ひらり あらすじ,ネタバレ第20週「婚約破棄?」

このページは、NHK朝ドラ「ひらり」第20週のあらすじ,ネタバレを会話方式(吹き出し形式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第19週のあらすじで、梅響(松田勝)は十両昇進で意気込んで稽古をしていましたが脊椎分離症になってしまいました。

 

ひらり第20週のあらすじは、梅響がトレーニングをしているところからはじまります。第20週のタイトルは「婚約破棄?」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第20週

梅響(松田勝)は、休まずにトレーニングに励んでいました。力士たちが休憩をしている間も、ずっとトレーニングします。

ひらり
梅響、あんまり無理したら・・・

と言ったその次の瞬間に、梅響は、顔をゆがめて倒れていました。

ひらり
どうしたの?梅響、どうしたの?
梅響
大丈夫だ。少しひねっただけだ。
梅若親方
すぐに診察室に運べ。

そして、竜太のところへ梅響は運ばれました。その結果、梅響の3月場所は休場に決まりました。

竜太
急性の腰痛。3月場所は休場だ。
ひらり
うそだ。十両で一場所もとらないで落ちちゃうの?
竜太
しょうがない。
ひらり
可哀想すぎるよ。
竜太
俺だって辛いよ。

竜太は、怒鳴るようにいい、ひらりは泣き崩れました。竜太は何も言わず、ひらりを抱きしめました。

その様子を小林(橋本潤)とみのり(鍵本景子)が見ていました。偶然、デートの帰りにみかけたのでした。

みのり
私、小林先生と今夜泊まる

小林は驚きました。そんな二人に雪は降り続けていました。小林は、みのりのことをじっと見つめました。

小林
まだ、安藤のことが好きなんやな。
みのり
違う。違うの
小林
やけになっとるやろ。
みのり
そんなことない。
小林
やけでもええねん。みのりはんと一歩先に進めることの方が大事や。都心のちゃんとしたところに泊まろ。

そういって、小林は公衆電話でホテルの予約をとりました。そして、ホテルに到着して入ったところで、みのりは言います。

みのり
ごめんなさい。私、やっぱり帰る。結婚するまでダメ。
小林
えっ?

みのりは、小林の顔も見れずに慌ただしく帰りました。

 

ひらり(石田ひかり)が帰った時には、みのりはすでに家にいました。

ひらり
お姉ちゃん、早いね。バレンタインデーだっていうのに、小林先生と一緒じゃなかったの?
みのり
一緒だったわよ。
ひらり
もっと遅くまで、ロマンティックすればいいのに。雪も降ってるんだからさ。ほんと、お姉ちゃんって真面目なんだから。
みのり
なにが真面目よ。

みのりは、ひらりの言葉に怒っていました。

ひらり
なに怒ってるの?こっちは、雪の中で栄養の本探しよ。

ひらりは、そういって本を並べました。

みのり
どうせ私は、真面目よ。勇気がないわよ。
ひらり
どうしたの急に。
みのり
アンタ、私のこと馬鹿にしてるんでしょ。もてなくて、キスだって一度だってしたことないって。
ひらり
そんなこと思ってないよ。私だって竜太先生、手も握ってくれてないよ。
みのり
どこまでウソつくのよ。私、見たんだからね。
ひらり
あ・・・

みのりがなぜ怒っているのか、ひらりは気づきました。

みのり
馬鹿にしないでよね。私だって、小林先生とホテル行ったんだから。
ひらり
ええ?
みのり
ひらりに言わないだけで、ずっといろんなことしてるんだから。小林先生とホテル行ったのだって3回目なんだから。
ひらり
3回・・・

みのりは、ひらりに見栄を張り続けました。

みのり
大人の女がいつまでも、過去の男にこだわっていると思う?
ひらり
そっか。3回も・・・
みのり
大人の女は、いつまでも言わないものよ。
ひらり
なんかすっきりした。小林先生とそこまで進んでると思わなかった。これで、竜太先生に堂々と迫れる

みのりは、自分の見栄のせいで・・・ひらりを竜太(渡辺いっけい)に近づけることになってしまいました。翌日、ひらりは竜太と一緒に夜に勉強することになりました。

ひらり
徹夜でもいいよって。
みのり
彼のアパートで?
ひらり
まさか。梅若部屋でよ。
みのり
それってマズイんじゃない?独身の男女が朝まで2人っきりって、お父さんもお母さんも許さないんじゃない?
ひらり
でも、受験勉強よ。
みのり
そういっても、間違いあったらどうするのよ。
ひらり
間違いあったら、嬉しい。
みのり
ダメ。世間では、ふしだらな身持ちの悪い娘って言われるのよ。
ひらり
お姉ちゃん、難しい言葉知ってるのねえ。
みのり
ひらりのためを思って言ってるの。やめなさい。
ひらり
大丈夫。朝までなんて、やらないよ。

