朝ドラ「あさが来た」のモデルの広岡浅子さんの三井家の親戚関係が評判になっていますね。広岡浅子さんと言えば、あさが来たのヒロインあさ(波留)のモデルです。その大阪経済の歴史上の人物の人間関係を相関図(家系図)としてご紹介致します。
広岡浅子さんの実家である京都の豪商三井家の人達!
6代目 父 | 三井高益(みつい たかます ) |
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5代目 祖父 | 三井高英(みつい こうえい) |
7代目 義兄 | 三井高喜(みつい たかよし) |
養女 | 三井春(みつい はる) |
四女 | 三井浅子(みつい あさこ) |
8代目 甥 | 三井高景(みつい たかかげ) |
※ 7代目の三井高喜は5代目三井高英の子で、6代目三井高益の養子となります。養女の三井春は、三井高喜の養子となっています。8代目の三井高景は、高喜の長男。浅子から見た場合は甥の関係になります。
浅子が9歳の時に、父の三井高益は亡くなっています。その後は、7代目の三井を継いだ三井高喜さんが父親のかわりになり浅子を育てています。
実は、広岡浅子さんは、父の三井高益さんの4女として生まれます。浅子以外は、すべて幼い頃に亡くなっています。母親については、浅子も異母姉妹の春もどちらもわかっていません。こちらの家柄がいずれ、日本の三大財閥のひとつである三井財閥になっていく家柄です。
朝ドラ「あさが来た」の設定は少し変えているようですね。あさ(波留)の姉であるはつ(宮崎あおい)は、異母姉妹という話になっていません。また、今井梨江(寺島しのぶ)さんがいますので、ここのモデルというのは、二人の母親がわからないので、不明ですね。
あさが来たでは、あさの実の弟とされる今井久太郎についても、実際には広岡浅子さんの甥という血縁関係になっています。なので実在のモデルとなっている三井高景さんとは若干の違いがありますね。
大阪随一の両替屋加島屋(広岡浅子さんの嫁ぎ先)
父 | 広岡正饒(ひろおか まさあつ) |
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母 | 広岡とら(ひろおか とら) |
長男 | 広岡正影(ひろおか まさかげ) |
次男 | 広岡信五郎(ひろおか しんごろう) |
三男 | 広岡正秋(ひろおか まさあき) |
長男の正影は、幼い頃に亡くなります。後継ぎは、三男の正秋です。広岡浅子の夫は次男の信五郎です。広岡浅子さんが嫁いだ先の人達の人間関係です。みなさん、ドラマの設定と同じになっていますね。
こちらはきっちりとモデルのままの形となっていますので、脚本家の大森美香さんも描きやすかったのかもしれませんね。
三井春の嫁ぎ先・大阪随一の両替屋天王寺屋(大眉家)
当主 | 大眉光重(おおまゆ みつしげ) |
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※ 大眉光重が三井春の夫になります。
こちらは、眉山惣兵衛(柄本佑)として描かれています。ただ意地悪な母の菊(萬田久子)さんと栄達(辰巳琢郎)の実在は誰なのかわからない状況です。
ただ、大眉光重は天王寺屋五兵衛を25歳で、亡くなった父の後を継いでしますが、明治になる時に倒産しています。
この辺りは、ドラマで描かれているとおりになっています。気になるあなたは、ドラマと見比べてみると「あさが来た」が益々楽しくなっていくと思います。今後、各人物のリンクを貼っていきますので、お楽しみください。
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