ひらり あらすじ,ネタバレ第5週「創立記念パーティー」

このページは、NHK朝ドラ「ひらり」の第5週あらすじ,ネタバレを吹き出し形式・会話方式でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第4週のあらすじは、みのり(鍵本景子)が竜太(渡辺いっけい)に会いにいきましたが、ひらり(石田ひかり)が竜太と一緒に自転車でいなくなりました。

 

ひらり第5週のあらすじでは、すみれ(阿知波悟美)のいじめを耐え抜くと決めたひらりですが、無視される日々は続いていました。第5週のタイトルは「創立記念パーティー」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第5週

ひらり
バレバレ。お姉ちゃん、安西先生のこと好きなんだ。下手だね、お姉ちゃん安西先生好きなんだ。
みのり
ひらりね、怒るよ。私があの便所のサンダルが好みだと思う?
ひらり
だって、チェック入れてる感じだったもん。
みのり
本当言うと好き。外科医って肩書きが。
ひらり
なんだ。
みのり
外科医は趣味だけど、あいつは趣味じゃない。別に嫌いでもないけど、好きでもないって感じ。

ひらりは、みのりの言い訳に納得しました。

ひらり
ごめんね。竜太先生のことを勘違いして。
みのり
いいのよ。

 

蛭田(三遊亭楽太郎)に言われた通り将来のことを見れば、すみれ(阿知波悟美)のいじめは苦にならないとひらり(石田ひかり)は思っていました。

すみれは相変わらず、ひらりのことは無視したままでした。その日、ひらりはすみれにコーヒーを入れました。しかし、すみれはそれを手もつけず床に置いたまま帰りました。

 

ひらりは、そのことで落ち込んでるところ帰り会った竜太(渡辺いっけい)に誘われて、一緒に食事に行きました。

ひらり
すみれ婆あ、いつかぶっ殺してやる。

自転車の荷台で、すみれは叫び少しだけすっきりしました。竜太は、ひらりに天ぷらをごちそうしてくれました。

ひらり
お姉ちゃん、天ぷらって塩つけて食べても美味しいね。

ひらりは、竜太と一緒に行って食べた天ぷらの感想をみのり(鍵本景子)に伝えました。

みのり
天ぷら、個室で食べたの?
ひらり
ううん。カウンター。
みのり
ああ、カウンターね。
ひらり
すみれが口聞いてくれないから、疲れちゃって。
みのり
すみれさんも一緒だったんだ?
ひらり
一緒じゃないよ。
みのり
飲んだの?
ひらり
ちょっとね。でも、安西先生はガンガンいってたよ。
みのり
安西先生と一緒だったの。ひらり言わないから。

みのりは、自転車に乗って一緒に行くのを見ていましたが知らないふりをしていました。

ひらり
え?言ったよ。
みのり
言ってないよ。
ひらり
あれ?お母さんたちに言ったんだ。
みのり
今日は、喧嘩しなかったの?
ひらり
ちょっとした。
みのり
また、言いたいこと言ったんだ。
ひらり
今日は言わなかったよ。慰めて欲しかったから。かっこ悪いけど、天ぷら食べながら涙止まらなくなってさあ。泣きながら、胸貸してって言ったの。

みのりは、ドキッとしました。

 

みのり
貸してもらったんだ。胸。
ひらり
断られた。僕の胸は有料だよって。大笑いしちゃった。
みのり
ひらりは、彼のことが好きなのよ。そうじゃないと言えないよ。そんなこと。
ひらり
誰でも良かったの。ただ泣きたかっただけなの。すみれのこと意識して、変な物すすめてしまったり、コーヒー床に置かれてさ。
みのり
すみれさん、あんたのこと邪魔なのよ。なんかわかる気がする。あんたのような女って、なんかカンに触るのよ。
ひらり
ほんとに?私って嫌なやつ?
みのり
私はそうは思わないけど、他人はどう思うかなって。泣くのもカンに触るんだと思う。
ひらり
泣かないよ。今、すみれに仕事教えてもらわないとリーチ商会辞めないといけなくなるから。やっと見つけた相撲とかかわる仕事だから。でも、こんなみじめな思いしたことないと思った。
みのり
それで、泣けたわけ?
ひらり
うん。
みのり
それで、胸貸してって甘いのよ。
ひらり
厳しいこと言うくせに、急に大丈夫かっていうから泣けてきちゃって。かっこ悪いから胸貸してって言ってしまったの。
みのり
有料だからすがらなかったんでしょ。
ひらり
うん。泣いてるところ隠すため、キス・・・
みのり
えっ?キス?

