メーカーで一同にかいして公開試験みたいなのをしてくれたらいいのにな・・・なんてそんなことを感じました。

 

赤羽根は、安ければいいという考えですが、あくまで安全が最も大切ですし、利便性も大事。それがあってこそ初めての価格って話になると思うねん。

こういったことを実際に「暮らしの手帖」で大橋鎮子さんたちがやってきた。だからこそ、今の安全で品質のいい電化製品が日本には根付いているのではないでしょうか。

 

そういったことが、ほかの分野でもあってしかるべきなんちゃうかな・・・そんなことを感じてんな。現在の日本では、利益主義のせいか食の安全すら危うくなってきてんねな。

こんな時代だからこそ、商品試験のようなものがいろんな分野に欲しいな。とと姉ちゃん141話の感想はここまで。とと姉ちゃん142話の感想につづく

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