このページは、NHKの朝ドラ「わろてんか」の喜楽亭文鳥(きらくていぶんちょう)役のキャスト・笹野高史(ささのたかし)さんについて紹介します。
また、笹野高史さんが朝ドラ「わろてんか」の中で演じる喜楽亭文鳥がどんな役で見どころはどこにあるのかについても具体的に後半に見ていきます。
少しだけ先にばらすと、喜楽亭文鳥は落語家の師匠で人気がすごく高い人物です。それをなんとか北村藤吉(松坂桃李)が自分のとこの寄席に出てほしい。
そうお願いする人物になります。詳しい内容については、後半をご覧くださいね。その前に、笹野高史さんがどんな俳優なのか。これまでにどんな作品に出ているのかを具体的にみていきます。
笹野高史はどんな俳優なの?
笹野高史さんは、1948年6月22日生まれの現在69歳(2017年10月現在)で、兵庫県出身の俳優です。笹野高史さんは1972年に舞台「ヴォイツェク」に出演したことにより俳優活動を開始しました。
俳優活動を始めてから、様々なジャンルの作品に多数出演し、基本舞い込んでくる仕事は拒まず、こなすことから自分自身のことを「ワンシーン役者」というそうです。
そんな笹野高史さんはどのような役にもかっこよく魅力的な部分があると思って役に入り込むそうで、キャラクターを制限しない幅広い演技力で多くの視聴者を魅了しています。
その結果、2006年に公開された映画「武士の一分」で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝き、その他の作品でもいくつか助演男優賞を受賞しました。
その上演技派俳優でありながら、最近ではフジテレビ系「痛快TVスカッとジャパン」というドラマ型バラエティに出演しています。
そこでは、実際にいる困った人を独特な切り口で成敗するスカッとばあちゃんを演じており、その強烈なキャラクターは多くの視聴者を引き付けます。
また、若い世代の方が多く見ていることもあり、幅広い年齢層が親しみをもって笹野高史さんの演技を楽しみにしています。
大ベテランの俳優特有の貫禄と親しみやすさを持ち合わせた俳優の笹野高史さんは、現在公開中の映画「散歩する侵略者」にも出演しています。
年齢的にバリバリ仕事をこなしていくのは難しい点があるかと思いますが、わろてんかの中でもきっと光る演技を見せてくれるのではないでしょうか。
わろてんかの喜楽亭文鳥の見どころ
わろてんかの中で、笹野高史さんが演じる喜楽亭文鳥は落語会の重鎮になります。この時代の寄席と言えば、落語が中心でした。初めて寄席を買ったばかりの藤吉とてん(葵わかな)の寄席はなかなか出たがりません。
それは、重鎮の喜楽亭文鳥ならなおのことです。しかし、伊能栞(高橋一生)の紹介で文鳥に合わせてもらう機会がつくられます。藤吉は文鳥の門下の人間に出てくれるようお願いできないかと話します。
しかし、藤吉は寄席のカラーがわからない状況で門下のものを出すわけにはいかへんと断られてしまいます。しかし、てんが藤吉のケツをたたき今度は、文鳥本人に出演を依頼することになります。
一度だけという約束で文鳥は、てんと藤吉の寄席に出演してくれることになります。なので、北村笑店の寄席経営がうまくいきだすきっかけを作ってくれる人物になります。
見どころとしては、一度門下生の出演さえも断られたにもかかわらず、どのように文鳥本人が出演してくれるようになったのか。そのあたりが一番の見どころになると思います。
落語会の重鎮という役どころなので、その重みをどのようにキャストの笹野高史さんがだしてくれるのか。その演技も楽しみになりますね。どうしてもスカッとジャパンの笹野高史さんが頭に思い浮かんでしまいます(笑)