ひらり あらすじ,ネタバレ第16週「みのりが二股?」

この記事は、NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「ひらり」第16週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でわかりやすくお伝えしています。

ひらり第15週のあらすじは、竜太(渡辺いっけい)が大学病院に戻るとおもって、ひらり(石田ひかり)は告白しました。

 

ひらり第16週のあらすじは、竜太が大学病院に戻るのが先延ばしになったところからはじまります。第16週のタイトルは「みのりが二股?」です。

ひらり あらすじ,ネタバレ第16週

竜太
半年間、大学病院に戻るのを先延ばしにしてもらった。また割りのできない久男や足首を痛めてる梅響、痛風の梅筏、みんな気になった。みんなのために健康管理マニュアルを作っておきたかった。

ひらり(石田ひかり)はバツが悪くなって、顔をあげることができませんでした。

ひらり
今いったこと、ウソだから。大学病院に戻ると思ってたから、その餞別のつもりで・・・なっていっても、無駄だよね。
竜太
無駄だな。
ひらり
私、気持ち伝えたかっただけなの。返事はいらないから。
竜太
俺は、いうよ。俺は、みのりちゃんが好きだ。
ひらり
またまた。
竜太
本当だ。みのりちゃんに好きだと言われて付き合おうと思った。でも、あんたに言われてもそう思わない。

竜太は、いつになく真剣な顔で言いました。ひらりは、きっぱりとフラれたのです。

ひらり
お姉ちゃん、竜太先生に好かれてると思ってないよ。それは、竜太先生の気持ちがはっきりしてないからじゃないの。
竜太
みのりちゃんのこと好きだよ。ただ、付き合いはじめたところなので、結婚までは考えていない。でも、付き合っていいと思えば結婚も考えるよ。ひらりちゃんとは、付き合うことも結婚も何も考えられない。

ひらりは、悲しい気持ちになりますが受け入れるしかありませんでした。

竜太
よし。明日からも受験勉強にこいよ。栄養士の学校に受からなければ、なんにもならないぞ。
ひらり
うん。来る。ひとつだけ聞いてもいい?竜太先生は、お姉ちゃんのどこが好きなの?

竜太は答えに困りました。

ひらり
お姉ちゃんより先に、私が竜太先生のこと好きっていったらどうした?

少しの間があって、竜太は答えました。

竜太
ひらりちゃんとは、付き合わなかった。

その少しの間がすべてだと、ひらりは思いました。

ひらり
受験勉強、ここにいる間はずっと見てね。あと、お姉ちゃん泣かさないでね。

ひらりが家に帰ると、みのり(鍵本景子)は編み物をしていました。

ひらり
なに編んでるの?
みのり
竜太先生のセーター。今から作れば、バレンタインに間に合うかなって思って。好かれてない女からもらっても嬉しくないかもしれないけど、私、料理とこういうことしか取り柄ないから。
ひらり
お姉ちゃん、竜太先生に好かれてるよ。
みのり
いいのよ。慰めてくれなくて。ひらりみたいに上手にお話もできないし、竜太先生が満足してないってわかってるんだから。
ひらり
そんなことないよ。私、さっき竜太先生のこと好きって言ってきた。でも、フラれた。みのりちゃんが好きだってはっきり言ってたよ。
みのり
うそ?
ひらり
ほんと、ごめん。私、竜太先生をとろうと思って好きっていったんじゃないの。竜太先生、大学病院に戻るともう会えないと思って、つい言っちゃった。あと半年戻らないって、お笑いだよ。
みのり
ほんとに?

