とと姉ちゃん(73話)あらすじ「美子のおもちゃ」感想

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第73話のあらすじ・感想になります。タイトルは「美子のおもちゃ」やんね。

とと姉ちゃん73話のあらすじ

とと姉ちゃん72話のあらすじの終わりに、戦争の影響から滝子(大地真央)や清(大野拓朗)と別々になり、小橋家4人は目黒に住むことになってんねな。

とと姉ちゃん73話のあらすじはその続きからスタートしてんねな。昭和19年、常子(高畑充希)が深川を離れてから2年がたちました。

 

日本は、戦争でもピンチに陥っており、普段の生活での食べ物に困るそんな時代になっていました。

なんとか、ぶつぶつ交換で農作物をもらおうと千葉に向かうねんけど、みんないろんな物をもってくるけど、有り余ってると言われてしまいます。

 

着物や万年筆では、どんなにいいものでもそれを農作物とは交換できない。そんな現実を感じててんね。それでも、あきらめずに何件も回る常子と鞠子(相良樹)。

違うところでは、大事な作物を交換するからもっと値打ちのあるものをもってきて欲しいと、孫のおもちゃならと言われます。

鞠子
よっちゃんのままごと道具なら交換できるんじゃない?
常子
おばあさまにもらった大事なものだから、よっちゃんがどういうか・・・

一方の家では、美子が雑草を食べていました。

美子
苦い。

と笑っていました。すると、そこに戦地では帝国陸軍が命をかけてるので、笑うのを慎むようにと組長に怒られてしまいます。

いなくなった後に、美子と君子(木村多江)で組長のことを話てんね。そこに常子と鞠子が戻ってきて聞かれるねんね。

君子
何か食料と調達できた?
常子
どこも着物や小物はいらないと言われてしまって・・・

そのことで君子も落ち込むねん。

鞠子
よっちゃん、おばあさまにもらった、おままごと道具あったでしょ。あれなら・・・
美子
絶対に嫌だ。おばあさまとの思いでが詰まったものなのに冷たすぎる
君子
美子が嫌がるならやめましょう
美子
自分が食べるものを減らすから、これだけは勘弁してほしい

常子の職場、甲東出版はなんとか細々とつづけていました。五反田一郎(及川光博)と次の号の話をします。

常子
紙が薄くなりましたね~。

調達できない紙の影響や、戦地に招集されて五反田以外いないことが大きな理由で、雑誌としていいものはできない状況でした。社長の谷(山口智充)まで招集令状が届きます。

五反田
おめでとうございます。
必ず生きて帰る。
五反田
僕もいつお呼びになるかわからない。

なんとか、毎日生活している状況は同じで鞠子は工場に就職して3年がたち、美子も女学校を卒業して縫製工場で働いていました。

美子は職場で弁当を食べているとみんな兄や父が招集されると言って美子にも聞かれます。

美子
うちは、女だけだから。

その帰り、美子は組長の三宅のことを近所の人と三宅が話をしていたことを聞きます。その晩、鞠子と常子が話をしていました。

鞠子
とと姉、「新世界」を読んだよ。

「新世界」とは、甲東出版の雑誌でした。

常子
戦争のことばかりで面白くなかったでしょ。検閲が厳しくて、戦意高揚の雑誌しか作れないのよ。
鞠子
不満がたまるよね。
常子
私も同じことを五反田さんに話した。
五反田
小さな出版社が雑誌を出せているのは、お国の意向に沿ったものだから。
君子
常子も辛抱ね。今は仕事があるだけでありがたい時代だから。

その言葉に鞠子も常子も返事します。その日、夜遅くに戸をたたく音が聞こえてきました。たたいてきたのは、組長の三宅。小橋家から灯りが漏れてきていると怒られました。

敵機に狙われたらどうするんだ、たるんでるぞとまくしたてられます。

常子
すみません。

そこに、美子が布団に入っていたのだが起き上がりました。

美子
ずっと考えていたの。あのままごと道具を食べ物と変えてください。うちは家族を兵隊にとられることないし、こうしてみんな元気に暮らせる。それだけで十分。

大切にしていたものまで手放さなければならないのかと常子は悲しくなってきます。とと姉ちゃん73話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん74話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん73話の感想

とと姉ちゃん73話のあらすじをまとめると、戦争の影響で国民みんながどんどん生活が苦しくなり、常子たちも食べるものに苦労しててんね。

そこで、ぶつぶつ交換してんけど、美子のおもちゃならなんとか交換してくれそう。しかし、それを嫌がる美子という回やってんね。

 

最終的には、いろいろ考えて美子がそのおもちゃを食料と交換することを決めてんねな。この時代はあれなんでしょうね。いろんなぜいたく品をもつよりも何よりも、食糧が一番重要なんでしょうね。

なので、いろんな作物を作っている農家が強いというか。今では考えられへん状況やんな。戦後生まれの人たちにはわかれへん世界やんな。

 

せやけど、本当にそうだったんでしょうね。私の実家は兼業農家で、父親がぎりぎり戦前うまれ。一生懸命、コメや農作物を今も作っててんけど後継ぎがいてへんことに嘆いてるんやんね。

戦争がきいへんかぎり、この農家は評価されへんみたいなことを今も言ってはるねんな。なんか、とと姉ちゃん73話を見てるとどうしてもそんなことを考えてしまってんねな。

 

まあ、もし自分がそのような状況なら間違いなく食料を得るようにするでしょうね。それが、まだ子供でってならわかるねんけど、もう働きだした大人やねんからそっちに傾くように思うねん。

もちろん、美子の気持ちもわかるねんね。滝子にもらった大事なものだから・・・って気持ちもわかんねん。

 

私の妻なんかはきっと、そっちの気持ちを大切にするタイプだと思うねん。なんで、どっちも間違いの感情ではないと思うねん。

せやけど、食料がってなるろ最終的には交換する方になるんやと思うねん。生きていかんとあかんわけやし。

 

しかし、組長の三宅はいったいなんなんでしょうね。小姑のように、怒ってくるってなんか男ちゃうよなって。笑っただけでそんなに言わんでもって思うねんけどね。

それだけ、国が厳しい状況やったってことなんでしょうけど、自分の息子が戦地に行っているからってのが一番の理由なんでしょうけどね、きっと。

 

なんか、この組長ってのが今後何かしら小橋家に影響を与えてきそうな気がするねんね。なんかちょっと気になるけど、暗い時期が終わってほしいななんて思うんやんな。

あくまで個人的な意見やねんけど、暗い影を照らしてるのでどうしても、私も暗い気持ちになってしまうねん。なので・・・とと姉ちゃん73話の感想はここまで。とと姉ちゃん74話の感想につづく

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