ひよっこ第53話の感想

松下さんが、撤去業者を説得し、時間かせぎをしています。みね子、時子、愛子さんが豊子を説得しようとしています。豊子は、しゃべり始めました、いや訴えています。

 

 

みんなと一緒に働きたい!涙を流しながら、”今まで何でも受け入れてきた。高校進学断念、集団就職、悔しかった、悲しかった、何で私だけが・・・”

 

 

豊子には、今回の倒産は受け入れられないのです。松下さんも、作業員のオジサンたちも、じっと聴いてくれています。”ここに来て、一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に悩んでくれる仲間は、初めてだった。

 

 

”豊子は、家族の愛情に飢えており、ここで家族以上の愛情を受けたのだと思います。幸子たち、みんな涙を流しながらじっと聴いています。豊子は、本当の自分の気持ちを言いたかったのです。

 

 

豊子の涙は頬を伝いこぼれ落ちました。私の涙腺もユルユルです。幸子、みね子、時子、澄子、全員くしゃくしゃです。そんな中、作業員のオジサンが時間切れを宣言しました。

 

 

松下さんが力ずくで止めます。そして、訴えまっした。”あの子の気持ちも解って欲しいです。中学を卒業し、たった一人で親元を離れ、初めて入った会社がつぶれるという悲しい運命にあっています。

 

 

同じ働く者として、解るでしょ・・・”愛子さんは、言いました。豊子ちゃんは、自分で出てきます。みね子は更に説得を続けました。”私だって、みんなと別れるのは嫌だ。

 

 

でも私たちがずっと忘れないでいれば、工場は無くならないよ、最後まで笑っていよう!”ついに、作業員たちが実力行使に出ました。松下さんが必死で阻止していますが、限界です。

 

 

さあ、豊子、どうする、みんなも君の気持ちは理解したはずだ!もういいだろ!ついに豊子が、自ら鍵を開け、出てきました。澄子が涙を流しながら、豊子を強く抱きしめました。

 

 

二人はお互いの友情を改めて確認できました。これで、一件落着です。そして設備、機材の搬出作業が開始されました。ほどなくして作業が終わり、社員たち全員でトラックを見送ろうとしています。

 

 

作業員の代表者は、帽子を取り何かを言いたそうですが、会釈だけで済ませました。解りますよ。この作業員たちも同じ働く仲間ですから、豊子の小さな”反乱”は、きっと解ってくれたはずです。

 

 

そして、社員達と一緒に働いてくれた機械たちは、社員たちに見送られながら、去っていきました。そのあと、最後の夕食に向かう社員達の後ろ姿に、松下さんは、深々と頭を下げました。

 

 

松下さんって、最初は冷たそうに見えましたが、本当は、社員思いの人情家だったんですね。そして、最後の夕食は、特別料理の”カレーライス”です。澄子は、何杯おかわりをするのでしょう?

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