みのりは、嬉しそうな顔をしました。

ひらり
うん。お姉ちゃんと付き合って、良ければ結婚も考えるって言ってたよ。
みのり
うそよ。わかるもん。私のことなんか、もう飽きてるって。
ひらり
そんなことないよ。
みのり
私のどこが好きって聞いたら、答えられないよ。
ひらり
それ聞いたもん。健気でかわいいところって言ってたよ。

竜太先生は、みのりの好きなところを答えることができませんでした。しかし、ひらりはとっさに自分がみのりの好きなところを答えました。

みのりは、再び嬉しそうな顔になります。

みのり
信じれれない。ほんとにそう言ったの?
ひらり
うん。
みのり
ひらりごめん。私わかってる。もし先に、ひらりが竜太先生に告白してたら、絶対にひらりと付き合っていたと思う。
ひらり
それも聞いたよ。そしたらすぐに答えたよ。私が先に言っても、みのりちゃんの方が好きだって。少しの間もなく、はっきりと言ってた。

ひらりは、少しの間もなかったと嘘をついて自分自身で諦めようとしていました。

ひらり
自信をもって、焦らず付き合えばいいよ。お姉ちゃん、絶対に幸せになれるって。

ひらりは、みのりのことが羨ましくてたまらなかった。みのりは、嬉しくてたまらず鼻歌をうたいながら寝ていきました。

一方のひらりは、みのりの前で見せなかった涙で、枕をぬらしました。

 

竜太が大学へ戻ることが予定されていたので、両国診療所には後任のお医者さん・小林(橋本潤)がやってきました。小林は、竜太と同期で関西出身でした。

小林と両国診療所で最初に見たのは、金太郎(花沢徳衛)でした。金太郎が廊下を通ると「六甲おろし」がかかっていました。

 

下町で阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」をかけていたことから、金太郎の小林先生の第一印象は最悪でした。

一方、銀次(石倉三郎)の方は違う印象を持っていました。銀次は、梅若部屋の女将さんである明子(池内淳子)に憧れていました。明子と仲良くしていた竜太に早くいなくなてほしい。

 

そう思っていたから、竜太がいなくなることを喜んでいました。

金太郎
銀次、竜太先生が残るって・・・めでてえことだな。今夜は、赤飯でも炊くか。
銀次
めでてえことか。また、女将さんの前をチョロチョロされたら、たまんねえや。
金太郎
六甲おろしよりは、チョロチョロの方がましだろうよ。

そんな話をしているところ、玄関に小林がやってきました。

小林
週に1回、研修日がありまして、休みですねん。休みの日は、安藤を手伝いながら寄せてもらうことにしましてん。ここと質屋には、挨拶に行くよう安藤に言うんで来ました。よろしゅうお願いします。

質屋の藪沢家では、みのりが料理を作っていました。ひらりは、何も手伝わず食器を並べているだけでした。

ひらり
そうやっていると、お姉ちゃん女っぽい。私なんか目じゃないって、よくわかるわ。
みのり
でも、本当に好きなら、すぐに結婚しようと言ってくれるはずよ。それほどのもんじゃないのよ。私、わかるもん。ひらりにすればよかったって、今頃後悔してるわよ。
ひらり
私、女として見てもらえないタイプだから。

そんな話をしているところに、小林が訪ねてきました。

小林
こんばんは。
ひらり
六甲おろし。
小林
週1回、安藤のことを手伝うことになったさかい、挨拶にやってきました。
ひらり
週1回?。
小林
はい。この町を気に入りましてん。彼女もおりませんし、休みを持て余してましたので、ちょうどよい思て。

そして料理をつくっていたみのりが、奥からでてきました。

小林
どうも、安藤の同期の小林いいます。よろしゅうお願いします。
みのり
よろしくお願いします。藪沢みのりと申します。
小林
あの・・・みのりはん。覚えてまっか?安藤が見合いを紹介しようとしたの?
みのり
ああ、そんなこともあった。
小林
俺、みのりはんタイプやっていうてたのに、会うてもくれんかった。
みのり
ヤダっ。

みのりは、まんざらでもない気持ちになりました。

小林
週1回くる楽しみが増えましたわ。また、みのりはんデートしたってください。

そういって、小林はいなくなりました。小林は、みのりが出てきてずっと、ひらりは蚊帳の外でした。みのりだけを見て話していました。

竜太をゲットしたみのりは、小林までも虜にしてしまいます。ひらりは、少し焦りを感じていました。

 

