このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想とあらすじをお伝えしてんね。その中の第104話のあらすじ・感想になります。タイトルは「常子の迷い!」やんね。
とと姉ちゃん104話のあらすじ
とと姉ちゃん103話のあらすじで、美子(杉咲花)の提案した企画の小麦粉を使った料理を森田屋の宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)のところでお願いしてんね。
とと姉ちゃん104話のあらすじは、その続きから始まります。綾(阿部純子)や梢(佐藤仁美)らが試食します。宗吉の料理はみんな味は申し分ないといいます。
ただ、雑誌に載せても喜ばれないかも。とても、一般的に使えないと梢たちはいいます。鞠子(相良樹)が何か手軽にできる料理ないかと宗吉に聞くねんけど、小麦粉使って手軽なものはなかなか難しいと言います。
すると、梢が小麦粉混ぜて焼いたらいいだけってものを欧米人も考えてくれないかねえとぼやくと、常子(高畑充希)がホットケーキを思いつきます。
美子がホットケーキって百貨店で食べたと聞きます。宗吉がホットケーキはおやつだけどいいのかと言いますが、シロップを載せなければパンと同じだと常子がいいます。
そして、事務所で鞠子にホットケーキの作り方を教えてもらいながら記事を書いていきます。美子はデザインを常子に確認してんけど、常子はぼやっとした回答をして手直しするように言います。
美子は、もっと具体的にアドバイスしてほしいと常子にお願いします。そして、花山(唐沢寿明)がいなくて今後の編集作業本当にできるのか。
そう常子に話します。そこに、あなたの暮しで広告を載せている袴田がやってきます。常子に紹介したい人がいてと大東商事の松平がやってきてんねな。
松平は、あなたの暮しは毎号楽しみにしていると言います。そして、松平は家内の料理が乗るということで楽しみにしていると言います。
なんのことかわからない常子たちは、袴田に問うと袴田は勝手に松平に載せると約束してしまったのです。
常子の頭の中には、花山の言葉がよみがえります。その松平の奥さんの料理というのが、一般の人向けのものではありません。これを本当に記事にするのか。そう鞠子が聞きます。
水田(伊藤淳史)は、記事を断ると料理学校は広告をやめるでしょう。広告料を計上して予算をたたてぎりぎりのところでやっているので、広告料がなくなると次の号であなたの暮しは終わりになるとみんなに伝えます。
鞠子は、それだったらこれを記事にして会社を存続する。それしかないと言います。その他の原稿を取りに行く仕事があるので、常子以外が席を立ちます。照代と宗吉は驚いたと話します。
雑誌を作るなんて前から言ってたっけ?そう聞くと、常子は自分で雑誌をって思ったのは、戦後の混乱の中を必死に生きようとする女の人のために作ったと言います。
そして、花山のおかげでようやく自分のやりたいことをできるようになったと話す常子。美子と鞠子が家に戻ったが、とと姉ちゃんは社長と編集長を両方だから遅くなると君子(木村多江)いいます。
しかし、そのことに対して美子が反発します。花山の言う通りにしないからこんなことになったんだと強く常子のことを批判してんねな。その様子を見ていた君子が美子に言ってんね。
美子が怒っているのは、妹として?それとも社員として?常子のことをただ怒っているだけならそれはただの姉妹喧嘩だ。
花山さんのことで怒っているのなら、それは社員として社長を支えるのが大事じゃないのか。そう美子に問うねんな。
一方の常子は、花山と一緒にあなたの暮しを始めたときの言葉がぐるぐると回っているのです。とと姉ちゃん104話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん105話のあらすじにつづく。
とと姉ちゃん104話の感想
とと姉ちゃん104話のあらすじをまとめると、宗吉の料理はあなたの暮し向けではなかったということ。そして常子がホットケーキを思いつつもなかなかうまくはかどらない編集作業という回やってんね。
せやけど、その中でも常子がホットケーキのアイデアを思いついたことはさすがって感じてんな。なんか、そういうひらめきって点では常子はかなり才能があるように思うねんけど。
美子も言っていたように編集ってなると、常子ではちょっと厳しいところがあるんですよね。そこが決定的に足りないところなんですよね。
やればできるようになるのかもしれませんけど、現状ではかなり厳しいですよね。
本当にその部分をどうするのか。素人が編集したのとプロが編集したのではまるで違うでしょうから、その辺りはどうしても心配になりますね。
その辺りの視点をもってないといいアイデアをもっていてもうまくいかへんわいね。
そして、もう一つ気になったことは君子が美子に注意したことやんね。美子はけっこう常子とぶつかるところがありますよね。昔からそうやねんけど、はっきりものをいうところがありますからね。
その点、鞠子はそこは我慢しているというところもあるんですよね。末っ子と真ん中の違いなんでしょうけど。
文句ばっかり言ってないで、社長と力をあわせるべきなんでないかって君子の言葉は本当にそう。
働いている人の多くは、酒飲んで会社の悪口言ってみたいな人が多いから・・・そんな人には美子になってほしくない。
君子はそう思ったのかもしれませんね。美子の態度に目に余るものがあったのでしょうね。基本的に自由にさせている君子やけど、そういうことを言うってことはよほどやってんね。
あと、料理学校の人が勝手に大東商事の松平の奥さんの料理を掲載するって約束したなんてことはありえへんわいね。
やっぱりこの料理学校の袴田の広告を載せたのが間違いやったんかもしれんね。常子との約束を破り勝手にそんな約束してくるなんてありえへん。
自分が載せたくないものを載せなければならなくなる。花山が言っていた通りに今のあなたの暮しは進んでいますよね。
ここの舵取りをなんとかしいひんとあかんね。経営者として、会社をどっちに進むべきか決断の時が近づいてきていますよね。
経営危機の状況でこういった判断をしなければならないというのは大変なことでしょうけど、自分たちが載せたくないものを載せてまでなんとかあなたの暮しを存続させるべきなのか。
私が同じ立場でも迷いますね。でも、結局は雑誌の存続のために記事を載せてしまうんですよね・・・きっと。常子はどうするのか。
とと姉ちゃん104話の感想はここまで。とと姉ちゃん105話の感想につづく。
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