みのりの声のトーンが上がりました。

ひらり
キスの天ぷら慌てて食べてごまかした。

みのりが安堵の表情をしたのをひらりは、見逃しませんでした。

みのり
とにかく、簡単に男の人に甘えないことね。
ひらり
ん?
みのり
それと、涙みせると女に嫌われるよ。
ひらり
ん?
みのり
すみれさんみたいな人に嫌われるから。
ひらり
ん?
みのり
それと、安西先生にはもう会わないことね。そういう軽さが誤解を招くから。
ひらり
バレバレ。お姉ちゃん、安西先生のこと好きなんだ。下手だね、お姉ちゃん安西先生好きなんだ。
みのり
ひらりね、怒るよ。私があの便所のサンダルが好みだと思う?
ひらり
だって、チェック入れてる感じだったもん。
みのり
本当言うと好き。外科医って肩書きが。
ひらり
なんだ。
みのり
外科医は趣味だけど、あいつは趣味じゃない。別に嫌いでもないけど、好きでもないって感じ。

ひらりは、みのりの言い訳に納得しました。

ひらり
ごめんね。竜太先生のことを勘違いして。
みのり
いいのよ。

 

リーチ商会で、すみれ(阿知波悟美)の声がしました。

小川すみれ
社長、特大サイズの見本できました。
蛭田明夫
おお、いいのできたねえ。

すみれがもっていたのは、普通のハンガーの1.5倍の大きさがありました。

小川すみれ
社長、これ大量生産できないんです。だから、コストが上がるんです。
蛭田明夫
原価でいい。これを買うついでに別のものにも手が伸びればいいから。
小川すみれ
でも、ゼロっていうのも・・・。
蛭田明夫
ひらりちゃんは、どう思う?
ひらり
いっそあげちゃったらどうですか?タダで配れば。
小川すみれ
アホか。
ひらり
素人考えですけど、何万円以上買ってくれた人にプレゼントするっての結構受けそうな気がする。すみれさんもそう思いません?

すみれは、ひらりの声掛けを完全にスルーして、蛭田に話します。

小川すみれ
社長、私はそういうの好きじゃありません。ハンガーをエサにして売るってねえ。景品で客をつるのではなく、成功法で喜ばれる方が大切だと思います。

蛭田は、じっくりと考えて答えました。

蛭田明夫
いや、景品をだそう。二本立てでいこう。欲しい人には売るし、景品にもだす。欲しい人には利益を乗せるし、余分に買って景品でもらうかは、お客さんに選んでもらおう。それで、いこう。

そのことが、余計にすみれの機嫌を損ねてしまいました。そして、蛭田がすみれに聞きました。

蛭田明夫
一度聞こうと思っていたが、なぜ彼女と口を聞かない?
小川すみれ
嫌いだから。
蛭田明夫
そんなの大人の言うセリフか?
小川すみれ
いいんです。大っ嫌いだから、大人でなくても。
蛭田明夫
はっきり言うけど、今は君の方が負けてるよ。仕事は別だけど、口はきいてもらえなくてもニコニコしているし。ちゃんと挨拶もできるし、自然にしてる。君は、37歳で彼女は20歳。みっともないって気づけよ。
小川すみれ
これだけいじめられたら、ニコニコしてないで言い返せっていうの。小賢くて、もめごと嫌って。古手のOLはああいう子みんな嫌ってる。私は我慢する気がないから、無視しているけど。
蛭田明夫
君がどうやろうと仕事さえやってくれれば勝手だけど、彼女は利口なんだよ。今後も、口答えなんてしないよ。