小三郎(島田正吾)が退院したことで、ひらりと一緒に朝稽古に通っていました。

小三郎
行くか。
ひらり
その前に、相談があるの。私、いろいろ考えたけど梅若部屋で栄養士になる。
小三郎
資格はとれるのか。
ひらり
私、絶対にとる。私、絶対にやる。
小三郎
まあ、そんなに肩に力を入れなさんな。いつも通り、ひらりと軽やかなお前らしくない。
ひらり
私、失恋した。竜太先生に好きって言って断られた。
小三郎
言ったのか?
ひらり
言った。でも、お姉ちゃんを女として認めるって言われた。
小三郎
なるほどね。失恋が仕事のパワーになったのか。
ひらり
ごめん。これだから、女はって言わないで。
小三郎
言わないよ。どんなエネルギーもプラスになるなら、いいと思ってるから。

小三郎ほど、ひらりのことを理解してくれている人はいませんでした。

ひらり
私、梅若部屋を強くするために頑張りたいの。言うことがでかすぎるかな?
小三郎
なんでもいいから相撲の仕事につきたいって言ってた頃とずいぶん変わったな。親方が本気なら、とことんすり減るまでやれ。すり減るほど夢中になれることがあるのは、幸せなもんだ。
ひらり
うん。
小三郎
おい。失恋して良かったな。
ひらり
それが、フリ方が大人でカッコよくって、ますます惚れてしまった。お姉ちゃんとうまく行かないで欲しいよ。

ひらりはその後、図書館で試験勉強をしていました。その帰り、両国診療所に明かりがついていたから英語のわからない部分を教えてもらおうと寄りました。

ひらり
今まで、図書館で勉強していたんだけど、英語のこの部分がどうしてもわからなくて・・・こっちが現在完了形なら、こっちも合わせるんじゃないの?

竜太は、ひらりが問題の質問をするのに、じーっと見ていました。

竜太
いいなって思ってみてた。これと思ったら突っ走る。人の心をあれこれ悩まない。
ひらり
何よ。勉強を教えてもらおうと思ってきたのに、ドヨドヨして。どうしたのよ?
竜太
俺、みのりちゃんとうまくいかないかもしれない。結婚適齢期だから、焦るのはわかるんだけど、俺が好きなのか。結婚が好きなのかわからなくなる。

竜太はその日、みのりと食事に行っていました。そこで、喧嘩をしてしまったのです。みのりは、竜太と会話すると、「ごめんなさい」とか「ありがとう」とか繰り返してしまっていました。

そのため、竜太は聞いたのです。

竜太
一方がすがりついて、付き合うのって恋愛じゃないだろ。喧嘩したり、切った張ったやっても、2人でいたいと思うのが恋愛だろ?
みのり
私たちって、恋愛?
竜太
俺は、そっちに向かっていると思ってるけど。
みのり
ごめん。私、好かれてないって思うから、ついオドオドしちゃって。

竜太は、あまりに自信ないみのりに怒ってしまいます。

竜太
俺が押し倒したり、結婚しようっていったら安心するのか?俺は、その前にちゃんと付き合いたいって言ってるだろ。なんでわかんないんだ。もう、帰ろう。

そういって、席をたった時に小林がちょうどやってきました。みのりがしゅんとなっていたので、小林が聞きました。

小林
どないしてん?
竜太
帰るとこだったんだ。
小林
ちょっと付き合うてえな。

そこで、竜太は帰りみのりは小林と残りました。その後、竜太は気になって店に電話すると、みのりは小林と盛り上がっていたのです。

そのことを知ったひらりは、家に帰ってみのりに聞きました。

ひらり
お姉ちゃん、竜太先生のほかに二股かけてるの?

みのりが驚きギクッとします。

ひらり
竜太先生は、お姉ちゃんが思ってるよりずっと真面目なの。竜太先生、お姉ちゃんのことで悩んでたよ。
みのり
二股なんてかけてないわよ。
ひらり
じゃあ、なんでそんなに嬉しそうにしてるの?