みのりは、なんとか竜太とひらりを二人っきりにするのを止めようと考えます。

 

みのりは、小林に会ってホテルのことを謝罪しました。

みのり
私、ずるいし計算高いし、見栄っ張りだし。

正直に話しました。

小林
馬鹿やな。だから、ええねん。ずるくなくて、見栄のない女なんて、女じゃない。俺、みのりはんを惚れ直したんや。

結婚まではダメやって、新鮮やった。この人は、信じられる思った。アンタは、不器用で可愛い。なんでも思ったようにやり。俺は、いつもおもろがって後ろから見とる。

みのりは、これ以上ない愛の言葉を小林からかけられました。しかし、それでも竜太とひらりが二人きりで会うのは嫌って気持ちはぬぐえませんでした。

 

そのため、竜太とひらりの見張りを銀次(石倉三郎)にお願いしました。

みのり
小林先生がいいってわかるけど、好きなのは竜太先生。
銀次
俺、みのりの気持ちわかるもんな。俺だって、芳美ちゃんがいいってわかってるけど、マドンナは女将さんっきゃねえんだよ。

銀次は、惚れてる相手と結婚する相手が一致しない気持ちがよくわかっていました。

 

銀次が梅若部屋に、お酒とキャベツを片手に現れた時、ひらりは竜太に再び想いを伝えようとしていました。

ひらり
竜太先生、私言っておきたいことがあるの。あのね、もし私が・・・
銀次
こんばんは。

ひらりは、玄関に行きました。

ひらり
銀ちゃん、どうしたの?
銀次
さぼらないように、見張りだよ。見張り。
ひらり
いらないよ。見張りなんて。
銀次
先生、どうぞ初めてください。こっちは勝手にやってますから。

そういって、銀次はキャベツと片手に酒を飲み始めました。2人は、銀次を気にせずに勉強をスタートさせました。すると、すぐに銀次は寝てしまいます。

ひらり
ったく、役に立たない見張り。

ひらりは、そう言いながらも銀次に毛布をかけました。その後、勉強を続けて・・・

竜太
今日は、終わり。
ひらり
ありがとうございました。

そして、ひらりは竜太をじっと見ていました。

ひらり
さっき、私が言いかけたこと。もし、栄養士の学校落ちたら、私と付き合って。合格すれば、張りがあるから頑張れるけど、落っこちて先生もいないって耐えられない。
竜太
ひらりちゃん、俺の本音を言う。ひらりちゃんと恋人として付き合うのは慎重になる。
ひらり
どういうこと?
竜太
俺は30で、ひらりちゃんは20歳。
ひらり
関係ない。
竜太
ある。俺は、20歳の人生を請け負う覚悟がない。
ひらり
25歳のお姉ちゃんは、請け負ったじゃないの。
竜太
請け負ったわけじゃなくて、付き合っていこうって言った。まず付き合って、それから結婚を考えようとしたら、逃げられた。

竜太は、そういって苦笑いしました。

ひらり
私、それでいい。はじめっから、結婚なんて考えない。恋人として付き合って、ダメだったら別れたらいいと思ってる。
竜太
軽く言うなよ。
ひらり
言う。だって、付き合うかどうかは1つだけ。好きかどうかだけだよ。私は竜太先生が好き。だから、付き合いたい。竜太先生は?私のこと好きなの?嫌いなの?
竜太
俺、ひらりちゃんといると楽しいと思う。でもこっちが安らがない。
ひらり
答えになってない。好き?嫌い?
竜太
恋人としては付き合えない。これが本音。