しかし、蛭田の言葉はあたりませんでした。その後、ひらりが弁当を買ってきた後に、すみれに口答えしたのです。

ひらり
すみれさんから好きなの取ってください。

しかし、すみれはまったく返事をしませんでした。そこで、ひらりは思わず言ってしまいます。

ひらり
すみれさん。何か言われたら、返事ぐらいするのは幼稚園でマスターしましたけどね。たぶん、私に何か腹立ててるのだと思いますけど、不愉快な点があればおっしゃってください。
小川すみれ
何もかも全部不愉快よ。あんたは、歩く不愉快よ。
ひらり
私もそういう人いますから、気持ちはわかります。けど、口をきかないってあまりにも情けないやり方じゃないですか。
小川すみれ
そういうのが好きなのよ。
ひらり
すみれさん、私に仕事を教えたくないんでしょ。友達がよく言います。古いOLは新しいOLに仕事を教えたがらない。

自分がいなければ、仕事が動かないようにしておくのに必死だって。私は仕事を取るほどの能力はありません。ただ、すみれさんといい仕事をしたいだけなんです。

小川すみれ
アンタ、ここでいったい何がしたいの。目的はなんなの?力士が好きってミーハーなら目障りなのよ。
ひらり
力士も相撲も大好きです。ただ、きっかけはどうでも、力士やLLサイズのお客さんが喜ぶ店を持ちたいってのは、本当の気持ちなんです。
小川すみれ
はっきりとお金が欲しいとか、店長になって人を動かしたいとかいえばいいじゃない。偉そうに屁理屈ばっかり言って。

ひらりは、そう言われて泣きそうになります。

小川すみれ
ほら、すぐ泣く。
ひらり
泣きゃしないわよ。あんたの前なんかで。私は泣ける男友達もいるつうの。今日限り耐えるの辞めますからね。社長に仕事教えてもらって、働きますからね。どうぞ、何十年も口きかずにいてください。
小川すみれ
お言葉に甘えてそうさせてもらうわ。あんたが、尻尾巻いて辞めるまで。
ひらり
アンタの定年が先よ。

ひらりは、言いたいことを言ってすっきりとしました。明日からも、いつも通り普通に挨拶もするし、話もする。ひらりはいつまでも根に持つことがなかった。

しかし、その話を聞いた梅若親方(伊東四朗)は渋い顔をして言います。

梅若親方
先輩に謝れ。
ひらり
えっ?なんで?
梅若親方
いいから謝れ。
ひらり
でも・・・
梅若親方
返事は、はいだ。自分より上のひとから言われたら、返事は「はい」だけだ。
ひらり
そんなこと言っても・・・。
梅若親方
だってやでもは返事じゃない。あんたは相撲のどこが好きなんだ。
ひらり
自分の力を頼りにのし上がっていくのも好きだし、昔ながらの粋な姿も好き。厳しい階級も好きです。
梅若親方
偉そうなことを言わないだけ、そこらの相撲ギャルの方がマシだな。よく考えてみろ。久男のエディや梅響でさえ俺に口答えしたことあるか?

年下の兄弟子に逆らったことかるか?あんたは、口先だけで惚れてるんだよ。自分は楽なところにいて、他人が厳しいところにいるのが好きなんだよ。

ひらり
ごめんなさい。

ひらりは、梅若親方の厳しい言葉に反省をしました。仕事の世界が厳しいものであることを教えられたのでした。翌日、ひらりはすみれと顔を合わせると謝罪しました。

ひらり
昨日は、生意気なこと言ってすみませんでした。私が悪かったです。

 

