このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想とあらすじをお伝えしてんね。その中の第74話のあらすじ・感想になります。タイトルは「鞠子の抑えている感情!」やんね。
とと姉ちゃん74話のあらすじ
とと姉ちゃん73話のあらすじで、美子(杉咲花)がおままごとセットと食べ物をぶつぶつ交換することを決意します。とと姉ちゃん74話のあらすじはその続きからスタート。
常子(高畑充希)は、再び千葉の農家を訪れます。今回は美子も一緒に向かいました。孫におもちゃをもらえて喜ぶ農家の人。美子はその子供に使い方を説明します。
その様子を常子は寂しそうにみててんね。帰り道、美子は強がります。

しかしその後、すわりこんで言います。

美子は涙をみせました。家に戻って、鞠子はぼーっとしててんね。


そう落ち込む鞠子。

そう決意を話す鞠子。

常子は、大きくうなずきました。その晩、常子は仕事で遅く、小橋家は3人でごはんを食べていました。常子は原稿の締め切りがあるので、遅かったのです。


一方の常子は、いまだに原稿をしててんね。五反田一郎(及川光博)は、常子に深刻な顔をして何かを話そうとしたときに警報が鳴りました。空襲です。
小橋家でも、鞠子が美子と君子を連れて防空壕に入ろうとします。しかし、鞠子がこけてしまう。結果として、君子に肩をかしてもらって防空壕に入りました。
常子は、家に帰ろうとします。

そういわれ、一緒に避難しました。空襲は長く続きます。やがて、空襲が終わる。

常子は、走って家に戻りました。
美子と君子は常子と一緒に無事だったことを喜びます。

鞠子は、そういって泣きました。
その時、常子の気持ちは固まりました。翌朝、甲東出版についた常子は、五反田に相談します。

でも、戦争をたたえるような雑誌を作ることがどうしても苦しい。いろんなものを奪っていく戦争をたたえ、国民をあおる雑誌を作りたいという気持ちにどうしてもなれないんです。
なんとか、違う内容の雑誌を作ることはできませんか。
常子は必死に五反田に訴えかけます。

自分に赤紙が来たことを常子に伝えてんね。とと姉ちゃん74話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん75話のあらすじにつづく。
とと姉ちゃん74話の感想
とと姉ちゃん74話のあらすじをまとめると、美子が滝子からもらったままごとセットをぶつぶつ交換にだして悲しむ。鞠子がいつまでもこの状況から工場で勤務しなければならないのか不安になる。
そして、常子が戦争をあおるような雑誌は作りたくないという回でした。そして、五反田にも赤紙がやってきた。そんな回やってんねな。しかし、鞠子の立場って本当につらいですよね。
家族に大変な想いさせてまで大学に行ったにもかかわらず、今は何の力にもなれてない。ましてや自分の好きな小説がいつできるかもわかれへん。
この気持ちを抱えて過ごしている鞠子が一番つらいかなって思ってん。美子はね、たしかにままごとセットを交換にださんとあかんかったけど・・・
それでも縫製工場で働くってちょっと自分の好きな感じの仕事してはるもんね。
常子も甲東出版で、戦意高揚につながるような雑誌をつくって違和感を感じているとはいえ、鞠子ほどの不安とかはないかもしれへんね。この仕事はしたくないって気持ちはあるんやろうけどね。
そうやって思って、常子がいてへんときにとと姉ちゃんのかわりをしようとしてんけど、自分が足をくじいて足を引っ張ってしまうってのはちょっと苦しかったやろなあって・・・。
そう決意したとこでそんなことが起きるとなんか自分には無理なんかって思ってしまうやんね。戦争のさなか、誰もがそうやってもがき苦しみながら生きていることにすごく切なさを感じてんね。
でも、国は戦争をたたえ国民感情をあおるように仕向けていく。実際のところ、民衆の気持ちってどうだったんかな。
なんてそんなことを感じてしまってん。どうしても暗い気持ちになるこの戦争のところは早く終わらせてほしいなんて思ったりするねんけど、これもとと姉ちゃんで伝えたいところなんやろね。
大切な伝えたいことやから、どうしてもここを飛ばすことができひんねな、きっと。こんな中でも何か明るい話題が少しでもあればええねんけど、それも見当たらないのが戦争の怖さなんかもしれへんね。
せやから、ちょっと朝から暗くなってしまってん。今後、五反田にも赤紙が来て常子のいてる甲東出版はどうなるんやろか?
一気に常子に職がなくなるピンチやんね。とと姉ちゃん74話の感想はここまで。とと姉ちゃん75話の感想につづく。