ひらりが何度聞いても、竜太は好き、嫌いを言いません。

ひらり
好きって聞こえる。お姉ちゃんのことが引っかかってる?
竜太
引っかかってる。姉と別れて、今度は妹。そりゃさすがにないよ。
ひらり
お姉ちゃんは、ただの友達だったのよ。気にすることないよ。それに、内緒だけどお姉ちゃんと小林先生、とっくに大人の関係だよ。
竜太
そりゃ、そうだろうな。
ひらり
私じゃ、不足?
竜太
不足。もっと大人の刺激ある女と付き合いたい。ひらりちゃんとじゃ、一生家庭教師やってるみたいだよ。
ひらり
私、大人になる。
竜太
必要ない。二十歳は二十歳でいいんだよ。もっと釣り合う男と付き合え。
ひらり
じゃあ、恋人じゃないけど付き合うってのはどう?
竜太
いいよ。今と同じだ。
ひらり
じゃなくて、もう少しだけ深いの。
竜太
ガキと深くなりたくない。
ひらり
わかってるって。けど、梅響を復活させるために一緒に頑張るのはいいでしょ。
竜太
それは、付き合うとかじゃねえ。
ひらり
けど、深いところで一致していれば効果あると思う。ねっ、いいでしょ。
竜太
よくわからない論法だな。
ひらり
決まり。竜太先生と私は恋人じゃないけど、友達以上

2人がそんな話をしている中で、銀次は少し前から目を覚ましていました。ひらりと竜太は気づいていませんでした。

しかし、銀次はみのりと小林が大人の関係であることも、ひらりが竜太に好きか嫌いか迫ったけど、竜太が答えなかったことも、しっかり聞いていました。

みのり
昨日、どうだった?ひらりと竜太先生

みのりは翌日、銀次のところに行き聞きました。

銀次
お前、小林と深い仲なんだって?
みのり
ひらりが言ったの?
銀次
そこまでいってて、竜太がどうしたのってそりゃ野暮だよ。俺と同じで、てっきり純愛だと思ってたから、見張りも行ったけどさ。あの2人、付き合うってよ。
みのり
えっ?
銀次
俺は、ビシッと起きててしっかり見張ってた。けど、付き合うってもんをとめられやしねえや。
みのり
銀ちゃんの前で、2人して誓ったわけ?
銀次
おおよ。
みのり
図々しい2人。
銀次
図々しいのは、お前だろうが。小林と深い仲だってわかって、流れがかわったな。2人が特定の仲に突入したことは間違いねえわな。

みのりは、自分の見栄のせいでとんでもない結果を生んでしまったとうちのめされていました。深川家の玄関で、へたり込んでしまいます。

 

みのりの気持ちとは裏腹に、小林との結婚の話はどんどん進んでいきました。仲人は、梅若夫婦に決まり、小林の両親に会う日も決まっていました。

みのりは、竜太とひらりが付き合ってるって聞いても、竜太への未練は残っていました。それとは逆に、ひらりはご機嫌でした。

 

まだ恋人ではないけど、少しずつそっちに向かっていけばいいと思っていたからです。受験勉強の後、どじょう屋で竜太と食事をするのに、みのりのことを気にする必要もありません。

ひらり
いやあ、本当によく勉強するよね。私。
竜太
受かってくれよな。
ひらり
落ちたら付き合うって言ったからでしょ。受かっても付き合うよ、私。竜太先生の特別な人。
竜太
バカヤロー。俺はそんなこと言ってないからな。
ひらり
いいの。私、決めたから。特別な人。
竜太
何度も言うけど、20歳の人生請け負えないからな。
ひらり
私が30歳のオジサンの人生請け負うよ。

そこに、みのりと小林が店にやってきました。

竜太
よっ
小林
いつも二人で、仲いいことですな。
竜太
いや、家庭教師ですから。どう?みのりちゃん、結婚準備進んでる?
ひらり
進んでるよね。芦屋で両家の顔合わせあるもんね。

竜太とひらりの言葉に、イラっときたみのりは、再び見栄を張ります。

みのり
そうなの。前から思ってたんだけど、芦屋から戻ってきたら、小林先生一緒に暮らしません?早く一緒にいたいから。

小林は、みのりの言葉に喜びます。

小林
おおきに。俺もや。
ひらり
やったあ。
みのり
2人が証人。
竜太
よし。乾杯しよ。乾杯。

竜太は、本心からお祝いしていました。その様子を見て、みのりは失望していました。

 

芦屋に行く、前日にみのりはゆき子(伊東ゆかり)に頼まれて、ひらりと竜太先生に夜食を届けに行きました。すると、ひらりと竜太の声が聞こえていました。

ひらり
ねえ、休憩しようよ。
竜太
ダメ。この問題といてから。
ひらり
今日、すごく星キレイよ。ちょっと、星見て目を休めようよ。
竜太
ダメ。

星なんか一緒にみられたらたまらない。そういう気持ちから、みのりは中に入っていきました。

みのり
こんばんは。夜食もってきました。
ひらり
お姉ちゃん、ありがとう。竜太先生、食べよう。
竜太
星はいいのか。疲れ目は?
ひらり
いいの。いいの。休めればいいの。いっぱいある。ちょっと、親方にも届けてくるね。先生、ちょっと待ってて。

