とと姉ちゃん(153話)あらすじ「後世に残したい雑誌!」感想

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第153話のあらすじ・感想になります。タイトルは「後世に残したい雑誌!」やんね。

とと姉ちゃん153話のあらすじ

とと姉ちゃん152話のあらすじで、読者から戦争体験を募集して、それを記事にするという形のものを作ることになります。それから2月たったころ、社員に常子(高畑充希)が大声で呼ばれます。

とと姉ちゃん153話のあらすじはそのつづきからはじまってんね。そこに、花山(唐沢寿明)がやってきた。

花山
病院を一時退院したので、仕事をしに来た。
美子
早く自宅にもどってください。
花山
なんの問題もない。

すると、常子が花山を怒ります。

常子
いい加減にしてください。部下を信じて待つのも、上に立つ者の立派な責任です。

常子の言葉に、花山は自宅に戻ることを了承しました。花山が家に帰る前に、読者から届いた戦争体験の書類を見せます。段ボールに入るほどたくさん送られてきていた。

花山はそれを手にとり、読み始める。

美子
どれも、あのころの風景がよみがえるような、胸が締め付けられる思いがする
常子
編集会議の内容は伝えます。花山さんの自宅に伺って最終確認はこれまで通り行います。
花山
できれば、ここにある全部を載せたいくらいだ。
常子
だったらそうしましょう。あなたの暮し1冊まるまる戦争体験にするんです。

社員が戦争特集なんてあなたの暮しらしくないのではないかと聞きます。

花山
もちろん読者からの反発はあるかもしれないが、それでも価値があるものだと思う

そして、出来上がった戦争体験の記事を病院に入院している花山のところに美子が届けました。

花山
自分の前に誰か読んだのか。

そう確認します。

美子
とと姉ちゃんがチェックしています。
花山
書き出しはよかったが、公正なくして掲載するのはまだまだだ。

小橋家では常子が、花山の代わりをして遅くまで仕事をしていました。そこに、美子が戻ってきます。

鞠子(相良樹)も花山のことを心配していました。そして、花山がチェックした公正を見る常子。

常子
これ1ページ全部真っ赤じゃない。お元気そうで安心した。

こうして、戦争特集号が発売される運びとなりました。戦争体験の号は飛ぶように売れ、はじめてあなたの暮しは100万部を突破しました。

読者からは後世に残したい雑誌だという声があがるほどの反響になったのです。

 

花山の話していた通り「あなたの暮らし」は、使い捨ての雑誌ではなく、後世に残るものになっていくのです。とと姉ちゃん153話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん154話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん153話の感想

とと姉ちゃん153話のあらすじをまとめると、あなたの暮しの戦争の暮しが出来て大ヒットした回でした。なんと100万部を達成したという回でもありましたね。

それにしても、花山の仕事欲というのはすごいですよね。みんなが心配しても、それでも仕事がしたい。その想いが強いんやんね。部下に任せるというのも上の立派な仕事。

 

そう常子が話しててんけど、花山はおそらく下の者に任せられないのではなく、仕事がしたい。自分でしたいという気持ちが強いんちゃうかなって思ってん。

なんちゅうか、リングの上で燃え尽きてしまうあしたのジョーみたいな感じやんねきっと。編集の仕事をしながら死んでいきたい。それぐらいきっと、仕事が好きやねんな。

 

だから、自分がどんなに苦しくても仕事がしたいという気持ちの方が勝つんやんな。そんな気迫を花山に感じましたね。

そして、常子の提案で戦争の暮しを1冊にまとめるという内容にしたことがまたよかってんね。戦争特集みたいなものではなく、1冊まるまる戦争の暮しにしたのがよかったんでしょうね。

 

真実の声をまとめたからこそ、その言葉から人々の胸にささるものになったのかもしれません。今の出版業界では、100万部なんて数字はありえへんですよね。

それを達成したのですから本当にすごいことですよね。読者から後世に残したい雑誌だといわれることは、それまでの苦労が報われますよね。

 

挑戦してよかったと思いますよね。なんか、最後にきてとと姉ちゃんが本当に伝えたいメッセージが戦争にあるんちゃうかって感じてきてん。

それまでは、星野(坂口健太郎)との別れが唐突だったことや、商品試験の最後もなんかすっきりしなかったところがあってんけど、きっとこの戦争を伝えたかった。

 

ここに一番の想いがあったからそんな脚本になったんちゃうかなって。この戦争ってテーマに強く訴えかけられました。

戦争のことをもっと知らなければならないなあって感じてん。とと姉ちゃん153話の感想はここまで。とと姉ちゃん154話の感想につづく

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