みのりが嬉しそうにしていたのは、小林にプロポーズされたからでした。しかし、そのことをひらりに答えられるわけもない。

ひらり
答えられないじゃない。私に近づくなって言う前に、もっと竜太先生を大事にしてよね。そんないい加減なことするなら、私取るから。
ひらり
竜太先生言ってたよ。結婚の前に、ちゃんと付き合いたいって。そういうのって正しいと思う。
みのり
そうかもしれない。でも、不安なのよ。女を不安にさせる男って最低だと思うの。
ひらり
不安にさせてないじゃん。結婚を前提にちゃんと付き合いたいって言ってるのに、グダグダ言ってるのお姉ちゃんじゃない。もっと、自分が好きになった相手を信じなさいよ。
みのり
なによ。偉そうに。アンタみたいな生き方上手に、私の気持ちなんてわからないわよ。
ひらり
私、わかった。お姉ちゃんは、不幸になった方が幸せなのよ。相撲は、土俵で男を磨く。木遣りで男を磨く。お姉ちゃんは、不幸で女を磨く。せっかく好きな人と付き合っても、不幸の種さがしてくよくよ生きてるんだわ。そんな人に大事な人任せられない。私、取るわ。
みのり
どうぞ。取れば。私、次いるもん。私ね、プロポーズされたの。小林先生に。
ひらり
誰それって・・・六甲おろしか。
みのり
そっ

翌朝、ひらりとみのりは一言も口をききませんでした。それを見てた、ゆき子(伊東ゆかり)がみのりと洋一(伊武雅刀)がいなくなった後に聞きます。

ゆき子
どうしたの?
ひらり
お姉ちゃん、嫌い。お姉ちゃんったら、竜太先生のこと全然大切にしないんだもの。別の人にウキウキしちゃってさ。
ゆき子
まあ、みのりも女だからいろいろあるわよ。
ひらり
半分、本気なのよ。お姉ちゃんは好きな人と結婚したいんじゃなく、会社の人があっと驚く人と結婚したいだけなのよ。
ゆき子
なんで、そんなに結婚したいのかね。別にそんなにいいものでもないのに。

ゆき子の言葉に、ひらりは驚きました。

ひらり
お母さん、別れたいの?
ゆき子
そうじゃないわ。お父さんはいい人よ。でも、飽きちゃうのよ。
ひらり
お父さんに?
ゆき子
生活そのものに。これから先のことを考えると、ぞっとする。お父さんが定年になって、毎日家にいたら、お母さんの人生終わりだわ。
ひらり
ちょっと・・・
ゆき子
だってそうでしょ。お父さんがいると、友達だって呼べないし長電話だってできないし。
ひらり
それぐらい、できるわよ。
ゆき子
できないよ。趣味があって、毎日でかけてくれりゃいいけど・・・何一つ趣味ないでしょ?
ひらり
そりゃあ、家族のためにずっと働いてきてるんだから。結婚っておかしいよね。年取るほどよくなけりゃいけないのに・・・
ゆき子
だから、結婚なんて意味ないって・・・相手が竜太先生だろうと、誰だろうと同じよ。女房の時間は、自分の時間だと男は思ってるのよ。

ゆき子がそういうのには、理由がありました。この頃、ゆき子は自由になる時間が欲しいため、ワンルームのマンションを借りていたのです。

そこで、1日2時間音楽を聴いたり、自分の好きな時間を過ごしていました。そのため、洋一に対しても寛大な気持ちになっていました。

 

そのマンションのことが、先日洋一にバレそうになったのです。ある日、洋一は落ち込んで帰ってきました。

洋一
私は、左遷されるだろう。

貸付先の企業が不況によって、銀行が大きな金額を回収できなくなったのが理由でした。

ゆき子
いいじゃない。会社一筋を辞めれば。新しく趣味でも始めれば?

