とと姉ちゃん(154話)感想「花山の最後の絵!」あらすじ

こんにちは。このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第154話(9月29日放送)の放送分のあらすじ・感想になります。タイトルは「花山の最後の絵!」やんね。さっそく、1話ごとのあらすじ・感想を下記にアップしてんねんな。

とと姉ちゃん154話のあらすじ!

とと姉ちゃん153話のあらすじで、花山(唐沢寿明)が願っていた戦争中の暮しをあなたの暮しですることができてんね。その結果、大きな反響を呼んでんね。

とと姉ちゃん154話のあらすじは、その続きからはじまってん。花山は我々の想いに共感してくれたと常子(高畑充希)たちの報告に喜んでんな。

あなたの暮しは、次号の出版に向けて会社と花山家の往復を社員が行っててんね。花山に怒られることを喜ぶ社員たち。今頃、たまきも怒鳴られてきたのかと社員が聞くと、たまきは怒鳴られた方がましだと言ってん。

たまきは、口述筆記をしててんけどそれも辛そうだったと苦しい胸の内を打ち明けてんね。そのことで、あなたの暮しはシーンとなってしまってんね。

そして、その晩に常子が花山のところに行ってんやんな。原稿の最終チェックをしてもらう常子。残りの原稿は来週の中頃にお持ちすると話してん。花山は、常子に申し訳ないがもう一つ筆記をしてもらいたいと話してん。

花山は、あとがきを筆記してほしいというんやんな。書き出しは、今まで、あなたの暮しをご愛読くださった皆様へ。自分が死んだらその号のあとがきに書いて欲しいと常子にお願いしてんね。

読者の皆様。長いことあなたの暮しをご愛読くださりありがとうございます。昭和22年の創刊以来、27年経って部数が100万になりました。これは皆さまが一冊一冊を買ってくださったからです。

創刊当初から、本当によい暮しをつくるために私たちがこの雑誌で掲げてきたのは庶民の旗です。私たちの暮しの大事にする一つ一つは、力が弱いかもしれないぼろ布、端切れをつなぎ合わせた旗です。

世界で初めての庶民の旗。それは、どんな大きな力にも負けません。戦争にだって負けません。そんな旗を掲げ続けれたのも一冊一冊を買ってくださった読者の皆さまのおかげです。

広告がないので、買ってくださらなかったらとても今日まで続けることはできなかった。そして、私たちの理想の雑誌を作れなかったと思います。力いっぱい雑誌をつくらせてください。ありがとうございました。

それに甘えてお願いがあります。今まで、あなたの暮しを読んだことのない人、一人にあなたがあなたの暮しを紹介してください。一人だけあなたの暮し読者を増やしていただきたい。それが私の最後のお願いです。

花山はそう話してんね。そして、常子にもう帰りなさい。そう告げるんな。常子は、泣きながらもし花山がいなくなったらどうしたらいいんですか。そう聞くねん。花山は常子に大丈夫だよというねん。

常子は、27年一緒にやってきてだいたい考えは一緒だというねん。もし、悩んだ時は語りかければ常子の肩に宿るんで、「おい、花山どうしたもんじゃろのう」と言うように話してん。

そして、常子が玄関で三枝子(奥貫薫)と挨拶をしているとそこに、体を引きずりながら花山がやってきてん。それは、次号の表紙だと言って渡してんね。素敵な絵ですねと常子が言うと、初めて君に絵を描いたときおそんな顔をしていた。

そう話してんね。そして、花山は常子さんありがとうとお礼を言ってんね。常子は、また来ますねと言って頭を下げ花山家を後にしてんねな。とと姉ちゃん154話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん155話のあらすじにつづく。








とと姉ちゃん154話の感想!

とと姉ちゃん154話のあらすじをまとめると、花山の命がいよいよ厳しくなってきたという回やってんね。そして、読者への最後のあとがきを常子に託した回やってんね。

う~ん。今日のとと姉ちゃんは泣いてしまいましたね。なんか、花山と常子の絆みたいなところを深く感じてん。花山の常子にしか頼めないって言葉が本当に重く感じてんね。

それにしても、これでゆっくりできますねと話す常子たちに、次号があるだろうってところはまだ花山らしいなって思ってんけどね。それにしても、花山の最後のあとがきにはびっくりしましたね。

この本を紹介してくださいって、営業かよって思ってしまってん(笑)なんか、感動的だったんやけど、そこがやけに面白く感じてんね。ただ、花山は自分の死期を感じてたんでしょうね。

あとがぎを口述で残すってことは、きっとそういうことなんでしょうね。このあとがきの言葉の時に、常子が涙をいっぱいにためている姿が印象に残りましたね。それを見て私も思わず・・・。

花山が最後に常子に渡した次号の表紙。あれは、常子の絵を描いたのでしょうか。どこか、常子のことを描いているような気がしたんですよね。

そして、次号で自分が最後になるであろうから、常子の絵を描いたんだと思うんです。常子は、花山の死を信じたくないと思ってはいるでしょうけど、きっと常子の心にも必ずある。

それぐらい花山は弱っていましたよね。その花山が書いた最後の絵だからこそ、最初と同じように素敵ですねといったんだと思いました。花山としては、最後の渾身を込めた絵。それが常子の絵で、次号の表紙にしたんだと思う。

亡くなる間近とは思えないほどの力作。そんな絵でしたよね。そして、私が最も涙が出たのは常子の花山がもし亡くなったらどうしたらいいんですか。って常子の言葉。誰にも頼れない常子が唯一頼ることができた存在。それが花山伊佐次やってんな。

そんなことを、常子の気持ちになって考えると涙があふれてとまりませんでした。常子にとって花山の死は誰よりも寂しい想いをもっているのかもしれまえんね。

常子にありがとうと言った、花山が頭を下げた瞬間が頭から離れません。とと姉ちゃん154話の感想はここまで。とと姉ちゃん155話の感想につづく。








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