双陽商事の創立記念パーティーが1週間後に迫ってきていました。みのり(鍵本景子)は、竜太(渡辺いっけい)を未だに誘えないままでいました。

ひらり
なんか、お姉ちゃん元気なくない?好きな人でもいるの?
みのり
いないから困ってるの。あと1週間しかないのに。アンタのボーイフレンド1人貸してよ。会社のイベントで、パートナー連れて行かなきゃ引っ込みつかなくなっちゃって。見た目の良い、賢そうなの見繕って貸してよ。
ひらり
竜太先生でいいじゃない?便所サンダル履いてるときは最悪だけど、磨けば光ると思うよ。
みのり
竜太先生なんて、趣味じゃないもん。
ひらり
引っ込みつかない時に、趣味とか言ってらんないでしょ。竜太先生で手うちなよ。まだ診療所にいるよ。一緒に行ってみる?
みのり
どっか趣味じゃないわ。
ひらり
パーティーの時だけだもん。我慢しなって。
みのり
我慢できるかな。私。

そして、みのりとひらりは一緒に両国診療所に向かいました。

竜太
パーティー?僕がでるの?
みのり
いえ、どっちでもいいんです。おついでがあればで。
ひらり
おついでなんてあるわけないでしょ。先生、これは一大事なの。お姉ちゃんだけ一人だとかっこつかないの。お姉ちゃん、すごくモテるんだけど、その日はパートナー候補の都合がどうしてもつかなくて。この際、贅沢いってられなくて・・・。
竜太
それが人にものを頼む態度かよ。でも、僕で良ければご一緒するよ。

竜太(渡辺いっけい)はみのりと一緒にパーティーに参加することを了承してくれました。

 

一週間後、パーティーが行われました。みのりは、いつになくおめかししてパーティーに向かいました。そこで、恵子と芳美にパーティーが終わったら勝負だとアドバイスされます。

そして、みのりが受付をしているとそこに、竜太がやってきました。

竜太
みのりちゃん。

周囲がうらやむような男に、見とれていました。

みのり
忙しいのに、ありがとう。

みのりは、これ以上ないほどに幸せを感じていました。しかし、それは次の瞬間一変しました。

ひらり
お姉ちゃん。

ひらりも黄色いドレスを着て、ニコニコしてやってきていたのです。

 

ある日、ひらり(石田ひかり)はリーチ商会に出社します。

ひらり
おはようござ・・・どうしたのですか?

蛭田(三遊亭楽太郎)のいつもと違う雰囲気に、ひらりは気づきました。

蛭田明夫
川越の矢車親方から電話をうけたのひらりちゃんだよね?
ひらり
はい。送りました。新弟子のパンツ30枚。
蛭田明夫
サイズなんていってた?
ひらり
女将さんがわからないというので、身長と体重を聞いて私が判断しました。
蛭田明夫
それで合ってるんだけど、これ全部、1度はいたら縫い目がさけて返品。稽古で引き締まっている力士と新弟子では、同じ身長体重でも違うんだよ。こうなる可能性はある。
ひらり
どうしよう・・・。
小川すみれ
まったく、大相撲に詳しいって言うから、それぐらいのこと知ってると思ってた。

すみれ(阿知波悟美)は嫌味を言います。

ひらり
どうしよう。他の部屋にも、同じように送ってしまいました。
蛭田明夫
こりゃあ、100枚以上だな。あいたたた・・・
小川すみれ
身長体重で、機械的に覚えるからいけないのよ。○×試験で育つとろくなことないわね。

すみれに何を言われても、ひらりは何も言い返せませんでした。

蛭田明夫
とにかく、力士の体のことをもう少し勉強してもらわないと。
小川すみれ
ただの相撲好きじゃ困るのよ。あなた、何もしなくていいから私の仕事増やさないでね。

このままではいけないと思ったひらりは、両国診療所に行きました。

ひらり
竜太先生、筋肉と肥満の本を貸して。すみれの奴、パンツ破れたぐらいで言いたい放題言うのよ。
竜太
すみれさんのパンツが破れたの?
ひらり
違う。違う。私、筋肉と肥満体のプロになろうと思って。

竜太(渡辺いっけい)は、本をひらりに貸しながら言います。

竜太
週に1回ぐらい、講義してやろうか?
ひらり
本当に?お礼に、そこらの弁当買ってくるよ。

こうして、ひらりは診療所に通う日々が始まりました。ひらり第5週のあらすじ,ネタバレはここまで。ひらり第6週のあらすじ,ネタバレにつづく



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