ゆき子は、ひらりとみのりが竜太のことでなにやら話していたので両方のことを聞きながら返答をしました。

洋一
ちょっと聞け。お前ら僕の一大事に関心がないのか。

洋一は、大きな声をだしました。

ゆき子
ちゃんと返事してるじゃない。
ひらり
ごめん。こっちも一大事でさ。
洋一
もういい。男なんて、つまらないものだな。
ゆき子
冷静にしゃべってよ。
洋一
もういい。
ゆき子
じゃあ、こっちはこっちでしゃべります。
洋一
そういう言い方するのなら、ゆき子60万円を何に使った。
ゆき子
調べたの?
洋一
偶然見た。銀行では、50万円以上おろすとリストにのる。そこに乗っててるのを偶然見た。何に使ったんだ。60万円も。
ゆき子
別にあぶないことをしてるんわけじゃないのよ。
洋一
君が長年ためたへそくりだから、別に何に使おうとかまわない。でも、60万円は大きすぎる。
ひらり
もう、いいじゃない。
洋一
言いたくないなら言わなくていい。僕は左遷されて、先のない男だ。しかし、これ以上のことをされては、銀行マンとして困る。妻の管理能力がないと言われるようなことだけは謹んでくれ。
ゆき子
使い道は言います。エステよ。
洋一
なんだそれ。
ひらり
お父さん知らないの?贅肉をおとしたり顔をマッサージしたり、足に電流かけたりするの。
洋一
腹をもむのに60万円もかかるのか。
ひらり
60万っていっても、いいところ半年よ。
ゆき子
さっさといえば良かったんだけど、中年のおばさんが悪あがきしてるって思われるの恥ずかしかったのよ。
ひらり
そっか。それでわかった。お母さん毎日昼間の2時間ぐらいでかけるって、おじいちゃんが言ってた。エステに行ってたんだ。お父さん許してあげな。キレイにいたいと思うのはいいことだよ。
みのり
うん。お母さん可愛い。こっそり60万円も使ってたなんて。

みのりもひらりの意見に同調しました。

洋一
僕は信じないがね。主婦が60万円もの大金を自分のためだけに使うとは思えない。

ゆき子は、洋一が根本(綿引勝彦)とのことを勘ぐっていることをわかっていました。

ゆき子
夫婦がもう一度うまくいけばいいと思ったのよ。女将さんは親方のために、いつもいい女でいたいと思うんだって。私たちの夫婦が楽しくないのは、私のせいなのかなって思ったの。だから、単純だけどキレイになるところからはじめようと思って。
洋一
わかった。つまらないこと言ってわるかった。ただ、僕はキレイになってくれるより、話を聞いてくれたり、少しでも目を向けてくれるほうが嬉しいんだけど・・・
ひらり
それは、お父さんもお母さんに関心をもたなきゃ無理だよ。
洋一
そうだな。気を付ける。
みのり
これで夫婦がうまくいくなら、60万円は安いかも。

ゆき子は、家族に嘘を言ってでもマンションを手放したくありませんでした。

 

ゆき子は、根本と会ったときに洋一の左遷のことやマンションのことを話していました。

ゆき子
あの人も、これを機会に根本さんみたいに会社人間を切り替えればいいのに。老後のことを考えればチャンスだよ。
根本
あいつは、出世競争から降りたくないだろう。そう簡単には、生き方を変えられないよ。
ゆき子
私だって、生き方変えたのよ。マンション借りて、1日1時間すごすだけでも生き返る。それで、マンション来ない?うそうそ。
根本
行くっていったら?
ゆき子
待ってるって答える。うそうそ
根本
行く
ゆき子
待ってる
根本
うそうそって言わないな。

ゆき子は、下を向いて答えませんでした。約束の日、ゆき子は得意料理をつくって花を飾って待っていました。しかしその日、根本は来ませんでした。

数日後、根本からハガキが届きました。

根本
突然、ロサンゼルスの支店長を命じられ赴任しました。お二人で、西海外にいらしてください。藪沢洋一さま、ゆき子さま。

ひらり第16週のネタバレ,あらすじはここまで。ひらり第17週のネタバレ,あらすじにつづく



あなたにおススメのページ

ひらり第17週のネタバレ,あらすじ
舞いあがれ! 最新公式ブックはコチラ
ひらり あらすじ,ネタバレキャストまとめ