このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想とあらすじをお伝えしてんね。その中の第37話の放送分の感想・あらすじになります。タイトルは「目から鱗の授業!」やんね。
とと姉ちゃん37話のあらすじ
とと姉ちゃん36話のあらすじで、ようやく君子(木村多江)と滝子(大地真央)の関係が修復してんやんな。そして、常子たちの生活が安定しはじめてんやんな。
とと姉ちゃん37話のあらすじは、その続きからスタートするねんね。竹蔵(西島秀俊)の仏壇に手を合わせて学校に行く常子。
常子は、ようやく新しい学校の制服に身を包んでいました。そして、女学校の最終学年を迎えます。女学校では、卒業後ほとんどの女学生はお嫁に行きます。
せやけど、常子はわずかな職業婦人の求人を見てんね。綾(阿部純子)はその求人を見て言ったのです。




そうした時に、新しい先生がやってきてんやんね。先生の名前は東堂チヨ(片桐はいり)。いきなり、東堂は指示を出します。

しかし、女学生達はみなすわろうとしません。その姿を見て、東堂自らが床にあぐらをかいてこう問うねんね。

一番前の席の学生に、そうきくんやんな?すると、その女学生は行儀が悪いからだというんやんね。

学生たちに問いかけます。

そう問う先生の姿に、常子は女性だからと枠を決めて仕事を選ぼうとしていたことに気づきます。

東堂チヨは、平塚らいてうの言葉を紹介しその意味を問うていくんやんな。
授業が終わってから、東堂の元に行った常子は平塚らいていの本を借りました。その本を必死に読み込む常子。黙々と読み込むねんね。
その様子に、森田照代(平岩紙)や富江(川栄李奈)もびっくりするほど、読み込みます。ご飯になってもその本を読み込む常子に君子が注意するのでした。
せやけど、常子はその本のおかげですごく機嫌が良くなります。まつ(秋野暢子)や宗吉(ピエール瀧)は心配します。

常子は目に入るものすべてがこれまでとは異なり、太陽の光をいつも浴びているような気持ちになっていたのです。
一方の鞠子はノートに進学という文字を何度も書いて、それを消していました。とと姉ちゃん37話のあらすじはここまで。とと姉ちゃん38話のあらすじにつづく。
とと姉ちゃん37話の感想
とと姉ちゃんの37話のあらすじをまとめると、女学校の最終学年になった常子(高畑充希)は就職先を探してるとい回やってんね。
そして、新しく担任になった東堂チヨ(片桐はいり)の授業に感激するねんね。また、その授業で紹介された平塚らいていの本を借りて読んだ常子が上機嫌になるという回やってんね。
せやけど、給料が男性の半分以下って女性だけで暮らしてる小橋家にとっては本当にきついやんね。
今でも、女性の方が給料が安いって現実があったりもしますがこの頃からすでにそんな感じやってんな。なので、常子は給料の高い女性でも働ける職業につきたい。そう考えていてんやんな。
これってきっと誰でもそうで、自分の思考の中から選択肢を選んでいくからこうなるねんね。私が同じ立場でもきっと同じように思うねんね。
そこにタイミングよく東堂チヨという一風かわった先生に出会ったことが良かったんですね。この出会いは、かなりタイミングも重要やってんな。
常子が職業婦人の仕事を探してるタイミングでなければそこまで東堂の授業は響かなかったかもしれへんね。
現在悩んでいることにぴったりの授業やったから目から鱗のような気持ちになってんな。きっと。でも、東堂のいきなり床であぐらかくように言うのはちょっとやりすぎのような気がしますけどね。
今だったらなんか逆に問題になりそうな気すらしますね。個人的には、常子の気持ちがすごくわかるんですね。
私も変わったことを仕事にしていますし、本に感銘受けて嬉しくなったりって本当にありますね。大学生のころなんかずっとその本を読んでたみたいな人だったのですごく気持ちがわかります。
自分に新しい発見を与えてくれる本。自分の想いと共感できる本。いろんな本がありますが、こういった本は今でも何度も読んでいます。逆に言うと、その本だけあればいいみたいな。
せやけど、周囲はびっくりしますよね。これまで勉強にまるで興味のなかった常子がずっと本を読んでにこにこしてるのを見ると、本当におかしくなったんちゃうか?
森田屋の人みたいにそう思う人が多いと思います。急にきもちわるってなるねんね。さてさて、最後のところで鞠子(相良樹)が進学ってノートに書いて消していましたね。
勉強が好きな鞠子は進学したいと思ってるんやんな。せやけど、学費がって考えてるんでしょうね。
今後、鞠子は君子や常子にその想いを伝えることはあるのでしょうか?楽しみですね。とと姉ちゃん37話の感想はここまで。とと姉ちゃん38話の感想につづく。