とと姉ちゃん(87話)感想「花山が大工さん!?」あらすじ

このページでは、朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想あらすじをお伝えしてんね。その中の第87話のあらすじ・感想になります。タイトルは「花山が大工さん!?」やんね。

とと姉ちゃん87話のあらすじ

とと姉ちゃん86話のあらすじで、なんとか花山がペンを握らなくなった理由を聞き出せるように約束した常子。とと姉ちゃん87話はその続きからスタートしてんねな。

コーヒーはよく飲むのかと聞かれる常子。花山は母親がコーヒーを好きで、自分も好きになったと話すねん。そして、自分の家庭のことを話だす花山。

 

貧しい家で、生きていくのがやっとで毎日とても苦しそうな顔をしていたというねん。しかし、母の顔が平塚らいてうの青鞜を読み花山の母は明るくなったというねん。

それがきかっかけに、ペンで力のある言葉を生み出し、人を救ったり、人の役に立つ仕事がしたいと思ってペンを握ることにしてんね。やがて、戦地に向かったけど結核にかかり帰国をしてんね。

 

戦うことが人々のためになると思っていた花山は役に立てなかった自分をせめてん。そんな時に内務省に誘われペンを握った。これは運命だと思ったというねん。

それが人の役に立つと思って、ペンを走らせてんね。なんの疑いもなく戦争に勝つことだけを思って働いてきたというねん。

 

そして、8月15日にすべてに気付いたというねん。言葉には人を救う力があるとばかり思って、怖さの方に無自覚のままそれにかかわってきたと話すねん。

焼夷弾のことで例えて常子に説明する花山。焼夷弾は恐るるに足らず、そういった記事を書いたことで、子供たちや老人、みんなが逃げなかった。そのことで多くの人が死んでいった。

 

言葉は怖い。そんなこともわからず、言葉に携わっていた。そして、8月15日にすべてを知ったときにもう二度とペンは握らないと決めたと花山は心の底からいうねんな。

その花山の話を聞いて、常子はそれでもあきらめられないというねん。常子は、どうしても女の人の役に立つ雑誌をつくりたい。たくさんの女性が戦後の日本で、物もお金も仕事もない。

 

先行きの見えない日本で、必死に生きている。そんな女性の少しでも灯りをともせる雑誌をつくりたい。また来ると言い残し、常子はその場をさってんね。

そして、常子が小銭入れを落としていたのを発見した花山。せやけど、常子はもうその場にはいてへんかってんね。

 

近所の人と君子が話をしながら家に帰っててんね。雨漏りをして困っていることを話てんな。その隣の人もちょうど大工に修理にきてもってるから、小橋家にもよるようにいうと話すねんな。

お金の心配をする君子は、親戚だから安心するようにいうねんな。家に戻った君子のところを、花山が訪ねてんね。常子が落とした財布をもってきてん。

 

君子は大工と勘違いして、待っていたと家の中に入れるねんな。君子は雨漏りの場所を見せるねんな。お願いしますと言って、君子がその場を去ろうとすると何をお願い・・・という花山。

美子も戻ってきて、いきがかり上大工として花山が修理することになんねな。とと姉ちゃん87話のあらすじにつづく。とと姉ちゃん88話のあらすじにつづく

とと姉ちゃん87話の感想

とと姉ちゃん87話のあらすじをまとめると、花山伊佐次(唐沢寿明)が常子(高畑充希)になんでペンを握らなくなったかを話す回やってん。

そして、常子が落とした小銭入れを花山が小橋家にもっていくと、大工と花山が間違えられる回やってん。

 

それにしても、花山からしたらずっと刷り込まれてたことが違っているとわかった時のショックを考えるとちょっと泣きそうになりましたね。

私も、インターネットでこうやって毎日記事を書いていますけど、言葉の怖さをもっと自覚するべきなんだろなあって感じてんな。

 

今は、戦争が日本ではないけども世界ではあちこちで行われていますよね。国のためにと思って書いていたことが、逆に子供や老人たちを何人も死なせてしまったと思うと、本当に怖いやんね。

今も北朝鮮では、テレビやメディアなどで昔の日本のようなことを教育していますよね。

 

なので、今も住む場所が違っていたら同じようなことがされているんやなって思ったら、言葉は本当に怖いですよね。そんなことを考えれるというのが、花山のすごさのような気もしますよね。

お国に言われてたから仕方ないと感じていたとしても、それが普通なのかもしれへんけどね。そこで、立ち止まれるところが花山のすごさやってんね。そこに疑問を感じれる。

 

だからこそ、花山はペンを握らなくなってんね。せやけど、これを聞いた常子からすると余計に花山に編集長になってほしいって思うやろね。

花山だからこそ、お願いしたい。私が常子ならそう感じると思うねん。せやから、常子も諦めきれませんと話してんやんね。

 

この二人のシーンって激しいけど、感情がいっぱいでなんか楽しいんですよね。あと、最後に君子(木村多江)が花山のことを大工と間違えてどんどん話を進めていくところが面白かってんね。

美子(杉咲花)に大工さんなのに道具をもっていないんですかって言われたところは思わず笑ってしまってん。ここのシーンは、なんか君子ならではやなっておもってんな。

 

花山も案外はっきり言えないところがあるんやんね。なんか、いろんな一面を持っている花山はとても魅力的やんね。

厳しい男らしいところはあんねけど、案外言い出せへんところもあるみたいなところはなんか、人間味があって好きやんな。

 

後で常子が戻ってきたらどんな感じになるんやろか?もしかしたら、その前に天井がうまくいくかもしれへんな。とと姉ちゃん87話の感想はここまで。とと姉ちゃん88話の感想につづく

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