そういって、ひらりが席をたった後に、みのりは竜太と話をしました。

竜太
明日、芦屋行くんだって?
みのり
そうなの。
竜太
小林は、いい奴だ。必ず幸せになれるよ。
みのり
ありがとう。
竜太
俺のことでは、色々と嫌なおもいをさせてすまなかった。
みのり
ううん。
竜太
俺、3月に大学に戻るけどこの町のことを絶対忘れない。みのりちゃんにも会えてよかった。
みのり
私のこともう過去形なんだ。明日、芦屋行って、小林先生と一緒に暮らそうと思ってる。でも、揺れてる。小林先生のことは好きよ。でも、自分が情けないぐらいに揺れるの。友達もあきれ返ってるし、こういう自分も大っ嫌い。でも、竜太先生が・・・

親方のところから帰ってきた、ひらりもみのりの言葉を聞いていました。

 

みのりは、竜太に止めて欲しいように言いますが竜太は何も言いません。

みのり
私と小林先生、本当は手も握ってないの。つい、ひらりに見栄を張ってしまった。
竜太
小林はいい奴だし、みのりちゃんと合うよ。
みのり
ひらりのこと好きなんだ。結婚するの?
竜太
しない。全然しらない人と見合いする。

ひらりは、竜太の言葉を聞いてショックを受けました。

みのり
そう。その方がいいと思う。私と色々あったのに、妹とできなわよね。妹とすれば、一生あいつは最初姉つきあっていたのにって言われるもの。
竜太
そんなことは、言われたっていいけど。
みのり
でも、面倒よね。ひらりじゃなくたって、女なんていくらでもいるから。全然、別の人とのがいいわよ。私たち夫婦、もし竜太先生とひらりが結婚したら、付き合えないと思う。だって、竜太先生と一度、付き合ってたんだもん。
竜太
男は付き合えるんだけどね。けど、僕は全然別の人とするつもりだから。

みのりは、ほっとしましたが聞いてたひらりはショックを受けました。そんな気持ちを隠して、ひらりが戻ってきました。

ひらり
親方、喜んでました。こっちもいただきましょう。

その夜、ひらりはみのりに聞きました。

ひらり
お姉ちゃん、私のことをなんで邪魔するの?私、竜太先生と結婚なんて考えてないよ。ただ付き合いたくて。やっとうまくいきそうだったのに・・・どうして、ああいうこというの?聞こえちゃったの?自分が幸せならいいじゃない。人の邪魔しなくて。
みのり
うん。
ひらり
お姉ちゃん、小林先生選んだんじゃないの。なんで、選んだことに責任とれないのよ。
みのり
自分でもどうしたらいいかわからないのよ。毎日変わるのよ。小林先生選んでよかったって気持ちと、竜太先生がいいって気持ちが。
ひらり
でも今は、すっきりしてるんでしょ?私と結婚しないって聞いて。
みのり
すっきりした。芦屋に行くの気持ち楽になった。
ひらり
自分だけ楽になればいいって、自分勝手だと思う。
みのり
ごめんね。悪いって思ってる。でも、竜太先生みたら知ってる人には付き合って欲しくないって思うの。特に、ひらりなんか・・・私、こんな性格わるくなかったのにね。
ひらり
お姉ちゃん、嫌い。
みのり
竜太先生のことを便所サンダルって、2人で悪口言っていた頃の方がずっと良かった。私、性格戻るから・・・小林先生と暮らして落ち着けば。明日で決まるから、許して。

芦屋に行ったみのりは、小林の両親にも気にいられました。残すは、式場と新婚旅行と新居だけでした。藪沢家は、みんなお祝いムードでした。

ゆき子
結婚式の前に、家族5人で旅行にでも行きましょうか。
ひらり
それいいねえ。私の合格祝いだ・・・んなわけないか。
洋一
ない。みのり、いい思い出になるよ。
小三郎
よし。僕が招待しよう。病気の時に、みんなに迷惑かけたお詫びだ。
ひらり
決まり、あとおじいちゃん、結婚式に着る服ないんだよね。
小三郎
買ってやる。
ひらり
やった。

そんな話をしているところに、みのりが家に帰ってきました。

ゆき子
どうしたの?
みのり
小林先生と別れた。もうダメ・・・白紙に戻そうって。私が悪いの。私が・・・

ひらりは、みのりにいったい何がおこったのかまったくわかりませんでした。ひらり第20週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第21週のネタバレ,あらすじにつづく



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