とと姉ちゃん(75話)あらすじ「みんなが疑心暗鬼!」感想

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第75話のあらすじ・感想になります。タイトルは「みんなが疑心暗鬼!」やんね。

とと姉ちゃん75話のあらすじ

とと姉ちゃん74話のあらすじで五反田一郎(及川光博)に赤紙が届き、軍に招集されることになってんね。

そのことを知った常子(高畑充希)というところからとと姉ちゃん75話のあらすじはスタートしてんねな。

五反田
これを君に。

社判を渡される常子。

五反田
自分たちのような年寄りに、赤紙がくるようなら戦争も長続きしないから。それまでもっていてほしい。

五反田にお願いされます。

五反田
甲東出版は1人でもできるようにした。貸本屋ということで、営業を続けていけばいい。無職になったら、家族を誰が支えるのだい。

五反田が配慮してくれたのです。

五反田
戦争が終わったら、どんな出版をするか帰ってくるまで考えていてほしい。僕も社長も必ず生きて帰ってくるから、その時には心から作りたい雑誌をつくろうじゃないか。

せやけど、戦争は小橋家のくらしを確実にむしばんでいきます。食料は、さつまいもばかり。冷え込む夜を四人でひっついてしのぐ。

ようやく寝付いたときには、空襲警報がなり響きます。そんな中でも、日々の暮らしをなんとか楽しもうとする常子たち。

東堂チヨ
ささやかなこころがけが小さな幸せをうむ。

そんな東堂チヨ(片桐はいり)の言葉を思い出し、小橋家みんなで穏やかに暮らしていました。そして、防空演習を義務付けられ老若男女が行く。

組長の三宅がどこかの家の祖母が倒れたことを責めます。それを見かねて常子が間に入って止めます。

常子
演習は大事なのはわかるが、これで体が悪くなって肝心な時に動けなくなったら元も子もないと思うんです。

組長の三宅は、意見するつもりかと言って、余計に怒ります。防空演習を休むなら、配給を1人分減らすと言われてしまう。

しかも、常子もそそのかしたものとして同罪扱いを受けてしまいます。それは、勘弁してくださいとその倒れた祖母が頼みこみことは収まりました。

 

そして、常子をもとの場所に戻させようとする美子(杉咲花)の服の裁縫を見て、三宅はこんな浮かれたものつけやがってと再び怒りしてしまいます。

美子
浮かれてなんて・・・

三宅は、口答えするなとその裁縫しているものを奪いとります。兵隊が命をかけているときに不謹慎だと思わんのか。

そして、三宅は君子(木村多江)のところにやってきて、家では花までかざっているそうだな。君子が目を光らせてないからこんなことになるんだと怒られてしまいます。

 

みんなが戦っていることを忘れるな。そういって厳しく指導を受けられてんね。

美子
かか、ごめんなさい。
君子
外でつけるのは控えましょう。
常子
納得いかない。一言、言ってくる。
鞠子
口答えをすると配給を止められるからやめよう。
常子
それがおかしいじゃない。
鞠子
組長はどこもそんな風だから。とと姉は、いつもまっすぐすぎる。やりすごすことで丸く収まることだってある。

そう鞠子は訴えるねんな。

常子
だったら、あのまま見て見ぬふりをすればよかったの?
鞠子
もう少しいいやり方があったんじゃないの。
常子
鞠ちゃんは気が弱すぎるのよ。

君子が止めに入ります。

君子
喧嘩してどうするの。穏やかに。

そこに、隣の家の人がやってきて家の鶏が生んだといって卵をくれます。そして、組長のことを恨まないでねというんです。

ずっと届いてた息子からの手紙が来なくなったのでイライラしてたと言います。

美子
お隣さんがいいひとでよかった。
鞠子
そうなの?監視に来たのではない?家の中で、花を飾っていることを組長が知っているのはおかしい。もう、誰を信じていいのかわからない。

鞠子は疑心暗鬼になっていました。

君子
みんなそうなのかもしれない。隣同士でも、疑いあって・・・。

そうやって、常子たちも戦争によって追い詰められていました。とと姉ちゃん75話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん76話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん75話の感想

とと姉ちゃん75話のあらすじをまとめると、防空演習で組長に不満を感じる常子たちという回やってんね。また、その関係で鞠子と常子が口喧嘩になった回でもあってんな。

本当に、鞠子が言うように常子ってまっすぐで正義感強いですよね。あんな場所では、誰も何も言わへんってのが日本人のメンタリティーには多いような気がすんねな。

 

それでも、自分が正しいと思うことにどんどん進んでいくっところは常子の本当にいいところやんね。せやけど、鞠子の気持ちもわかってんな。

その常子が止めに入らなかったら美子のこともなかったしね。君子がボロカス言われることもなかってんな。

 

そういった空気を読むってところが鞠子のいいところであるから、本来的には2人の相性はぶつかれへんねな。性格がまったく異なるから、鞠子がいつも一歩引いてうまくまわるっていうか。

せやけど、今回はさすがに配給がなくなるってことやったから、鞠子も黙ってれんかったんかもしれへんね。

 

私も、どちらかというと鞠子タイプやから正義感でまっすぐに進んで行く人が時々、ええやんそれくらいって思ってしまうねん。

うちの場合は、完全に妻がその正義感が人一倍強い人やさかい、そんなことを思うことがけっこうあったりするんよね。

 

おかしないって熱く語られたりするねんけど、まあそんなもんちゃうみたいに心では思ってたりすんねな。せやけど、そんな関係だからこそうまくいってたりしてんねな。

鞠子はそれぐらい追い込まれてるってことなんかもしれへんけどね。隣の卵をくれたことも見張りにきてるって思うぐらい追い込まれてるとなると、本当に重症やんね。

 

ただ、この時代みんながそうやって疑心暗鬼になってたんかもしれへんね。ずっと、その目黒に住んでいて周囲の人たちと関係性があるわけではないから余計そうなるんやんね。

そうやって、民は本当は戦争から心が離れていってたんやろね、きっと、。組長みたいに、軍が戦ってくれていると言って鼓舞してるけど、本当に民の心はついてきてないみたいな。

 

今の北朝鮮なんかもそんな感じなんかもしれへんけどね。本当に、戦争はすべての人の自由を奪いさってしまうねんからしんどいやんな。

食べるものも困るし、警報もなるし。ずっと緊張してる状況が続いててんね、きっと。戦争ってなんでするんやろ。みんながしたくないって思ってるのに、世界各地で起こってる。

 

この現実とかけ離れた行動ってなんなんだろ。そんなことを感じたとと姉ちゃん75話やってんね。とと姉ちゃん75話の感想はここまで。とと姉ちゃん76話の感想につづく

 

 

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